延岡市、バルーンの位置が延岡保健所。Google Mapから

延岡保健所
周りは官庁と学校です。放出源になりそうな施設は見当たりません。写真中央がモニタリングポスト。Google Mapから

環境省の環境放射線データべースから1日値。2016/2/11に段差があり低下していますが、施設の移動か更新でしょう。

その後長らく50nSv/h程度で推移してきましたが、2018/8になって大きく上げています。
2018/5からの推移は次のようになっています。1日値です。8月と9月に二段で上げています。その後も若干上昇傾向です。

規制庁放射線モニタリング情報のサイトから10分値を取り出しました。

2回目の水準上昇は、2018/9に起きています。

日中変動が大きいのですが、通常は気温の上昇とともに線量率が上がります。ここでは気温が低い時間帯に線量率が上がっています。

放出に人為的な要因がありそうです。
次は規制庁のサイトにあるグラフを転載。1日、1週間、1か月です。



宮崎県は2018/12/26は昨夜来弱い雨です。宮崎市でも上がっていますが降雨の時間の違いによるものか、別の要因かは気象と照らし合わせないとわかりません。

管理人には、まだ原因について見当が付きませんが、原因不明なまま数か月の間に0.02μSv/hも空間線量率が上がるのはとても困ったこと、健康被害に結び付く恐れのあることです。私の住まいでもこの秋に空間線量率が0.006μSv/hほど上がりましたが。
0.02μSv/hの差は平米当たりのベクレル数では5,520ベクレルの差になります。
この数値は、2013年02月15日 汚染状況の物差しの算式を用いて計算したものです。
地表にそれだけの放射性物質が追加的に降下したということです。10cm四方では55ベクレル(崩壊)、3cm四方ですと5ベクレル(崩壊)増、1分間では300崩壊増ですからMAZURで測定すれば検出率5%として1分間で15本入感放射線、cpmが15増えます。降下前と降下後では変化がわかります。
ベクレルは、1秒間の原子の崩壊数を言います。その際に出る放射線は超ミクロの原子から四方八方にランダムに飛び、方向は定まりません。
放射能測定器は、それが持つ検出器に当たった放射線だけをカウントしますし、すべてのエネルギーの放射線を検出器が検出できるわけではありません。エネルギーの低い放射線には反応しない部分があるからです。
平らな地面に均等に放射性物質が降下しているとすると、それに測定器の検出器を当てても放射線の半分は測定器のある側と別の方向に飛びますし、放射性物質が測定器のある側に出す放射線も小さい検出器に当たらなければなりませんから検出できる分はごく一部です。
検出器に当たった放射線もエネルギーが低くて検出器が検出できないものもあることから、上の例ではMAZURの検出率を5%と置いています。
管理人の自宅の例では夏季を通じて東京湾から南風が運んできた放射性物質、あるいは浜通りからの秋の風が運んできた放射性物質かいずれかによる追加的な降下があったのではないかと考えています。
宮崎県は今は核関連施設はないはずです。何が原因でしょうね。
延岡の5月と9月の湿度と風速を見るとその傾向があるようです。
調布に関していえば、風向きはあまり影響ないように見えました。
湿度は汚染を集めると思います。
そうですね、2018/12/31から2019/1/1にかけても未明に上がっていますね。
風向きに関しては、地表と上空では大きく違います。遠距離の原発の放出物は地表の風向き風速とあまり関係なく飛んできて降下します。
横須賀市 舟倉も昨日から今朝にかけてわずかですが上がっていますね。深夜や荒天の際の放出は多いです。