発達障害の子供の数は驚かされる水準になっている模様: ずくなしの冷や水

2019年08月08日

発達障害の子供の数は驚かされる水準になっている模様

発達障害の多発の予想について、これまでの記事でお伝えした内容は、理解できたでしょうか。特に大きな動揺も見られないようですのでさらに話を進めます。

2018/11/30、管理人がその時点で得ていた情報をもとに次のように書きました。

保育面で何らかの問題を示す子供のうち、年長組で3人に1人が療育を受けたり、特殊学級に進む見込みの地域もあるようです。あくまでも何らかの問題が意識されている子供さんについてカウントした場合です。

そしてそういう高い割合は、現在の年長組の下の学齢層、年少組でも見られるそうです。

仮に年長組全体で40人いるとします。そしてその4分の1に何らかの問題が意識されているとします。10人です。そのうちの3分1のですと約3人ということになります。何らかの問題が意識されている子供が5分の1であれば8人、その中の約3人ということになります。全体の中では1割弱となります。

何らかの問題が意識されている子供が全体のどのくらいかはわかりませんが、この割合は上がってきているのが確実です。

都内で学童保育の手伝いをしている方は、この数年で特別支援学校(級)に入る子供の数が増えている。支援が必要かどうか、判断に迷うボーダーライン上にいると思う子供も増えていると述べています。

読者からは、「発達障害や学習障害の話は日常化しており娘の通う幼稚園では療育に通っている、これから兄弟姉妹が通う予定の子どもの話を良く耳にする」と伺っています。

その後に寄せられた情報によりますと、一つの学齢期の児童を全体として見た場合、発達障害ありと認定される者の割合は1割弱にとどまらず、3割程度に上る例、地域もあるそうです。

確かに母親たちの間で発達障害というキーワードが飛び交うという事態は、発達障害の(可能性のある)児童を養う母親たちが少数派としてヒソヒソと話をしている状態ではなくなっていることを示すと考えられます。

もともと被ばく回避のために生活の細かいところに気を配るような習慣からより遠い母親たちがその問題に直面しているとすれば、会話の内容もよりオープンになるとも考えられますが。



とにかく大変な事態になっている模様です。

以下の三つの資料は文部科学省 「特別支援教育について」特別支援教育資料(平成29年度)による。







・・・・・・

通級による指導(つうきゅうによるしどう)は、特別支援教育の制度の一つで、通常の学級に在籍していながら個別的な特別支援教育を受けることができる。
次のツイートは、()内が2014/5/1現在、()なしが2017/5/1現在。千単位で区切り記号を付した。

※ kegasa @kegasa2007
通級による指導の現状(平成26年5月1日)平成29年
注意欠陥多動性障害(12,213人)18,135人(3年で5,992人増加)
学習障害(12,006人)16,545人(4,539人増加)
自閉症(13,340人)19,567人(6,227人増加)★
情緒障害(9,392人)14,592人(5,200人増加)
総計(83,750人)108,946人(3年で、25,196人増加)





読者から不登校に関する記事を教えてもらいました。

毎日新聞2018/12/12(水) 21:21配信
不登校傾向33万人、全中学生の1割 日本財団調べ
 日本財団は12日、不登校の傾向にある中学生は全国で推定33万人いるとする調査結果を発表した。全中学生の10人に1人にあたる。文部科学省が把握する不登校の中学生は全国で11万人だが、調査では「年間に30日以上の欠席」とする同省の定義にこだわらず、保健室などに登校する生徒も含めた。日本財団の枡方瑞恵さんは「不登校予備軍の存在が初めて浮かび上がった」としている。

不登校と発達障害はイコールではないこと、インターネットによる調査で母集団の偏りが大きいとみられること、日本財団の実施によるものなどの点で、この結果の評価は難しいです。不登校が発達障害と関係がないとも言えませんけれども。

文部科学省 「特別支援教育について」特別支援教育資料(平成29年度)の平成30年度版がまだ公表されていません。なぜ遅れているのでしょう。

学校基本調査の結果は出ています。

100人中4人ですね。

毎日新聞2019/7/31(水) 9:21配信
特別支援学校の生徒急増 施設不足が深刻化 埼玉
 埼玉県内で特別支援学校に通う生徒が急増し、受け入れ施設の不足が深刻化している。県は学級の増設を進めるとともに、2021年度に県内で初めて普通科高校敷地内に特別支援学校を設置し、障害児と健常児がともに学ぶ「インクルーシブ教育」の旗艦校としたい考えだ。参院選で重い障害を持つ候補者が当選し、共生社会への関心が高まる中、識者は「施設の確保と教員の質向上も必要だ」と指摘する。【山越峰一郎】
 県教育委員会によると、特別支援学校に通う児童・生徒の7割を占める知的障害の児童・生徒数がここ10年間で増加を続けている。08年度には3597人だったが、18年度には5896人と1・6倍になった。
 県内には46の特別支援学校があり、知的障害に限ってもこの10年で5校が新たに開設された。だが県高校教職員組合の坂本修中央執行委員は「学校、教室、教員いずれも足りない『3ない』だ」と訴える。一つの教室を間仕切りで分けて使用する例もある。「算数を学ぶ教室の脇で音楽をやるなど現場対応は限界で、廊下で体育をやっている学校もあるくらいだ」と明かす。
 県教委は18年度までの10年間で知的障害対象の特別支援学校の学級数を774から1163に増やした。今後も21年度に戸田翔陽高敷地内に特別支援学校の新設を予定。また松伏高に特別支援学校の分校を開設し、移転した肢体不自由児向けの旧岩槻特別支援学校の校舎を知的障害向けに再利用する。
 ただし、県は26年度までにさらに約1000人の児童・生徒が増加すると推計しているが、現在はこの3校490人以外の新設計画はない。
 そもそも、なぜ知的障害の生徒数が増えているのか。細渕富夫・埼玉大教授(特別支援教育)は「発達障害が広く知られるようになったことを受け、引っ張られるように知的障害への認知度も高まっている」と言う。特別支援学校への抵抗感が薄れ、軽度の知的障害児童の入学が増えているとみられるという。
 一方、学級数増加に伴い教員の質が問題になる例もある。細渕教授は「特別支援教育の専門性がない臨時採用の教員で回している現場がある。毎日ドリルをやらせるだけの例もある」と話す。
 インクルーシブ教育についても、現状では行事の交流にとどまっている。小松弥生・県教育長は記者会見で「高校内の分校で合同マラソン大会を開いたり、(実習の)パンを販売したり、お互いに良い影響が出ている」と成果を強調するが、例えば神奈川県では、17年度から県立高3校で知的障害の生徒を毎年数人〜十数人、面接のみで受け入れ、健常者と同じ授業を40人学級で受けて補助教員が支援に加わる。細渕教授は「インクルーシブ教育は本来、同じ教室で学びの場を共有するもの」と話す。
 県内の学校はどのような共生のあり方を目指すのか。県教委の教育政策に注目が集まる。

初出 2018-11-30 01:07:37 追記 2018/12/3、12/4、12/13、2019/6/21、8/7
posted by ZUKUNASHI at 01:02| Comment(6) | 福島原発事故
この記事へのコメント
いつもありがとうございます。
以下も発達障害関連になるかと思いました。
33万人も不登校の中学生がいるとは驚きです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000088-mai-life ●
「不登校傾向」の中学生 推計で約33万人存在
以下、同様
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181213-00407610-fnn-soci
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiishiko/20181212-00106948/

Posted by 一度きり at 2018年12月13日 09:17
発達障害。あまりにも重い言葉で考え込んでしまいました。首都圏に住んでいれば万難を排して聴講したいのですが叶いません。ご興味のある方には良いかと思いお知らせします。

平成31年第1回講演会 市民のための生活環境病緊急セミナー
『ネオニコチノイド(農薬)&トリチウム(放射性元素) 複合汚染問題 』

http://www.com-info.org/kouenkai.php?kouenkai_20190221

日本で上映中止になった VAXXED 3種混合ワクチンの危険性を指摘した映画(自分も見てはいません)混合するからなお危険性が上がる、と外国の専門家。もう日本は複合汚染大国です。日々の生活はいかに子孫を守るか?当たり前の生活をすれば「あたり前に病気になり」製薬会社のお得意様です。若い女性、お母さんに知って頂きたい。と切望し投稿です。
Posted by たぐちゃん at 2018年12月13日 20:44
ずくなしさん、
海外在住で、先日、久しぶりに日本に滞在し、NHK E テレでしつこく、発達障害の人に理解を促す番組を流していたのに違和感を覚えましたが、理由は発達障害の急激な増加だったのですね。
納得。
ありがとうございました。
Posted by らくだ at 2018年12月17日 19:54
らくださん こんばんは
お声を聴くのは久しぶりですね。
日本に住むのは依然としてすごいリスクがあることがお分かりになったでしょう。
日本は今すごいスピードで変わっています。まだまだ死ねません。面白すぎます。
Posted by ZUKUNASHI at 2018年12月17日 23:34
こんな記事があったので、ご紹介まで。

特別支援学校の生徒急増 施設不足が深刻化 埼玉
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00000013-mai-soci
Posted by katt at 2019年08月08日 00:45
kattさん ありがとうございます。
Posted by ZUKUNASHI at 2019年08月08日 01:03
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