2017年の11月初めに東京の街を歩いた人が次の経験をしたそうです。
1つだけ不思議なことがありました。ガイガーカウンターを眺めながら歩いていると、時々線量が跳ね上がるんです。道路に溜まっている汚染物質が人の動きで舞い上がっているのかもしれません。交差点で人とすれ違った時、歩いていて0.08〜0.1くらいの数値を乱高下しながら示していたSOEKSが一瞬0.23μSv/hくらいの数値を出しました。誤検知かと思いましたがその後帰宅して以降はそのような動きをすることはありませんでした。
どうやら人混みは放射能汚染物質が舞い上がっている可能性があるようなので確かに避けるべきですね。
・・・引用終わり・・・
読者から人と比較的近接した場で高い線量率を記録したとの経験を伺ったのは2例目です。
2018/4、千葉の観光地に行った方が、帰宅後衣類や靴から高い放射能を検出した例があります。タートルネックのフリース→0.38〜0.29μSv/hなど。しかし、これは測定器を衣類に密着させ時間をかけて測定した結果です。
濃厚汚染地帯から都会にたとえば遊びで出てきた方の身体や衣服からすれ違っただけで0.23μSv/hが検出されることはまずありません。
上のすれ違い時の高線量率は、すれ違った方が甲状腺の放射線治療でヨウ素を服用された方であるためと考えられます。
もう1例は2014/2ですから早い時期です。
※ 横浜にお住いの読者が所用で東京まで電車で往復した日、携帯していた線量計の日平均線量が0.542μSv/hという高い値が出たと伺ったことがある。2014/2のこと。これは甲状腺がんの手術の後放射性ヨウ素を投与された方が電車に乗り合わせ、その方から強いガンマ線が出ていたことによるものと推定されます。電車の中でヨウ素131を投与された人の側、線量率が25μSv/hの席に30分いたとすると12.5μSv、それ以外の時は0.08μSv/hで23時間半で1.88μSv、合計14.38μSv、24時間で割ると0.599μS/hとなる。日平均で0.542μSv/hはありうることになる。
2018年12月19日
人込みでは高い放射能を出している人に遭遇することがあります
posted by ZUKUNASHI at 13:19| Comment(1)
| 福島原発事故
道路の塵で線量が上がったのではなかったんですね。原因がわかったので安心したと同時に、放射線を出していた方が心配になりました。