子供の頃はいろいろある じっくり見守ってやることも必要: ずくなしの冷や水

2018年11月26日

子供の頃はいろいろある じっくり見守ってやることも必要

2018/11/26、mさんから寄せられた投稿を掲載する。mさんは、ご自分の体験もユニークだが、それを踏まえた社会や人々を見る目がとても的確だ。「天才型」に属するのだろうが、長い目で見ないとヒトの能力発達などはわからない、そんな典型例だ。お孫さんがおられるから年齢は50歳を超えておられるのではないだろうか。それでもこの柔軟さ、見習いたい。引用開始。

(孫の言葉が遅いと指摘されたことについて)個人的には腹を括るほどのことではないと捉えております。
私自身も小学校低学年では担任教師に特殊学校行きを提案されており、母がどうしても首を縦に振らなかったので、普通学級で過ごした過去があります。(自閉症疑い未検査)
いじめの問題も発生し、保健室と担任教師の自宅へ通うなどして小学校を進級しています。

現在は息子が自閉症児施設で働いており、娘は特殊クラスの教師です。
そして、ごく身近に知的障碍者、身体障碍者、ボーダーととり揃っております。
そのせいか、まぁ、なんとかなっちゃうものだよと考えています。

以前、ママ友のお子さんが不登校になり、この世の終わりのようになったことがありますが、自分の両親含め、多くの人が何もかもお先真っ暗な気持ちになるのを眺めてきました。
このママ友には私の過去を暴露して「20年待ってみて」と話しました。
彼女の子どもの不登校は長く続かず、現在は普通に働く青年になりました。

・・・・・

もう1件、次の観察の内容は私も聞いたことがあります。

私の親の世代は昭和ひとけた世代で、兄弟が多い人がたくさんです。
子どもが育つ様子をたくさん見てきた…、
いや、毎日の暮らしに精一杯で、
ちゃんと見ている余裕などなかったかな?

そんな世代の人たちが話す経験則のひとつ。
一般的に女の子の方が話し(出すの)が早く、男の子は遅い。
女の子は早くから、実に良く、大人たちと会話ができるのに、トイレを知らせるのが遅い。
こんなに立派に大人の相手ができるのに、おしっこだけは知らせないんだものなー、なんてよく言ってたものでした。

それに比べて男の子たちは話し始めるのが遅く、でも遅かった分、話し出すと次々にさまざまな話ができて、それまでの遅れを取り戻すかのようなことが多いとか。

昔はおおざっぱで、そうした面では今より余裕があったのかな?
いや、当事者だった親の身になれば、きっと心配は大きかったかもしれません。
情報はたいていの場合、自分の都合に合わせたことしか耳に入らないし、記憶もできません。
posted by ZUKUNASHI at 21:18| Comment(0) | 社会・経済
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