F1 2号機から放射性物質放出続く 警戒を強めよう: ずくなしの冷や水

2019年03月31日

F1 2号機から放射性物質放出続く 警戒を強めよう

F1 2号機は圧力抑制室で爆発がありましたが、建屋は大きく損傷しないで済みました。2号機の原子炉建屋は、3号機の爆発時に衝撃でブローアウトパネルが吹き飛んでいます。

当初F1の事業主体は、ラッキーだったと受け止めていたようですが、その後この部分を塞いでしまいました。建屋内に充満する放射性物質の量を減らす上ではブローアウトパネルの部分が開放されていれば、放射性物質が外に出ていく、その分内部の濃度が低くなって作業がやりやすいとの期待があったのでしょう。

ですが、収束作業のめどが立たないほどに内部の汚染は強く、ブローアウトパネルの開口部から放出される放射性物質の量が膨大であるために事業主体はこれを塞いだものとみられます。

2号機のブローアウトパネルの部分に送風管のようなものが見られる。


事業主体はF1からの放射性物質の放出量は2号機が最も多いと述べていたことがありました。

凍土壁が作られていますが、今の寒い時期は壁が凍結して遮水効果が出ているはずとの見方があります。仮にそうであれば、凍土壁の内部は水分が減り、温度の上昇がありうることになります。

2号機の周りで見られる異変は、そのような土中環境の変化を示すものかもしれません。

事故から8年経過しても依然として大量の放射性物質を放出し続けている、ということですからこれはこの先さらに何年も同じような状況が続きうるとみなければならないでしょう。

2019/3/28にみられたようにプルームが再び関東を襲うことがありうるわけですし、降下物も多い状況が続きます。

2019/3/28の関東での一部地域の空間線量率の上昇は、2号機由来の放射性物質であるとは確定できません。しかし、曲りなりにカバーのある3号機、4号機とは異なるはずです。カバーを取り外した1号機由来ということもあり得ましょうが、カバーを外したことは放射性物質の放出が少なくなっているとの判断があったものとみられます。

2号機からの放射性物質の放出量の変動を把握推定する手段はありません。私たちにとっては、何号機起源であっても自分の町に飛んでくることは御免です。F1からは、これから何年も放射性物質が飛んできて吸気被ばくを引き起こし、降下沈着して放射性物質を積もらせることになると警戒を強めることにしました。

2019年03月30日
F1 2号機から放射性物質大量放出続く

2019年03月30日
F1から放射性物質の放出が続いています マスク必須

posted by ZUKUNASHI at 23:19| Comment(0) | 内部被曝防止
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