年配者へ電子メール使用の勧め: ずくなしの冷や水

2018年09月19日

年配者へ電子メール使用の勧め

さて、だいぶ遠回りしましたが、年配者に電子メール使用の勧めを書きます。

1 なぜ電子メールがよいか
(1)東日本大震災の際、私の子供は海外にいました。珍しく気になったと見え、私に電話をしたそうですが、まったくつながらず。
電子メールを送ったら数分で私から返事が届き驚いたそうです。(とても安心したとは言っていなかった)

電話での安否確認は、最低でも会話に数分かかりますからその間回線が占有されます。(音声をデータ化して送っているようですがそれでも限度があります)

安否確認のメールは数行でしょうからそれを送るのは瞬時です。

国内の安否確認でも同じで電話は通じなかったものの、メールは送れたケースが多かったはずです。

(2)メールは、相手が都合がよいときに読むことができます。そして都合の良いときに返事を書きます。くどい年寄りの長電話に付き合わせて迷惑をかけることがありません。

2 電子メールは2種あります。
(1)ショートメールSMSと(2)電子メール MMSの2種があります。
(1)ショートメールは、SMSとも呼ばれ、ガラケーでも使えます。 Short Message Serviceの略です。電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りします。世界共通の規格のようです。相手の電話番号を知っていれば文章を送れます。

送れる文字数は、全角(ひらがながこれです)最大70文字の場合が多く、新しい機種では最大670文字送れるものもあるようです。

(2)電子メール MMSは、インターネットのプロバイダーなどが割り当てるメールアドレスを使用するもので、一般に電子メールといえばこちらを指します。
***@*****.sakura.ne.jp のような形で表示されます。途中に@マーク(アットマーク)が入ります。

ツイッターでも@マークが使われます。zukkiini@zukkuari これはツイッターアカウントの例です。電子メールは、最後に「 .ne.jp 」とか 「.co.jp」 とかの文字が入りますので識別できます。

3 ガラケーをお持ちの方は、特別の契約がなくてもショートメールができます。スマホでも音声通話ができれば、ショートメールができます。家族あて、知人あてにぜひやってみてください。

ガラケーから
https://www.nttdocomo.co.jp/service/sms/usage/index.html
スマホから(音声通話のできるものまたはSMSの契約があるものに限られます)
http://nttdocomo.support-menu.jp/answer/CQ001053000.html

4 ガラケー、スマホは文字入力が大変
ショートメールをやっていただいたら、私がアイフォン購入後に文字入力が大変だと嘆いていた意味がご理解いただけるでしょう。

文字が小さいのも年配者には、不便ですし、苦痛です。

5 パソコンで電子メールがやはり楽
(1)文字入力の面を考えれば、ガラケー、スマホと違いキーボードが使えるパソコンの優位性ははっきりしています。

(2)これは慣れてからの挑戦事項ですが、電子メールは画像やファイルが送れます。これは私のようにリアルタイム測定システムの管理・助言をしたりするものにとっては不可欠なものなのです。接続方法や設定方法を説明するのに写真画像を送れますし、設定用のファイルも送れます。画像そのものを送らなくてもどこかのサイトに画像をいくつかアップしておいて、それを参照してもらうこともできます。リンクをクリックすればブラウザが開いてそのページが現れます。

(3)送られたメールを読むのもパソコンのほうが楽です。文字を大きくして読むことができます。

(4)年配者にはあまり必要がないかもしれませんが、電子メールですと相手の主張、照会、質問が何点か含まれている場合、それぞれについて一部を引用して回答を書くことがあります。このような複雑、込み入った返信の作成は電子メールでないとまず無理でしょう。

(5)電子メールですと、他の方にそのメールを転送することも容易です。

(6)電子メールでは、同時速報システムが使えます。電話の音声で緊急連絡をする場合、大変時間がかかります。一人1分では無理で2分かかるとすれば10人目の最後の方は20分以上後になります。電子メールですと簡易な同報システムを使っても100人程度なら2、3分で送れます。

今後も原発の過酷事故がありうるとお考えであれば、知り合いが音声電話で教えてくれると期待するよりも、電子メールを使って情報を共有しているグループに参加するのが一番情報が早いのです。

6 パソコンで電子メールを読み書きするのは面倒か
(1)もしあなたがキーボードでの文字入力に慣れていなければ、それに慣れることがまず必要です。これは後で別途取り上げます。

(2)ある程度キーボードを使って文字を入力することができるのであれば、そしてマウスを操作できるのであれば、電子メールの読み書きは難しくありません。

7 電子メールをパソコンで扱う方法は二通りある
電子メールをもっぱら読むことから始めましょう。

友人家族からのメールを受け取り、読む方法は二通りあります。
(1)ブラウザメール
 ブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)でメール閲覧の画面を開いてメールを読む方法です。この方法を導入するところが増えています。

次はさくらインターネットが発行したメールアドレスをブラウザで読む画面です。指定されたサイトを開き、ログイン(IDとパスワードを入れて内部に入ること)するとこの画面が現れます。



これは私のメールアドレスをブラウザで開いたところです。200MBとあるのは、メールサーバーの容量でここまでメールを貯められます。この画面は設定直後に開いたものでまだメールが届いていません。

※ ブラウザーメールの画面で、受信メールを削除してごみ箱に入れ、そしてごみ箱を空にするとメールアドレスを管理する会社のメールサーバーからメールが削除されます。このため削除は慎重にしなければなりませんが、メールサーバーの容量に限度があり容量いっぱいになると、メールが受信できなくなりますから、時々掃除が必要です。その際にはこちらを使います。

(2)メーラーの使用
メーラーというのは、メールの送受信、管理を行うソフトです。Windowsの中には標準で組み込まれているものがありますが、私にはとても使いにくい。私のお勧めは、サンダーバードです。

ここからダウンロードします。
https://www.thunderbird.net/ja/

次がサンダーバードを起動したときの画面です。私のサンダーバードは受信トレイが6個縦に並んでいます。メーラーのメリットは複数のメールアドレスを一元的に管理できるところです。



1件のメールアドレスを使うだけならブラウザで読み書きしたほうが簡単かもしれません。ただし、そのメールアドレスの提供業者がブラウザで読めるようにしている場合に限られます。Gmailはブラウザで読み書きできますので、そこをメリットと感じた人も多いはずです。

あなたがお持ちのメールアドレスをブラウザメールとして使える場合、まずはブラウザで開けて見るのがよいでしょう。ただ、すべてがブラウザで開けて見れるわけではありませんので、やはりメーラーの使用が基本です。

メーラーを使う場合、上のダウンロード先からダウンロードしてインストールします。やり方が次のページに説明されています。

https://support.mozilla.org/ja/kb/how-download-and-install-firefox-windows

次の画像はサンダーバードにメールアカウント、メールアドレスを覚えさせているところです。昔に比べてずいぶんと簡単になりました。


次はさくらインターネットが利用者のためにメールアドレスの設定方法を説明している画像です。


メールアドレスの入力で平仮名や漢字を使うのは止めましょう。上の画像で名前は全角文字でも良い、つまり漢字でも良いと書いてありますが、海外の人に送った場合漢字はまず正しくは表示されません。すべてアルファベットを使いましょう。山田太郎ならT.YamadaまたはTaro.Yamada とします。

名前のところに漢字の名前を書いていると、例えばブログシステムによっては異常が生じ、表示されないはずのメールアドレスが表示されたりします。

8 パソコンに向かったらメーラーを立ち上げてみる
すべての人が毎日パソコンに向かっているとは限りませんが、電子メールを使い始めたら、少なくとも一日一回はメーラーを立ち上げて(あるいはブラウザメールを開けて)新着メールがあるか確認しましょう。

率直に言うと、知人友人からのメールはほとんど来ないでしょう。そのため、いつしかメーラーを立ち上げることもなくなり、重要なメールが来ていることに気づかなかったりします。

電子メールを使い始めたら、どこかのメール送信サービスを使ってみましょう。ホワイトフードの週1回では少なすぎ、RT NEWSLETTERは毎日1回です。メディア企業はこのようなサービスが多いのですが、シカゴトリビューンとか東洋経済とか、断っても送り付けてくるところもありますから、注意が必要です。このような定期配信のメールサービスを使うことにより、インターネット、パソコンなどの健全性(故障しておらずちゃんと動いていること)を確認することができます。

9 届いたメールに返信する
電子メールを受け取り、読めるようになったら、次に返信を書いてみましょう。
知人から届いたメールを開け、そこに表示される「返信」ボタンを押すと届いたメールの文章を残したまま、返信用のスペースが開きますので、そこに返信の文章を書き込みます。

「メールありがとう。まだ慣れていなくて四苦八苦だけれどなんとか使えそう。暇なときにまたメール送ってくれるとありがたいです。山田太郎」

などと書きます。そして「送信」ボタンを押すとメールが送信されて、「送信済み」のフォルダーにそのメールが記録されます。

2018/9/21、届いたメールに返信を書きかけて余計に引用した部分を削除しようしてdeleteボタンを押したら、なぜかメールが消えてしまいました。あちこち探しますが見つかりません。「メール消えたのでもう一度送って!」と頼めばよいのですが、こんな記事を書いている手前、プライドが許しません。

メーラーから消えたのです。つまりメールサーバーからダウンロードしたものが消えたわけですからメールサーバーにはまだ残っています。

それではとブラウザーメールのほうからメールサーバーにアクセスし、目指すメールを見つけ、全文コピー。メーラーに戻って新規メールを開き、そこにまるごと貼り付け。そして、一番上に返信の文章を書いて何食わぬ顔で送信しました。ついでにメールサーバーのメールの一部を消して空き容量を増やしました。

あなたのメールやりとりのマナーが悪いとメールが来なくなります。
次のような場合です。

a メールを送っても何日も知らんぷり。(メールを確認していないか意図的に返事を怠っているかを問いません)
b 返信を求められているのに返信しない。
c 頼みごとの場合だけメールを送り付けてくる。
d メールの内容が愚痴や悪口ばかり。
e 自慢や虚飾だけのメール
f 教養の豊かさを抑えきれず読解に苦労するメール

個人の間の電子メールは、人柄を如実に反映します。ツイッターに書き込むのと同じです。わがままな自分本位な老人にならないために、電子メールは矯正の手段でもあるのです。(ちなみに矯正の必要度の高い私は、知人からはメールが来ません。アイフォン買ってもテストのためとみられるショートメールが数通届いているだけです)

10 電子メールを書いて送る
自分のほうから電子メールを書いて送る場合は、メーラーの「新規」ボタンを押して、メール書き込みの画面を開けそこに文章を書きます。儀礼的な時候のあいさつなどは手短に。誰も読みません。

用件を書いて、最後に自分の名前を書くのが一般的です。私の場合は書き始めは「こんにちは」です。初めての送付先には、その次に自己紹介を加えます。

本文を先に書くのが良いかもしれません。宛先が入力されていなければ、間違って送信ボタンを押しても送られません。

本文を書いた後に宛先を入力します。アルファベットですから日本語かな入力の方は面倒に思うかもしれませんが、メールアドレスをコピーして貼り付けることもできます。

日本語かな入力を使っていても、そのままアルファベットを探してキーを叩きF9ボタンとF8ボタンを押せば半角英数字になります。

「いやみなずくなし」とキーを叩いて F9ボタンを押すと
「e7nur@hud」 続いてF8ボタンを押すと
「e7nur@hud」 となります。

さらに「.とちのなすち.みい.ませ」と押してF9ボタン続いてF8ボタンを押すと
「.sakura.ne.jp」となりますからこれでメールアドレスe7nur@hud.sakura.ne.jp が入力できました。この例は架空です。

宛先を入力したら最後に全体をチェックします。宛先の下にccとかbccと書かれている欄がありますが、ここはコピーの送り先です。宛先に入力したメールアドレスのほかにこの欄にもメールアドレスが記入されていればそこにも同じ文面のメールが送られます。

ここで件名が入っていないことに気づいたら件名を入れましょう。なくても送信できますが、一般にはどんな用件であるかがわかるように、短い題名を付けます。「訃報 神奈川のおじさん」などとすれば急ぎの案件であることが一目でわかります。

この場合、本文には5W1Hを書きます。こんな感じです。

「急ぎお知らせします。
2018/9/10、神奈川の**おじさんがゴルフ中に心筋梗塞で急逝。
通夜、葬儀の時間・場所は追ってお知らせします。
どちらかに参列してください。」

このようなメールを送ると送り先から、例えば香典の額などの相談があるでしょう。メール送信後は、パソコンをつけておいて受信メールに迅速に対応できるようにします。

11 キーボード入力に慣れる
キーボード入力に慣れていない方は、練習してください。キーボードを見ないでバチバチと打っているブラインドタッチはカッコ良いですが、そんなに熟達する必要はありません。キーボードをにらみながらポツンポツンと打ち込むだけで充分です。

若い方にはアルファベット入力を勧めますが、まあ年配者はひらがな入力でもよいでしょう。お好きなほうで!

Windows10ですと、アプリケーション一覧からWindowsアクセサリーを開き、その中のメモ帳をクリックします。メモ帳の画面が開きますから、そこに好きなようにキーボードから打ち込んでください。

キーボードを力任せに叩きつけるようなことをしない限り、壊れません。このメモ帳の画面の中にカーソルを置いてキーボードのあちこちを触ってパソコンの画面表示が変わってしまうことがありますが、修復可能です。

終わったら保存しないで終了します。保存するときは、適宜名前を付けます。renshuu20180916とでもしておけばすぐに見つかります。renshuu2018/09/16 という表記は使えません。/の記号は別に重要な意味を持ちます。

12 年配者は安いパソコンで充分
パソコンをお持ちでない方は、パソコンを調達する必要があります。インターネットであちこちのサイトを見て、電子メールをする程度なら、はっきり申し上げてドンキのパソコンでも、1万円のスティックパソコンとやはり1万円程度のモニター、ディスプレーの組み合わせで充分です。

Windowsソフトの更新で少し手間がかかりますが、これは基本的にパソコンが自動でやります。年配者で10万円もするパソコンセットを購入している人もいますが、宝の持ち腐れ。見栄と無駄使い以外のなにものでもありません。

私は見栄を張る余地もないので5万円のパソコンに1万円強のモニターを使っています。これでデータベースソフトも動かしています。1日14時間は使っています。

安いパソコンなら壊れても懐の痛みは少ないです。

13 インターネット回線をどう確保するか
12のハードの調達とこのインターネット回線の確保に関する情報は、この記事の独壇場でしょう。それだけ時間をかけて物を使って調べました。

一日短時間インターネットのサイトを見て、電子メールをする程度なら、固定インターネット回線がなくてもモバイルルーターとゼロsimmの組み合わせで安上がりなインターネットアクセスを確保することが可能です。

モバイルルーターのハード機器が5千円程度からありますし、ゼロsimmならデータ通信は500MBまで料金がかかりません。その容量を超えると追加料金が必要になったりしますが、そこは管理のしどろ。容量が限界に近付いたら、重要でないサイトは見ないことです。

はい、このブログのことを言っています。

以上でとりあえず終わりにします。私の誤解に基づくものもありましょうし、こうすればもっと良い、便利だということもありましょう。どうぞご教示ください。
posted by ZUKUNASHI at 09:24| Comment(0) | デジタル・インターネット
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