国内線航空機搭乗時の空間線量率: ずくなしの冷や水

2019年09月28日

国内線航空機搭乗時の空間線量率

2019/9のある日、某氏が携帯型空間線量率測定機を携行して飛行機に乗り込みました。午前10時出発のようです。滑走路を離れると同時に空間線量率がぐんぐん上がります。
CPMスケール上限200、μSv/hスケール上限0.3μSv/h。


某氏は、空間線量率がぐんぐん上がり始めたのでスケールを大きくしました。
CPMスケール上限500、μSv/hスケール上限0.6μSv/h。
某氏は器用ですね、マウスを持っていなくてもスケールを簡単に変えています。警報ラインを超えていますが、この画面ではたまたま警報の表示がありません。


警報の表示が出ています。最高値はCPMで166、1.066μSv/h。μSv/hのスケールは0.6が最高ですからグラフの線が天井に張り付いています。


巡航速度での水平飛行が続いています。


下降開始とともに空間線量率が下がり始めます。


10時50分過ぎに着陸したようです。到着先空港の空間線量率は少し高い。スケールが変更されています。CPMスケール上限200、μSv/hスケール上限0.3μSv/h。ここまでの空間線量率平均0.478μSv/h、ちょうど1時間ですから某氏の場合、この1時間、地上の5倍の外部被ばくをしたことになります。


市内に向かったところで少し高い値が出ています。


宿泊施設に入ったところで再起動されています。約1時間半経過。平均値がリセットされて0.127μSv/h、わずかですが高いほうでしょうか。某氏がこの間夜遊びに出て部屋にいなかったかもしれませんが。


次は帰路です。13時40分の出発、CPMスケール上限500、μSv/hスケール上限0.6μSv/h。最高233cpmが出ています。


スケール変更、CPMスケール上限200、μSv/hスケール上限0.3μSv/h。最大値、平均値共に復路のほうが高いです。14時40分頃に無事着陸されています。ご無事で何よりでした。


※ 2017/5/13午後北海道への空路を利用した方からのホットな情報。機内で測定。こちらは2年前でF1に近いところを飛んでいます。上の測定例で233cpmは1.412μSv/h。2.22μSv/hはもちろんあり得ます゜


水平飛行に移ってからSOECKSなどで測ったものは、そのフライトでの最高値に近くなりますから上のグラフを参考にしてフライト中の外部被ばくを推定することができます。

国際路線の乗務員の被ばくは当然大きくなります。山の頂点近くの線量率が長く続きます。

上のグラフは、搭乗時の全時間にわたって空間線量率を測定記録した貴重な記録です。この携帯型空間線量率連続測定システムがあれば、どこかへ出かけた場合の外部被ばくの増加度合いを簡単に把握できます。この機器は電波は発しません。

もう1件データがありました。



スケール変更、CPM最大500、μSv/h最大0.4


最大353CPM、2.139μSv/h。上のSOECKSの測定例とほぼ同じ。


スケール変更、CPM最大200、μSv/h最大0.3




スケール変更、CPM最大500、μSv/h最大0.5






機内で5μSv/hを記録された方もおられます。
2017年02月25日
東北の空は 線量率が高い

もう一つ読者の測定例です。1時間値ですから低くなっています。
posted by ZUKUNASHI at 19:11| Comment(0) | 福島原発事故
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