神奈川の人口動態が悪い原因はこれか: ずくなしの冷や水

2018年12月05日

神奈川の人口動態が悪い原因はこれか

お断り:この記事は、管理人がこの7年間に収集した情報の中から適宜関係するとみられるものを選んで掲載、推論しています。個々の情報は極力正確に記録するよう努めてきましたが、その解釈や分析については、専門家の助言やチェックを受けていません。その点では、専門家の目から見ればいろいろな問題を含んでいるでしょう。この記事はそういう性格のものですから、ご理解の上でお読みください。

2018/12/3、調べ物をしていて、たまたま貴重な記録を見つけました。

鎌倉市内、2011/4/11、アルファ、ベータ、ガンマ込み。11.09μSv/h。


出典
福島原発事故1ヶ月後鎌倉市内の放射能計測値通常の約100倍以上

https://www.youtube.com/watch?v=mYHx1Qw7UEg
DynamiteKidney
2011/04/13 に公開
福島第一原発事故一ヶ月後の4月11日鎌倉市内住宅地の排水口付近で放射線濃度を測定、雨水が集まる所は通常よりかなり高い数値を計測、γ線は若干だが、β線は通常の100~200倍の高い値、恐らく放射線ヨウ素131と放射線セシウム137のものと思われるが実際の放射線核種は不明。かなり広い範囲の土壌が満遍なく汚染されていると思われる、又雨水が集まる所等がホットスポットになっている。その他の場所でも排水口周辺は高い値であった、排水口以外では壁の値は約0.3〜0.7μSv/hであった、アスファルト等平面の場所では約0.7〜2μSv/h程度であった、雨水の集まるところはそれより若干高い印象。今後はその様なデータの動画も録ってきたいと思う。

@ ガンマ線、X線のみの測定で通常は0.05μSv/h程度。 この動画では最大0.74μSv/h。
A ベータ、アルファ込み 最大11.09μSv/h
B 石垣の下でベータ、アルファ込み3μSv/h程度。
C ベクレル数では、最高146.7ベクレル/cm^2

・・・引用終わり・・・

この方の測定は、福島第一原発事故から1か月経過していない時点ですが、放射性ヨウ素は8分の1以下に減っています。短寿命の核種がまだ崩壊途中にありその放射線をとらえているとはいえ、ベータ、アルファ込み 最大11.09μSv/hはすごい数値です。屋根の排水がここから流出したようですから濃度が上がり、汚染度合いが強くなりますが、これだけの数値はなかなかありません。

そして、それ以上に管理人が注目するのは、線量率のうちベータ+アルファの割合が94%を占めることです。

管理人のMAZURを使った調査では、すでに7年近く経過した
時点ではありますが、濃厚汚染地帯で測定するとベータ+アルファの割合は7割程度が多いです。

福島第一原発事故後に神奈川県を襲ったプルームは、アルファ線源とベータ線源が多かった?

仮にそうだとしておきましょう。

次は、藤沢市の個人の方が測定した空間線量率です。使用した器械の機種は不明ですが、ベータ線も検出できるものでしょう。0.5μSv/hとか0.6μSv/hが出ています。



このグラフに注書きしてありますが厚木基地で2011/3/15早朝に5μSv/hを検出したという情報がありました。他の測定例と比較して格段に高いのでこれもベータ線込みと見られます。米国ではベータ線を含めて測定するのがスタンダードだとされます。

もう一つ、米国、米軍が測定したデータは連続的、体系的ではありませんが、公表されたものの中には著しく高いものがあります。次もその一つ。3/22に0.7μSv/hを検出しています。平均的には0.2μSv/hを少し超える程度。

期間は、2011/3/22の8時8分から3/30の7時まで。日時は連続していない。


この程度の水準は、藤沢市の個人の方も検出しています。3/16朝。


米軍の測定地点は、次のマーカーの点です。町田市、大和市の南、綾瀬市に近く、南には藤沢市。藤沢市から少し西に行けば茅ヶ崎市で神奈川県の空間線量率はここで測定しています。


鎌倉市の位置。


次は、最も早いWSPEEDIの推計値。2011/3/15午前10時時点


東京近辺での2011/3/15の空間線量率測定結果として知られるのが、2011/3/15の朝、台東区のマンションで空間線量率を測定されたRyozo SAITO氏がアップしてくれた動画です。

2017年08月05日
健康被害の原因は圧倒的に内部被曝 2011/3の千葉県北部・東京東部の空間線量率はそんなに高くない

プルームが流れてきた最中の3/15午前9時40分頃、インスペクターが1μSv/hを示しています。
動画では分かりませんが、おそらくベータ線、アルファ線込みと見られます。ただピークは短くその後短時間で空間線量率は低下しました。

これに比べると、神奈川県下の空間線量率の上昇持続時間が極めて長いことがわかります。しかもそのプルームにはベータ線源とアルァ線源の割合が高かった。これがポイントです。

・・・・

https://www.youtube.com/watch?v=oN5qL09JtDQ
海老名市の測定例。ガンマ線だけで0.1μSv/h強、ベータ線を含めると0.5μSv/h近くで約0.4μSv/h上がります。8割がベータ線。ここも高いです。

冒頭の動画は、2011/4/11の撮影です。ちょうどこのころ米軍が東日本各地の土壌を採取し、分析していました。この結果については前に検討したことがありましたが、どう使うか、どう判断すべきかわからないままになっていました。

2014年10月13日
日本列島のウラン238、劣化ウラン汚染



ベクレル数を質量に換算してグラフ化。長辺が核種、短辺が試料採取場所。最奥がウラン238、宮城県名取市下増田字小沼。ウラン238が突出しており、セシウム137もウラン238に比較すればほとんどゼロだ。


ウラン238を隠す。なんとプルトニウム236が多い。横須賀が最大値。


プルトニウム236とウラン235を隠す。なんとアメリシウム243とセシウム137が同じくらいだ。横須賀はセシウム137は低いが、Np-237、Am-243は高い。


上の表にあげた地点は、米国土壌調査でウランなど測定項目の多い地点。宮城県名取市、福島県楢葉町、いわき市2か所、横須賀市、御殿場市だ。横須賀市のデータは、いわき市と御殿場市の間の水準にあれば距離の違いによるものとして理解もできようが、F1からいわき市55km、横須賀市270km、御殿場市300km。相対的には横須賀市と御殿場市は似たようなものだが、横須賀の検出数値はいわき市の数値に近い。これは、横須賀市と御殿場市とで放射性物質の降下状況が大きく異なることを示すものにほかならない。

管理人の現地調査で、横須賀市での測定例にα:29cpm、β:16cpm、γ:36cpm、合計81cpmというものがあります。アルファ線の割合が異常に高いのですが、その原因がわかりません。市内にある核関連施設の影響かとも思いましたが、施設により近い場所でもこのような数値はありませんでした。

もし、この測定場所が2011/3に降下した放射性物質を保存しており、ヨウ素とセシウムが減衰で減っていると考えれば、上の土壌調査の結果にむしろ近いものなのかもしれません。

また、大和市境川堤防上では、込み込み80cpm、α線は数cpm、ベータ線36cpm程度、ガンマ線41cpmという結果でしたからここに関してはアルファ線とベータ線の合計は全体の50%程度となり低いほうに属します。

神奈川県は、全体的には乾式沈着が多かったとみられます。福島第一原発事故後、好天が続き、降雨を見たのは3/21です。3/15に降下した放射性物質は風に乗り再浮遊することも多かったでしょう。3/15の欄を見ると風は最多風向が北の風です。日照0.2時間。翌3/16は北の風が続いていますが日照時間は7.8時間と長くなっています。3/15はおそらく異様な空の状態だったのではないでしょうか。そんな情報もありました。


気流が運んでくる放射性物質の降下が時間をかけて進んだことから放射性物質の降下量は場所によって大きく異なるはずです。

横浜市内でプルトニウム、アメリシウム、ストロンチウム、Pb210などの検出情報が現れては消えたのも、おそらくはこのことと関係がありそうです。検出の難しさはもちろんありますが、サンプル採取場所が数メートル離れただけで核種別の濃度が大きく異なることはあったでしょう。

2014年12月08日
ベータ線情報 4 横浜市の屋上堆積土にポロニウムが含まれている

管理人は、個人的には今回いろいろなことがつながりました。怖いのはやはり吸気被ばくです。

それにここからは全くの推測ですが、降下したアルファ線源、ベータ線源が多ければ、家屋や家財も汚染されています。

2011年に日本から米国に帰国した、ある米軍関係者は、コンテナに積んだ家財から規定以上の放射線量が計測されて、家財をすべて廃棄処分することになったという。どこのどんな住宅に住んでいたかは不明。

2013年04月28日
米国なら廃棄される家財の中で暮らす日々

参考
2014年11月19日
米国による土壌調査の意図はどこに?
次の表は、米国土壌調査結果から分析された核種が最も多い6地点のデータを取り出し、アルファ線源と見られるものに色をつけた。分析された核種は他にも多いが、数値がないもの、ごく少ないものは除いている。


こうやって見てみると、米国による土壌調査結果では、アルファ線源と一部のベータ線源に強い関心が示されていることがわかる。

・・・・・

記録のため

朝日新聞 2011年3月24日13時29分
乳児のいる家庭に水配布 東京都、1人ペットボトル3本
 水道水から乳児の飲み水についての国の基準を超える放射性ヨウ素が検出された問題で、東京都は24日から、乳児のいる家庭に、飲料水を配り始めた。千葉県や埼玉県でも基準を超える放射性ヨウ素が検出され、各地で水道水の検査を強化する動きが出ている。
 都は24日朝、東京23区と多摩地域の5市に向け、乳児約8万人分のミネラルウオーター入りペットボトル(550ミリリットル)24万本を送った。乳児1人当たりボトル3本。役所を通じて保護者へ配布する。震災で都内に避難している乳児も対象に加えた。
 23日夜に水の配布を都が発表すると、各区や市の役所に保護者からの問い合わせが相次いだ。乳児がいる世帯をどう確認するかが課題だったが、都は、子どもの生年月日が記載された母子健康手帳や健康保険証で確認するよう区や市に伝えたという。都は25日もペットボトル24万本を配る。
 水道水や食品に関する健康被害の相談を受け付ける臨時の電話相談窓口(03・5320・4657)も設置した。午前9時から午後6時まで対応する。
 茨城県内でも常陸太田市と東海村で基準を超える放射性ヨウ素が検出され、2市村は乳児に水道水を飲ませるのを控えるよう呼びかけている。
 東海村では24日朝から、村内放送で乳児がいる家庭にペットボトルの水を配ると案内。村役場で午前9時から乳児1人当たりペットボトル(500ミリリットル)4本を配り始めると、母子手帳を持った保護者が列をなした。
 24日朝には、県南部に給水している県南水道企業団が乳児に水道水を飲ませるのを控えるよう呼びかけを始めた。
 2歳7カ月と9カ月の乳児を連れて訪れた小林奈緒美さん(31)は「東京でも出たんだから、福島に近いここで出ないはずがない。放射性物質を子どもの口に入れさせるのは避けたい」と話した。
 千葉県は23日から全市町村に乳児の飲用を控えるよう呼びかけている。県内のほとんどの市町村が金町浄水場と同じ利根川水系から取水していることが理由だ。ただ、県内の取水場や浄水場で放射性物質は検出されているものの、基準値を大きく下回っている。県は「あくまで念のための措置」と火消しに躍起だ。
 横浜市水道局は、浄水設備への活性炭の投入量を2倍に増やした。担当者は「どの程度の効果があるか検証はしていないが、『効果がある』とした厚生労働省の情報を参考にした」と話す。
 群馬県は調査範囲の拡大を検討。埼玉県でも県民からの問い合わせが増えているのを受け、水の調査を追加で民間機関に依頼した。
     ◇
 元愛育病院院長の堀口貞夫医師(産婦人科)の話 放射性物質の基準値を超えたといっても、とりあえず短い期間は心配ないと言われている数値だ。今後、数値が上がるのか下がるのか、親は慌てずに動きを冷静に見極めてほしい。妊婦は大人の基準値で考えればよく、いま、水道水を応急的に使うことに問題はない。西日本に子を「疎開」させる動きもあるようだが、現時点ではふだんの生活を続けていて構わない。親が心配しすぎて体調を崩すくらいなら、ドンと構えていたほうがいい。

・・・引用終わり・・・

堀口貞夫医師の責任も問われるべきだ。「ふだんの生活を続けてい」た人たちに深刻な健康被害が生じている。

神奈川県下では、3/15以降降下沈着した放射性物質が一気に河川に流入したため3/21からの水道原水の汚染はすさまじいものがあったはずだ。神奈川県中部は北から南に緩やかな斜面となっており、降水があれば河川水は短時間で流下する。横浜市は、なすべきこともわからないまま活性炭量を2倍にしただけだった。横浜市民は水道水の飲用で内部被ばくしたはずだ。取水源の同じ他の地域も同じだ。



神奈川県




横浜市


横須賀市
posted by ZUKUNASHI at 19:54| Comment(0) | 福島原発事故
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。