近隣国にお出かけの際も 時には役に立つ情報を載せることがあるかもしれません: ずくなしの冷や水

2018年07月09日

近隣国にお出かけの際も 時には役に立つ情報を載せることがあるかもしれません

国内での空間線量率変動要因を把握するため線量率水準の変化を調べる範囲を少しずつ広げています。

日本国内では10分値を示す公設MPのほかに私設MPの測定値を参照できるよう施設の整備を進めています。

国外については、読者の協力で台湾、韓国、中国の公的機関が発表している測定値を参照できるようになりました。

ありがたいことに、韓国が済州島に、台湾が中国本土にごく近い金門縣などにMPを置いており、それが参照できることです。日本は対馬の北部にMPを設置しましたが、皮肉なことに南から流れた気流による影響によって空間線量率が上昇しているとみられる場合がこれまでのところはほとんどです。

欧州については、欧州共同体が各国のMPの測定結果を集約したサイトを運営しています。

このEUのサイトの中には私設測定器の測定値を集約しているページもあり、測定器の数は極めて多いです。それに比して事故原発が毎日大量の放射性物質を放出している日本で私設のMPが少ないことに驚きます。

先日は中国の上海近辺が放出源と疑われる空間線量率の上昇が対馬でみられましたし、先週には台湾南部で放出されたと見られる放射性物質が石垣島と九州に影響を与えました。

海の上を何千キロも渡ってくるから濃度は低くなっていて心配はいらないという考え方もありましょうが、鹿児島の川内原発が放射性物質を放出した際に市川市のMPが上昇を示したこともあります。

福島第一原発事故の際にはやばやと米国本土で人工的放射性物質が検出されたことも知られています。

先週の石垣島の空間線量率上昇の際には上昇幅が0.015μSv/hであったことから強い警告は出しませんでした。台湾については北部での上昇がほとんど観察されなかったので、台湾居住者に対しても警告を発しませんでしたが、原発立地地点に相対的に近い都市に旅行しておられた方は、自己記録式の測定器が高い空間線量率を記録している可能性もあり、調べてみる予定です。

今回の反省点は、皆さんアクティブに動いておられるということです。

海外での放射性物質放出については、やはりデータが不足であくまでも漠たることしか言えません。あとは測定器を各自持参されることです。

個人保有の測定器のデータとその国の公設MPのデータを総合すれば推定が付きやすい場面もあるでしょう。

えっ、俺を移動式測定ポイントとして使うつもりか? という声もありましょうが、否定はしません。データは多いほど良いのですからそこは協力がなければ情報の確度は高まりません。
posted by ZUKUNASHI at 21:57| Comment(0) | 福島原発事故
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