Linuxをインストールしてみた: ずくなしの冷や水

2018年07月07日

Linuxをインストールしてみた

Linuxについては、プリインストール済のスティックパソコンを持っています。スペックが低くソフトの追加が難しいうえにOSそれ自体の更新もどうなのか怪しいため用途は極めて限定的と諦めていました。

そこにLinuxの達人登場。これ幸いと指導を仰ぐことにしました。まずは、本格的な、つまり実用的なLinuxを経験してみろと提供されたUSBメモリーを使って、5年前のパソコンを動かしてみました。

動きました。反応は速いです。
動いたWindows7マシンのスペック


Windows7の機械は、いくつか古いソフトが入っており、あと何年かはそのままWindowsで使わなければなりません。

そこで、電力消費の少ないパソコンを入手し、これのハードディスクにLinuxをインストールすることにしました。

最初、ネット上の解説をいくつか参照して自己流でやってみましたが、うまくいきません。Linux OSを書き込んだUSBメモリーを挿して起動してもBIOSの段階で止まってしまいます。

そこで、達人konkorartさんの指導を得て、改めてLinuxの導入に挑戦しました。まずは、Linux OSをUSBメモリーから起動できるようにします。

今度は見事一回で成功! RaspbianのOSダウンロード先が間違っていたようです。

上で作った自作Linuxインストール済USBメモリーは、このパソコンで動きました。Windows用のRAM2GB、STORAGE64GB。ソフトはまだ何も入っていません。いわゆるベアボーンです。

ここまでのやり方、つまりLinuxインストール済USBメモリーの作り方を整理しておきます。

USBメモリーにLinux OSを書き込む手順です。

@ LinuxOSのダウンロード先
Raspbian なら
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspberry-pi-desktop/
管理人はRaspbianを選びました。
Raspbianは、Debianをベースに作られています。次のサイトが詳しく説明しています。ソフトのパッケージも検索できます。
Debian について

ubuntuなら(1604が無難だそうです)
https://ubuntu-mate.org/download/

A イメージファイルのダウンロードには回線の能力やマシンの能力によって異なりましょうが、1時間以上かかります。またその進行状況は、Firefoxの場合、タスクアイコンに緑色の部分が左から右に増えていくだけです。

B 他のダウンロード先からダウンロードしたものは、ZIPファイルでしたが、上に掲げたRaspbianのダウンロード先からダウンロードしたものは圧縮してありませんでした。

C これをUSBメモリーに書き込みます。Raspbian の場合なら8GBあれば足りるでしょう。

書き込みソフトが限定されます。Etcher これを使ってください。
https://etcher.io

D 書き込みソフトをLinuxを使おうとしているものではない作業用のパソコンにインストールし、USBメモリーをFAT32でフォーマット、そしてこのUSBメモリーにBのダウンロードファイルを書き込みます。

flashingとvalidationが続いて行われます。それが終われば出来上がりです。

このUSBメモリーを使えば、比較的最近の(5年程度以内の)Windowsパソコンは、臨時にLinuxパソコンとして使えるものになる場合が多いです。

私は、5年使ったWindows7のマシンに達人から提供されたLinuxストール済のUSBを挿してLinuxパソコンとして使えるようになりました。しかし、自分で作ったものは、これを挿して起動すると、GRUB(GRand Unified Bootloader)というブートローダが出てきて何か難しいことを画面に表示して止まります。

GRUBは便利な機能のようですが、これの操作はとても高度なようなので、こちらは追究しないことにします。

上と全く同じようにすれば、LinuxをUSBメモリーで起動する、さらにはハードディスクにインストールすることが可能になります。ただし、パソコンのハードがダウンロードしたLinuxOSが前提とするものと違うと動きませんので注意が必要です。その場合は、USBメモリーにLinux OSを書き込んだ手間が損するだけです。使えなかったUSBメモリーはフォーマットして別に使えます。

ただ、現役でバリバリ働いているマシンでいろいろ実験することは止めましょう。操作を間違えてシステムがおかしくなると後の始末が大変です。

USBからの起動は時間がかかりますし、ソフトの追加などは本体のディスクに書き込んだほうが良いと考えて、ディスクにインストールすることにしました。

USBメモリーに書き込んだLinux OSをハードディスクに書き込む手順です。

インストールの手順は、次のサイトがわかりやすく解説してくれています。
Windows PCにPIXEL(Raspberry Pi OS) for PCをインストールしてみよう (2/3)

私がインストールした際には、8と9の手順は自動で始まりました。

なお、私の場合、途中でbrcm/brcmfmac43241b4-sdio.txtが見つからないと表示されました。内蔵無線LANを認識させるためのドライバーのようです。これを後で追加的にインストールすれば良いらしいのですが、コピーの仕方がよくわからないのです。コマンドラインを使うんでしょうね。Windowsのようにドラッグアンドドロップというわけにはいきません。有線LANを使っていますので動いています。

この後、少しずつソフトを追加していきました。

@ 達人から提供されたUSBメモリーをコピーしようとLinuxのディスク管理ツールを使おうとしました。USBメモリーを外すときは、sudo umount・・という命令言語を打ち込めと書いてあるものがありますが、私のインストールした Debian Stretch with Raspberry Pi Desktop
The Raspberry Pi Desktop OS for PC and Mac - based on Debian Stretch
Version: June 2018
Release date: 2018-06-27
Kernel version: 4.9

というOSでは、デスクトップの片隅にあるボタンをクリックすれば済むようです。ただ、コマンドラインでディスクの操作をするのはとても面倒です。

A コマンドラインを試すために、Windowsで読めなくなったUSBメモリーをフォーマットしました。これは成功。ですが、ネットにある解説と画面の表示が少し違いました。

Linux関係でいろいろ教えてくれるサイトは多いのですが、Linuxの開発のスピードが速いようで最新のOSで動かすと違うところがあります。

B 日本語入力ができるようにしました。こちらのサイトの解説通りにやっただけです。
RATOC RPi Blog

C 動画が見られるようになりました。
「smplayerが簡単です。インストールはコマンドでも可能ですがsynapticパッケージマネージャーを起動して検索でパッケージ名を入力して検索すれば表示されます。
回答のパッケージを右クリックしてインストール指定をクリック後に上の適用ボタンを押せばインストールされます。」と教わりました。
synapticパッケージマネージャーが見当たりませんので、まずこれをインストール。こちらのサイトに教わりました。
Synaptic GUI Package Manager
YouTubeが見られます。音も出ます。動画はなめらかです。

D 達人の指導でさらにソフトを追加
ユーザー管理GUI   sudo apt-get install gnome-system-tools
・・・他の人には使わせないので必要なかった?
ディスク管理    sudo apt-get install gnome-disk-utility
パーティション管理 sudo apt-get install gparted
・・・この二つは便利です。Windowsが拒否したものもフォーマットできる。

テキストエディター   sudo apt-get install gedit
日本語環境(chromium)   sudo apt-get install chromium-l10n
・・・なぜか最初から半分以上日本語化されていましたのでこれは実行しませんでした。
日本語環境    sudo apt-get install fcitx-mozc --install-recommends -y
・・・これはすでにインストールしています。

・・・・・

後で知りましたが、「Raspberry PiのOSであるRASPBIAN (Linux)では,アプリケーションの管理ツールであるAPT(Advanced Packaging Tool)を使うことができるので便利です」と和歌山大学のサイトにあります。

そして基本事項を説明してあります。
「初めて使う時には,次を実行してリポジトリ情報を最新版にしておきます.
sudo apt-get update
知っておいたら良い使い方
インストール済みのアプリケーションを最新板にする
sudo apt-get upgrade
アプリケーションをインストールする
sudo apt-get install [パッケージ名]

アプリケーションを削除する
sudo apt-get remove [パッケージ名]
パッケージの検索
sudo apt-cache search [キーワード]

それぞれのソフトはさほど大きくありません。片っ端から入れることにしました。
Libre Officeは最初からOSに入っています。
firefox
shutter
PDFviewer
TextEditor

これで補助的なパソコンとしては、ほぼ機能が整ったでしょう。ディスクは、54.GiBのうちの46.9.GiBが空いています。

・・・・・

挑戦してみようとする方に Linuxは万能の救世主ではありません!

古いパソコン何でもLinuxが動くということはありません。古いパソコンのスペックなどに合わせて自分でOSを作るのなら別でしょうけど。

Windowsと異なり、LinuxのOSソフトは、イメージファイルと呼ばれる大きなファイルが一定の環境、条件を前提に作られており、その中から適合するものを導入・適用する仕組みです。ですから、前提となる環境、条件が異なれば動きません。

32ビットと64ビットでも違うようです。

ただ、上に書いたように標準的なWindowsパソコンで5年以内に作られたようなものは、LinuxOSのうちに適合するものがあることが多いようです。Raspbian とか ubuntuというようにいくつかの供給元があります。

管理人は、Linuxパソコンを当面線量率グラフなどのモニター・チェックに使うことにしています。慣れたら画像キャプチャーなどにも適用していく予定でshutterについて試行錯誤が続くでしょう。

私が強調したいのは、単にUSBメモリーをパソコンに挿すだけでLinuxを起動できれば、Windowsが不調の場合にその機械の中のファイルを探して取り出すようなことができます。私はこれが最大のメリットではないかと考えます。ランサムウェアにやられたときにファイルを取りだせるかは情報がありませんが。

あと、セキュリティの面でもWindowsよりもかなり安心でしょう。絶対数の少ないLinuxパソコン用のマルウェアを開発するのは、費用対効果の観点からはまったく合理的ではありません。

LinuxOSを入れたUSBメモリーを一個手元に用意しておいたらよいでしょう。

posted by ZUKUNASHI at 15:53| Comment(0) | デジタル・インターネット
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