19カ国・地域の首脳らは 本県といわき市における東日本大震災からの復興の着実な進展を歓迎: ずくなしの冷や水

2018年05月21日

19カ国・地域の首脳らは 本県といわき市における東日本大震災からの復興の着実な進展を歓迎

福島民友 2018/05/20 08:37 カテゴリー:主要
復興の着実な進展確認 「太平洋・島サミット」閉幕
 国際首脳会議「第8回太平洋・島サミット」は最終日の19日、いわき市のスパリゾートハワイアンズで首脳会議を開いた。19カ国・地域の首脳らは、本県といわき市における東日本大震災からの復興の着実な進展を歓迎し、支持するなどと明記した首脳宣言を採択し、閉幕した。太平洋地域の発展に向け、日本が人材育成・交流を進める考えも盛り込んだ。
 外務省によると、津波被災地や農業施設を視察した各国首脳らは再生が着実に進んでいると受け止め、復興に関する文言を宣言に盛り込んだ。
 各国首脳は太平洋島しょ国・地域が地震や津波、台風などの自然災害への対応が不十分との認識で一致し、防災面で連携を強化すると表明。日本は今後3年間でサミット参加国に対し、5000人以上の人材育成、交流を進める方針を打ち出した。海上保安や気候変動への対応、再生可能エネルギーの一層の導入、防災力強化などの分野で支援する。
 日本で開催される2019年のラグビーワールドカップや2020年東京五輪・パラリンピックを契機にスポーツ分野での協力関係を発展させる考えも共有した。
 北朝鮮問題も主要議題の一つとした。朝鮮半島の完全な非核化に向け、北朝鮮に国連安全保障理事会での制裁決議の完全履行を含む具体的な行動を求める方向で意見を集約。首脳宣言では、洋上で物資を積み替える「瀬取り」を含む北朝鮮の制裁逃れに深刻な懸念も示した。全ての弾道ミサイルと大量破壊兵器の「完全かつ検証可能で不可逆的な」廃棄と、拉致問題の即時解決の重要性も強調した。宣言で北朝鮮問題に言及したのは初めて。
 サミットには日本をはじめ、新たに加わったニューカレドニア、仏領ポリネシアなど太平洋島しょ国・地域の首脳らが参加した。
■首脳宣言原発事故は明記せず
 今回採択された首脳宣言には県内に重大な被害をもたらしている「東京電力福島第一原発事故」の文言が含まれなかった。外務省は福島民報社の取材に対し、宣言に盛り込んだ「東日本大震災」は原発事故を含む本県が受けた災害全般を意味するとした。
 同省の担当者は「サミットをいわき市で連続開催したことで県産品の安全性や魅力を世界に発信できた」と成果を強調した。
 前回採択された首脳宣言「福島・いわき宣言」では原発事故に言及した。事故の全情報や教訓を国際社会に提供する必要がある−などと明記していた。
【太平洋・島サミット首脳宣言のポイント】
■東日本大震災からの本県といわき市の復興の着実な進展への歓迎と支持
■太平洋島しょ国への今後3年間で海上保安分野や防災力強化などで5000人以上の人材育成・交流による開発協力
■朝鮮半島の完全な非核化に向け、北朝鮮に国連安全保障理事会での制裁決議の完全履行を含む具体的な行動を要求
■瀬取りを含む北朝鮮の制裁逃れに深刻な懸念を表明
■全ての大量破壊兵器と弾道ミサイルの完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄と、拉致問題の即時解決の重要性を強調
■法の支配に基づく海洋秩序の重要性を強調。「自由で開かれたインド太平洋戦略」を歓迎
posted by ZUKUNASHI at 10:07| Comment(0) | 福島原発事故
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