世界の軍事関係者の関心は防空システムに: ずくなしの冷や水

2019年11月18日

世界の軍事関係者の関心は防空システムに

ロシアのS-400を買ったトルコは、エルドアンがトランプからS-400破棄と引き換えに巨額の現金贈与を提示されたとか伝えられています。

トルコ以外の国も次々に導入意欲を見せています。それだけ威力がある。ミサイル時代に突入して防衛の要は地対空ミサイル防衛システムに移りました。

地対空ミサイル防衛システムでその優越性を示していたのがイスラエルのアイアンドームと呼ばれる防空システムです。ミサイルが飛んでくると迎撃用のミサイルが2発発射され、接近して破裂、破片で敵のミサイルを無力化するとされています。

このシステムは、イスラエルの企業が開発したものとされ、その技術が軍事関係者の関心を集めてきましたが、当然トップシークレット。迎撃ミサイルは、敵のミサイルの近くで破裂しなければ秘密漏洩防止のため自爆するとされていました。

ところが、先日、この迎撃ミサイルが自爆しないままガザに落下したのです。


これをどこが手に入れたか? 争奪戦が始まっているでしょう。この後の報道に注目です。

もともと空を高速で飛んでいる物に地上から物をぶつけるのは難しいことです。

2014年7月17日に、マレーシア航空17便撃墜事件がありました。撃墜に使われたのは地対空ミサイル、旧ソ連製のブークミサイルとの説もありますし、ウクライナ空軍の戦闘機だとの説もあります。

民間航空機が巡航速度で一定の方向で飛んでいれば、これを速度の速いミサイルで撃ち落すことは可能です。ですが、攻撃用のミサイルの速度は何倍も速い。そして飛行の方向性も変化します。

ですからミサイルでミサイルを打ち落とすのは、難しいのです。

ロシアのS-400は、高性能レーダーでミサイルの位置を把握し、高性能コンピューターで動きを計算して迎撃ミサイルに指示を出して敵の攻撃ミサイルに接近させているのでしょう。

しかし、イスラエルのアイアンドームの迎撃ミサイルは、地上からの遠隔操作よりもミサイルの内臓回路がミサイルの動きを規定しているようにも見え、その点では大変注目されるわけです。

日本が設置予定のイージス・アショアは、大陸から発射されミサイルをとらえて迎撃、撃墜するものですが、大陸から発射された弾道弾ミサイルが日本の上空に来る頃には、高度も高く、速度も上がっています。とても撃ち落せるものではない。もっと攻撃目標に近づいて高度が下がってからのほうが届きやすく、待ち伏せ可能です。

イージス・アショアは、未完成のミサイルシステムだとされますが、当然のこと。未完成のまま終わる可能性が強いです。カネだけ食って。

米国のパトリオットミサイルシステムは、イエメンがサウジの石油施設をミサイルで攻撃した際に一つも落とせませんでした。

とここまで書いたらビックリニュース
TASS@tassagency_enの2019/11/18のツイート
Russia, Saudi Arabia negotiating terms of implementation of contract for S-400 systems:
https://tass.com/defense/1089703

サウジならS-400 systemのオペレーションをロシアの兵士に委ねるはず。パトリオットを使った防衛システムで米軍兵士が駐留。呉越同舟で何からサウジを守る? イエメンのミサイルから?
posted by ZUKUNASHI at 01:41| Comment(1) | 国際・政治
この記事へのコメント
トルコはロシアから2800億円でS-400を買いました。最新のS-35戦闘機を20機ぐらい買う予定です交渉中です。ソ連時代の優秀な民族は、約600万人いたユダヤ人と550万人いたドイツ人でした。約3億人いたソ連邦の科学者の10パーセントをユダヤ人が占めていました。ソ連崩壊で、多くのユダヤ人はイスラエルへ帰って行きました。そしてイスラエルの軍事産業の発展に貢献しました。イランがこのミサイルを一番欲しがつていますね、コピー作りの名人ですよ。後は、中国がドローン軍用機をヨーロッパに初輸出しました。日本の兵器と核爆発原発はどこの国も買いませんでした。軍神安倍総理 頑張りました。 靖国万歳。
Posted by 西 亨 at 2019年11月17日 15:47
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