もんじゅの近くでは空間線量率の変動が大きい: ずくなしの冷や水

2019年10月08日

もんじゅの近くでは空間線量率の変動が大きい

最近運用を始めた空間線量率の変動状況検出システムでは、南魚沼や敦賀市白木・立石の変動が大きいです。もんじゅが近くにあります。
次は規制委員会が測定した10分値。2019/4/1から4/6。


4月初めの変動が大きい時を除いて10分ごとの値の変化を見ます。2019/4/4から4/6。10分の平均値が0.008μSv/hも上がったり下がったりしていることがわかります。


もんじゅから海を挟んで北にある越前町の測定値。0.008μSv/hも変動していません。


なぜこうなるか。原因は一つだけ。放射性物質が頻繁に流れたり流れなかったりしているということです。簡単に言うとしばしば放射性物質が放出されている。しかも毎日、24時間。

もんじゅの影響範囲は広いです。名古屋は完全にその影響圏。岐阜県は言うまでもありません。

でもおかしいんですよね。規制委員会のMPはガンマ線しか検出しないはずなのにガンマ線源が何でこんなに大きく変動する? 何が出ているんでしょう? もんじゅは廃炉が決まって慎重に燃料取り出しの作業をしています。燃料取り出しが終わるまでこの状況が続くということですね。

※ 内田 @uchida_kawasaki氏の2019/6/10のツイート
@haruhasiSF @tossact @makomelo @oshidorimako @33utakichi ツイートをまとめました。問題ありましたら対応しますのでご連絡ください。

2019.6.10 第22回もんじゅ廃止措置安全監視チーム|東電会見 #クロソイ #まとめて分析 #1号機内部調査 #おしどりマコ・ケン

※ 春橋哲史(福島第一原発事故は継続中) @haruhasiSF氏の2019/6/10のツイート
もんじゅの炉心燃料の取り出しが遅延した理由も明快に説明せず、何を訊いてもグスグズ言うのが原研機構の特徴。聞いていて、後ろ倒しになった予定すら守れるのかどうか、不安になった。

・・・・・

敦賀半島にあるMPの測定値の絶え間ない変動は続いています。

2019/5/31は一宮で空間線量率が上昇。上昇幅は0.018μSv/hに達しました。


近傍MPの動きを勘案すると、敦賀半島から出た放射性物質は、山を超えて琵琶湖の北に至り、南下、関ケ原を経由して大垣、一宮へという器用な動きはしていませんね。伊吹山地を南東方向に越えてきている。


そして、揖斐川町で平地に出ても気流の高さがあるため同町のMPでは検出されず、さらに南下、降下して一宮辺りでMPに捕捉されるということなのだと思います。伊吹山地の上にダクトが架かっている感じでしょうか。


それゆえに尾張西部で局部的にSOEKSで異常な空間線量率が検出されたり、東海道線の運転手や車掌が腕のマヒなどを訴えたりする現象が起きているのだと思います。キセノンです。キセノンは空気より重いために特に風に乗らなければ次第に地面に近づいて這うように漂います。

仮にこの管理人の推定が正しいとしたら、愛知県地方はこれからも敦賀半島発のキセノンなどの襲来を受けることが続くでしょう。気体の放射性物質を溜め込んで処理する施設を作るには多額の費用が掛かるでしょう。最初から作っていないのに廃炉が決まった施設でそんな金をかけるとは思えません。

また、愛知平野は三方を山に囲まれた比較的小さな平野です。このため風が弱いときは平野に流れ込んだ、あるいはそこで発生した汚染物質は長時間滞留するのではないでしょうか。愛知県南部の町ではいつもSPM値が高いところがあります。

だいぶわかってきました。ただ、一宮のMPについては一時じりじりと空間線量率が上昇した時期があります。ガンマ線源です。あれも敦賀半島から飛んできたのか、あるいは別の飛散源があったのか、これはまだわかりません。

2019/10/8、敦賀市のMPが大きく上昇。愛知県の一宮も上がっています。


2018年07月27日
愛知県一宮市にはセシウムは降らなかった?

2019年04月09日
もんじゅは日ごろ何を出している?

初出 2019-04-07 11:34:33 追記 2019/5/31 2019/6/11
posted by ZUKUNASHI at 13:12| Comment(3) | 福島原発事故
この記事へのコメント
こんにちは。
福井の原発群の近くを過去何度か通過したのですが、信じられないほどあの辺りは線量が下がります。
RADEX1706でさえSBM-20-1の自己ノイズのみの0.06〜0.07になり、最初は故障かとおもいました。
しかし新潟のとある地域も同じで、実際超低いのだなと。
自然放射能マップではそこまで出ていないのですが、現地は実際に放射能がほとんど反応しない土地になります。
何か、放射能を分解する薬剤でも蒔いたのかと思う程です。
なので逆に、微妙な線量上昇時は他の地域より鋭く反応して見やすいと思われます。

Posted by S at 2019年04月07日 15:47
>何か、放射能を分解する薬剤でも蒔いたのかと思う程です。
その「薬」は、100mもある煙突と風のある時しかその煙突を使わないという運用でしょうね。
Posted by ZUKUNASHI at 2019年04月07日 17:44
アウトドアを楽しむなら、地元名古屋でよりも福井の原発の足もとで遊んだ方が被曝リスクが下がりそうというのは皮肉な話ですね。知れば知るほどただでさえ日本の不動産価値なんて無いに等しいけど、フクイチからの風向きだけ見ているのは片手落ちで、日本海側からの風向きも含めたら愛知岐阜エリアの汚染は途切れることがなく、土地の資産価値は全く無いですね。ましてやそこで子育てなんて百害あって一利なし。いまだに関東東北から愛知エリアに移住する方は途切れませんけど、実際にはこの土地は避難移住にはふさわしくなく、なぜこのエリアに?とお気の毒に感じてしまいます。
Posted by 名古屋在住 at 2019年06月12日 10:25
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