イエメンは残酷な攻撃をかけてきたサウジにアッパーハンドを確保した: ずくなしの冷や水

2019年09月29日

イエメンは残酷な攻撃をかけてきたサウジにアッパーハンドを確保した

※ mko@trappedsoldier氏の2019/9/16のツイート
サウジはイエメン戦争に負けた。イエメンのドローンや弾道ミサイルから、ライフラインを守る術を持たない。アラムコ攻撃に先駆け、フーシー軍は事前に情報を収集し、サウジ国内にいる者の協力も得て準備した。もしさらにイエメン攻撃を続けるなら、フーシーは攻撃を拡大する!
https://moonofalabama.org/2019/09/attack
注:このリンク先はセキュリティ警告が出ます。

上のmko@trappedsoldier氏の発言は誇大ではありません。

サウジの攻撃されたとされる石油施設の衛星画像です。出所はロイター
中央下に黒い煙のようなものがありますが、これに隠れた部分には貯蔵。精製施設とみられるものはありません。


上の画像の左上にタンクが8個並んでいるところがありますが、ここは Abqiaq Plant South Gate です。この石油精製施設の全体画像。Google Earth から。


アブカイクの町の全体像


さらに範囲を広げると、首都リヤドはアブカイクよりも近いことがわかります。パトリオットによって守られているはずですが、町全体を防衛できるか極めて疑問。


イエメンは、いつでもサウジ王宮を爆撃できるのです。前回石油輸送施設がイエメンのドローンによって破壊されたとき、サウジは米兵の派遣増員を求めました。

サウジの防衛は他国頼りなのです。イエメンであれだけ残忍なジェノサイド、幼稚園バスの爆撃など蛮行を繰り返してきたMbS。今頃恐怖に震えているでしょう。カショギの亡霊が現れている?

2019年09月16日
中東の緊張激化 軍事衝突があれば100ドル突破かに引用したFARSNEWSの記事に 

The Yemeni commander then addressed Saudi officials and underlined that the Yemeni Army is capable of hitting any target in Saudi Arabia at any time it wishes.

He then warned that another attack may be soon launched on Saudi facilities, and urged foreign companies and operators working at energy, power and other facilities to immediately leave the sites to avoid being hurt in the attacks.

とあります。サウジの建設工事などは外国企業に発注か、外国人労働者によって担われています。工事受注企業の従業員は浮足立ちます。雇用者たる請負企業は従業員に犠牲者が出れば、イエメンの警告にもかかわらず避難させなかったと責任を問われることになりかねません。

世界の最貧国の一つイエメンがどうやってサウジの仕掛けた戦争に戦ってきたか、サウジが米英仏から輸入した戦闘機をはじめとする武器、これらの国が派遣した操縦要員を使い苛烈な空爆を遂行する中で、イエメンがこれに耐えてサウジに報復できたかは、注目に値します。

イエメンが戦闘機を飛ばしたという情報はありません。勇敢な戦士、ミサイル、そしてドローンが主力です。

現代の戦争ては、戦闘機の出番は少ないのです。最近ではカシミールでインド、パキスタンが戦闘機を飛ばして撃ち合いをしました。

他にはバルト海などで敵国の航空機の識別活動がしばしば伝えられます。

シリアでは、ロシア、シリアの戦闘機が爆撃を続けていますが、これは「地上軍」しかいないテロリストが相手ですから効果が上がるのです。
@ 衛星やドローンによる偵察活動、標的の確認
A 戦闘機による爆撃、ミサイル攻撃
B Aと並行した地上での迫撃砲などによる攻撃

シリア、イラクでは米国同盟の戦闘機がずさんな爆撃を繰り返して民間人に多くの犠牲者を出しています。

一方、イエメンは衛星利用の標的設定はないはずです。
@ 既知のデータを主としたインテリジェンス情報による標的設定
A ドローン、ミサイルによる攻撃
これだけです。

イランもミサイルを重点開発、戦闘機も自国産に成功しましたがかなり小型のものです。そしてイランの場合は、高度な地対空防衛システムを開発、配備しました。

イランは威力誇示の狙いもあってイラン国内からシリアのデリゾールに弾道ミサイルを発射しテロリスト拠点ビルを破壊しています。ミサイル1発だけの画像しか公表されていませんが、なかなかの精度です。航空母艦なら外すことはないでしょう。

北朝鮮がミサイル開発に取り組んできたのは防衛戦略としては当然です。大国の物量作戦に対抗するには心臓部に一発で攻撃を決めることしかないのです。イエメンも北朝鮮も同じ戦略です。

そういう力がないと米欧の侵略を受けるという過去の教訓があります。イラク、リビア。ボルトンは北朝鮮に対してリビア方式をとる、つまりキンジョンウンを捕らえて斬殺する戦略に言及し、北朝鮮の反発を買い、国際世論も驚きました。

日本のF35戦闘機の大量買い付け、これは時代錯誤もよいところ、笑っている国が多いでしょう。欠陥戦闘機ですでに自衛隊パイロットに犠牲が出ているのに。

ロシアや中国との衝突を想定して防衛体制を固めるのなら必要なのは、S400のような柔軟な対応ができる高性能な地対空防衛システムです。

ロシアは、米国が先制攻撃してきたら発射地点だけでなく関連施設を報復攻撃すると公言しています。米国がロシアを攻撃したら日本の米軍基地にミサイルが飛んでくるのです。パトリオットは性能が低く、トルコはS400を選びました。

米軍基地の周辺は、米軍が基地を守っているから安全? とんでもない、逆です。オスプレイが落ちるかもしれないということは別にしても、日本で一番危険なところは原発周辺と米軍基地の近くです。

・・・・・

ホーシスが、サウジ領の南部でサウジ軍約3500人を殺傷ないしは捕虜にしたと発表しています。高級将校も含まれていると。
RT2019/9/29
Yemen’s Houthis claim ‘senior Saudi officers’ among captured or killed in major operation near Najran
Houthis have launched a major operation against Saudi forces near the kingdom’s southern region of Najran, capturing or killing a significant number of troops, their spokesman said. Riyadh has yet to confirm or deny the claim.

In a televised address on Saturday, the group’s spokesman said they'd inflicted heavy losses on the Saudi forces, capturing several high-ranking officers and a large cache of weaponry, including armored vehicles. He also claimed several hundreds of Saudi troops, including some high-ranking officers, have been killed or taken prisoner by the Houthis.

So far, no confirmation – or denial – of the major attack has been produced by Saudi Arabia.

The alleged casualties were inflicted on the Saudis during an operation dubbed ‘Victory from Allah,’ which was launched two days ago, the Houthis claimed. They added that three “enemy military brigades had fallen” in the attack that was conducted with the support of missile, drone and anti-aircraft units belonging to the group.

Footage has surfaced showing an entire caravan of supposedly captured vehicles, with shots ringing in the air and a man constantly shouting “Allahu Akbar.”

画像は至近距離から撮られています。戦いが終わった後です。兵士が興奮しています。待ち伏せ作戦が成功です。




※ mko@trappedsoldier氏の2019/9/29のツイート
27,000人のサウジ傭兵軍、小隊全部が捕虜になり、数百人が殺害された! 数千人の捕虜どころではない? ビンサルマンはどうする? 米CENTCOMは? もっと増派してイエメン軍の餌食になる?
posted by ZUKUNASHI at 19:41| Comment(1) | 国際・政治
この記事へのコメント
イエメンのサウジ攻撃での衛星利用の可能性は、有りますね。今の米,露、中の一般人に開放しているGPSの精度は数十センチです大きな攻撃目標は、利用できます。米国の空母機動部隊は、戦闘態勢に入れば時速60キロで動いています。この移動する空母機動部隊を弾道ミサイルで攻撃するのは、不可能ですよ。中国軍が、対艦弾道ミサイル(DF-21D、DF-26)を配備していますが、実験で成功した話は聞いていません。自衛隊が開発費1兆5000億円かけて日本のステルス戦闘機を開発するらしいですよ、馬鹿でかんぜんに狂つています。自分たちの退職後の天下りさき確保のためですね。女と子供まで動員して米軍侵攻の盾に使つた沖縄戦を思いだしますね。軍神安部総理、間抜け売国奴2世 靖国万歳3。
Posted by 西 亨 at 2019年09月30日 06:07
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