
当初住民票を移す転出者が多かったのですが、次第に住民票を残したまま転出した住民が多くなったのではないでしょうか。それが2015年の国勢調査で是正されています。
2012年から2015年までの月別の常住人口は過大とみられますのでそれを簡易な方法で修正します。

下にある元表では毎年の人口は10/1現在のものを使っています。上の簡易な推計から毎年10/1の推計人口を取り出すと次のような違いが出ます。

推計人口で疾患別の人口10万人当たり患者数を計算すると次のグラフになります。まあ、グラフにすれば人口修正前でも修正後でもお大差はないと言えますが、毎年の変化率を論じたりする場合は、留意すべき点でしょう。

元表

この元表と 修正人口のデータを末尾に掲げました。これをそのままコピーして表計算シートに張り付ければ表ができます。
人口当たりの計算値


白血病、甲状腺癌よりも胃癌、肺癌、大腸癌で命を落とす恐れが大

死因別の統計では、全国計では急性心筋梗塞による死者は、平成28年と29年では特に増えていません。肺癌も増加率はわずかです。死因別と疾患別の患者数は必ずしも密接に関連しているとは見えません。

・・・・・
期間 白血病(成人) 白血病(小児) 甲状腺癌 胃癌 肺癌 大腸癌 肝臓癌 小児癌 心筋梗塞 肺炎 合計 外来患者数 人口総数 人口総数推定
リンパ性 骨髄性 他 リンパ性 骨髄性 他 成人 小児 急性 急性以外
H22 1 3 1 0 0 0 1 0 147 64 131 12 1 33 6 245 645 82,954 70,878 70,878
H23 1 4 1 0 0 0 4 0 164 68 154 15 1 36 6 287 741 42,029 66,542 66,542
H24 1 8 3 0 0 0 8 0 204 79 188 19 1 40 10 338 899 66,865 65,102 64,412
H25 1 15 4 0 0 0 12 0 231 106 222 25 1 51 14 419 1,101 74,288 64,144 62,312
H26 3 20 6 0 0 0 15 0 269 134 258 31 1 63 17 512 1,329 74,980 63,653 60,212
H27 4 22 10 0 0 0 19 0 300 189 314 35 1 89 20 713 1,716 74,901 57,797 58,112
H28 6 29 15 0 0 1 21 0 342 227 385 42 2 123 24 911 2,128 76,154 56,979 56,979
H29 7 28 18 0 0 1 29 0 333 269 392 47 4 132 23 974 2,257 81,812 55,404 55,404
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S
白血病(成人) 甲状腺癌(成人) 胃癌 肺癌 大腸癌 心筋梗塞(急性) 人口総数推定
実数 対人口10万比 実数 対人口10万比 実数 対人口10万比 実数 対人口10万比 実数 対人口10万比 実数 対人口10万比
2010 5 7 1 1 147 207 64 90 131 185 33 47 70,878
2011 6 9 4 6 164 246 68 102 154 231 36 54 66,542
2012 12 19 8 12 204 317 79 123 188 292 40 62 64,412
2013 20 32 12 19 231 371 106 170 222 356 51 82 62,312
2014 29 48 15 25 269 447 134 223 258 428 63 105 60,212
2015 36 62 19 33 300 516 189 325 314 540 89 153 58,112
2016 50 88 21 37 342 600 227 398 385 676 123 216 56,979
2017 53 96 29 52 333 601 269 486 392 708 132 238 55,404
拡散防止をすることもなく、常磐道、常磐線から首都圏に汚染を広げたり、汚染土を西日本の水害地域の補修に使わせたり、政府は原因を誤魔化すために、罹患者の非局在化を目指してるのか。それとも、年金破綻を誤魔化すための寿命短縮が狙いなのか。カルタゴのような衰退が敗戦時から米国の対日戦略に組み込まれていたのか。瘴気を吸いながら世界中の核のゴミを管理することで贖罪を許される少数民族としての未来しか見えない
それに小児は他の病院にかかっているのでしょうから上の表は南相馬の患者すべてをカウントしているわけではない、ということを考慮すれば、やはりすごい数字ですね。
でも、残念ながら、お説のような歴史的な観点からの認識をいつ日本人が持つのでしょうね。
ああ、いたなあ。