福島中央テレビはここから福島第一原発事故を見ていた: ずくなしの冷や水

2019年02月26日

福島中央テレビはここから福島第一原発事故を見ていた

※ bee-media「原発爆発」映像が呼び覚ます「3.11」の実相
倉澤 治雄 2019年2月23日 サイエンス
の記事を参考にして福島第一原発の爆発の状況をとらえたテレビカメラの設置場所を突き止めた。



当初、情報がなかったことに加え、地図の精細さが欠けていたためわからなくて諦めていた。

Google Mapから 3D画像です。高さがわかります。コントロールキーを押しながらマウスを操作すると山の形や福島第一原発サイトの見え方が変わります。


ここのカメラで撮影した画像です。約16.5km離れていますが、気象条件によってはよく映ります。


2015/11/3の画像




この位置であれば、テレビ画像で4号機の南側と西側の2面が映ったことそしてその角度と整合する。

3号機爆発の際、噴煙が右に流れたように見えたが、この位置からすれば海側に流れたことになる。

なお、このテレビカメラの設置場所は最近変更されたとの説もある。

現在の画像。
JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE)

ここにはもともとテレビやFM放送の送信所がありました。
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/283520/www.ttb.go.jp/hodo/h1910-12/images/1127a1004.pdf


以下、国土地理院の地図サイトを使っています。設置地点は海抜700mある。

http://maps.gsi.go.jp/?z=5#16/37.297126/140.917264/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

地理院地図は等高線が表示されます。
600mの等高線の内側を水色に塗った。+マークが設置場所。浜通りの広い地域を見渡せる場所であることがわかる。


断面図を描くこともできます。


福島中央テレビの技術職員が撮影した現場の画像。鉄塔のかなり高い位置に取り付けてあったことがわかります。

https://job.rikunabi.com/2019/company/r131230088/blog/detail/12/から

ここに設置されていた「原発爆発」映像を撮影したFCTのアナログカメラの画像が冒頭の記事の中にあります。大きな超望遠レンズを使っていて図体が大きいです。



上の3号機爆発から約1時間後に桑原氏が、5km地点から撮影した画像です。


4号機の爆発


JNNはこのような画像をいまだに公表していませんね。

・・・・・

子供さんにこの記事を解説しながら、まず、Google Mapの使い方を教えてあげたらどうでしょう。自宅の近くがいいかもしれません。そしてストリートビューの使い方も。知らない道をドライブできます。もちろん交通事故の心配はなし。

少し高学年のお子さんには、地理院地図
機能が増えています。断面図はとても便利です。

あと地図関係では送電塔嫌いな女性読者が感涙にむせぶほどに感動したという塔マップ

水害時の備えに役立つFlood Maps

台風時だけでなくこの先の気流の流れがわかるEarth

ホワイトフードのマップも貴重な情報源です。

ゲームよりよほど面白いことに気づかせましょう。
posted by ZUKUNASHI at 16:35| Comment(2) | 福島原発事故
この記事へのコメント
こんにちは。
富岡中継局
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/283520/www.ttb.go.jp/hodo/h1910-12/images/1127a1004.pdf
UHF6波(100W)とFMが1波(10W)出ており、南相馬南部からいわき市北部までをカバーします。
ここがあの映像の撮影場所だというのは、震災後すぐに海外の方が突き止めて(さすが!と思いました)ネットに流れていました。
行ってみようかと思いましたが、線量が高くやめました。
Posted by S at 2019年02月26日 09:50
もっと平地に近いところかと思っていましたが、山の中ですね。
こんなところにUHFの送信元があったとは想像しませんでした。
Posted by ずくなし at 2019年02月26日 10:07
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