移動式放射能・電磁波測定ダブルセットの出荷準備: ずくなしの冷や水

2019年05月18日

移動式放射能・電磁波測定ダブルセットの出荷準備

携帯型の移動式放射能測定システムは、Windowsタブレットパソコンを使ったシステムが一つありますが、この機械は管理人に似て徘徊癖がとても強く、一度家から出るとなかなか帰ってきません。

まあ、使い物にならないと罵声を浴びて追い返されないだけよしとしなければならないのでしょう。ここにきて、汚染土の拡散懸念もあり、このシステムの需要が増えましたので手元にある機材の有効利用でもう2セット作りました。今回そのうちの1セットを試用に供します。

電磁波測定機も需要があります。ただ、これは使い方が難しいのです。とにかく電磁波の水準はめまぐるしく変わりますので、これは何だと思っているうちに原因不明で終わることが多いのです。

このため、電磁波測定機の画面を静止画像で記録し、時刻を使って場所を特定して特異な値を把握し、原因施設などを調べられるようにしました。システムの開発、改善にこの半月ほどかかっています。こちらは、完成間際に堀ちえみさんのお宅で電化製品が次々に壊れるという話があり、俄然読者の関心も高まりました。

2019年05月05日
IT機器は個人の安全確保に欠かせない 電磁波測定結果記録装置完成

2019年05月15日
電化製品が次々に壊れていく件 これ怖いな

ようやく前々から希望が寄せられていた読者にお渡ししてテストしていただく運びとなりました。感慨ひとしお! というほどのことでもありませんね。

最後の作業がマニュアルを書くことです。いつもこれを書いていると、充足感とともに、不安が沸き上がるのです。だって、マニュアルをろくに読まない人が多いんです。私の作るマニュアルがわかりにくいんですよね、きっと。

マニュアル
1 ツールボックスを開けるには別途お送りしたカギを使ってください。開けるときは、時計と反対回りで最後の4分の1に力がかかります。
 開けた直後にスマホなどで詰め方を記録しておいてください。返送時に楽です。

2 機械セットを取り出し、一つずつケーブルが外れていないか緩んでいないかを確認し、キーボードパソコンの裏面にあるPOWERボタンを押して電源を入れてください。出荷前に充電してあります。

3 放射能測定セットの稼働テスト
(1) 放射能測定セットで小型モニターを使います。添付のケーブルでそれぞれHDMI端子とUSB端子をつないでください。USBケーブルは電源供給のみの役割です。スイッチはありません。つなげば映るそれだけです。
(2) キーボードパソコンは放射能測定器がつないであれば、電源オンだけで動き始め、モニターに画像を映し出します。この画像は5分ごとに
マイクロSDカードに保存されます。
(3) 画像のファイル名は時刻ですので時刻ごとの場所を記録してあればその場所でどれほどの空間線量率であったかを後で確認できます。

4 電磁波測定セットの稼働テスト
(1) こちらは小型モニターは使いません。HDMI端子は使えますが、USB端子がふさがっています。
(2) キーボードパソコンは電源オンだけで動き始め、カメラの画像をマイクロSDカードに10秒ごと記録し始めます。このとき、電磁波測定器の丸いボタンを押すことを忘れずに。
(3) 画像のファイル名は時刻ですので時刻ごとの場所を記録してあればその場所でどれほどの磁界、電界、高周波であったかを後で確認できます。
(4) 電磁波測定器が動いているかは、電磁波測定器のカメラが入っている側のプラスチックが透明な部分から覗いて見ることができます。電磁波測定器のオートパワーオフは止めてあります。キーボードパソコンも同じです。

5 稼働テストで疑問の点がある場合
(1) 稼働テストで動かないなどの疑問の点があれば、メールで照会してください。
(2) キーボードパソコンをインターネットに接続しないでください。
(3) キーボードパソコンの内部設定をいじらないでください。インストールし直しになります。電源オンで自動稼働に設定しているため、少しパソコンを扱い慣れていると言っても簡単にいじれるような設定ではありません。

6 測定本番前に
(1) 添付した充電器でしっかり充電してください。フル充電ならともに4時間くらいは確実に連続稼働します。
(2) マイクロSDカードが挿入されていることを確認してください。
(3) 両セットともに、持ち運びに便利な何か適当な袋に入れて携行してください。

(4) 屋外で測定する場合は、スマホまたはデジカメを携行し、時刻と場所が記録できるようにしてください。

7 測定本番 放射能測定セット
(1) 放射能測定セットは、原則として袋の中に入れたままにし、袋の中で動かす必要はありません。同じ高さで持ち運ぶことにより比較が意味あるものになります。
(2) 特に空間線量率が高いところで、ベータ線の密度が高いと疑われるような場所では、測定器を袋から出して直置きして測定してください。ただし、汚染を家に持ち帰らないようご注意ください。

8 測定本番 電磁波測定セット
(1) 電磁波の測定は、お住いの家の内外が重点です。家から離れた送電線の根元の電磁波が強く、健康影響を懸念して市役所に通報しても相手にしてくれません。
(2) 電磁波の測定の際には、手提げ袋からカメラと測定器の入った箱を取り出し、測定器を対象物に近づけて測定します。
 詳しい測定を要するポイントの解説は、現在蓄積中の測定例の記事を見て参考にしてください。
 家の中にトラテープ(立ち入り禁止の場所を囲む)を張ることを真剣に検討されたお宅もあると伺っています。そんな例もあります。

9 測定後
(1) 測定が終わったらキーボードパソコンの電源を落とします。モニターがありませんので、キーボードのウィンドウズマークとXキーを同時に押し、一息おいてからUキーを押し、もう一呼吸おいてからもう一度Uキーを押します。10秒ほど待つと電源ランプが消えます。
(2) 次の測定に備えて充電器で充電してください。
(3) 測定結果を画像で確認したい場合は、マイクロSDカードを取り出し何らかのアダプターを介してパソコンに接続し、フォトなどのソフトで見てください。連続的にスライドショーのように見ると便利です。
(なお、マイクロSDカードの中身をパソコンで見る方法がない方には、荷物返送後管理人が画像を取り出し、CDに焼いてお送りすることもできます。)

10 返送
ツールボックスに送付時と同じように収納し、カギをかけて返送してください。カギは普通郵便で送れます。

・・・・・・

機械の試運転は完了していますから、さて輸送手段と思ったら、予定していたABSツールボックスがありません。今日は急遽それを手当てに走りました。これから梱包です。マイクロSDカードの変換アダプターもいるかな? 

至れり尽くせりが売りなんすよ。

あれれ、コンパクトなABSツールボックスにしたら1セットしか入らない。もう一つはどうしよう。どっちのセットが高いかな。
posted by ZUKUNASHI at 19:51| Comment(0) | 福島原発事故
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