田舎の人はインターネットなど見ていない: ずくなしの冷や水

2018年08月07日

田舎の人はインターネットなど見ていない

線量率リアルタイム測定システムの設置のために地方の知り合いに電話してみた。設置自体には前向きの回答を得たのだが、設置環境の事前調査をしっかりやらないと送料と手間が丸損になる。

インターネットはお使いですか?
A:使っています。

どこのサービスをお使いですか?
A NTT

ADSLですか?
A 詳しい名称は知らない。

常時接続ですか?
A インターネット使う時だけスイッチを入れている。

無線LANを使っていますか? と聞こうと思ったが止めた。
無線LANなど使っているはずがない。LANケーブル接続アダプターが必要だ。LANケーブルのハブも必要かも。

メールは使っているのだろうか。いつも送られてくるのはショートメール。これじゃ詳しいやりとりはできない。

メールは使っていないのでは?? まず、メールを扱ってもらえるようにしなければ。ショートメールで「メールアドレス教えて」と送信。あれれ送信ができない。こちらの携帯(かなりおかしい)で送信不能と出たが、ほどなく返事が来た。

A わかりません。明日調べて連絡します。

やっぱり・・・。

そもそもメールが受信できるようになっているのだろうか。メールソフトのインストールは必要? Windowsのメールソフトは使いにくい。まさかまだWindows XPじゃないよね。

もう適合するメーラーを新規に入手することは難しいよ。

メールソフトがインストール済でも、設定はとても無理だろう。最新のメーラーはセットアップがやさしくなっているが。

メールを使っていないということは、通信販売などは利用していないということだ。あんな田舎では、電気部品一つ買うだけでも車で走らなければならないだろうに。

HDMI端子とか、マイクロUSB端子などと言ってもわからないだろう。既存の説明書でシステムを接続してもらえるだろうか。無理だろう。全部画像で説明しないといけないだろうか。いやー、手間がかかる。

田舎の年配者は、調子はいいが、実際にはなーんにもわかっていないことも多い。パソコンの設定を気軽に頼めて、テキバキとやってくれるような若い人は少なくなっている。身近にはいないのでは。

パソコンで苦労していない人には、簡単な設定でもなかなか理解してもらえない。前回はまだ若い男性だった。コードをつなげて動かしてもらうところまではすんなりで質問もなかったが、グラフが表示されたのを見てもう目的達成と思われたようだ。こちらから追加でインターネットにつなげ、キャプチャーソフトを調整することをお願いした。でもその後は順調。私は、やはり若い人が好き!!

依頼先を間違えただろうか。先が思いやられる。

・・・・・・

管理人の期待する設置環境
@ 家庭用一般電源、コンセント2個(テーブルタップの使用も可なので実質1個)
A 常時接続のインターネット回線(送信データ量は27KB×12×24×31=月間240MB)
B 指定のサイトが閲覧可能なパソコン、スマートフォン
C メール送受信が可能なパソコン、スマートフォン
D モニター(なければ超小型のモニターを送付)
E USB接続のキーボード、マウス(マウスだけでも可)
結局、メールで問題点、不明点を質問、照会できる素養がないと環境は整わないことになる。

これまでの経験では、コメントを書き込んだり、メールのやり取りがスムースな方はまず問題なく設置運用してもらえる。

インターネットでサイトを閲覧するのは、パソコンをいったんネットにつなげれば、あとは手間がかからない。でも、これはあくまでも受け身だ。検索エンジンの使い方を覚えれば、閲覧するにとどまっても自分の主体性は発揮できる。

メールの受信は、これもいったん設定すればあとは手間がかからないが、メールをやり取りする相手がいるかどうか。

インターネットを活用できるかどうかは、検索エンジンが使え、メールを受発信できることが基本条件となりそうだ。その状況がわかればその人のITリテラシーのレベルがわかる。
posted by ZUKUNASHI at 22:49| Comment(0) | 福島原発事故
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