米国がイラン核合意から離脱し制裁再開を計画 世界経済の波乱要因に: ずくなしの冷や水

2018年05月09日

米国がイラン核合意から離脱し制裁再開を計画 世界経済の波乱要因に

離脱して、どこまで制裁か。他の国が制裁に同調するか。イランは米国が離脱しても他の関係国が核合意を順守するならば合意に留まると述べています。

これは、ロシアとの協議による対処方針でしょう。英独仏は制裁解除後、イランへの民間投資が進んでいます。イランとロシアは親密度を増しています。米国の制裁が効かない、効きにくいような方途を考えているのではないでしょうか。

イラン軍の上層部は強硬です。イスラエルのイラン攻撃も強まっています。不測の事態にならなければ良いですが。

毎日新聞2018年5月9日 03時33分(最終更新 5月9日 11時13分)
【ワシントン会川晴之】トランプ米政権は8日、2015年に主要6カ国(米英仏独中露)とイランが結んだ核合意から離脱すると表明した。米国以外の当事国や日本が合意維持を訴える中で、一方的とも言える判断に反発や批判が集まりそうだ。
 トランプ氏は、16年の大統領選挙期間中からイラン核合意を批判し、見直す考えを示してきた。中でも、核兵器開発にもつながるウラン濃縮活動の制限期間が10〜15年で終了することに強い懸念を表明。さらに、弾道ミサイル開発やテロ支援などの規制が核合意に含まれていないことを問題視してきた。
 トランプ氏は、オバマ前大統領が「政治的遺産(レガシー)」と位置づけた、新たな地球温暖化対策「パリ協定」▽環太平洋パートナーシップ協定(TPP)−−からの離脱を公約に掲げていた。オバマ前政権時代に結ばれた核合意からの離脱も、「オバマ政権否定」の意味合いが色濃い。
 米国を除く合意参加国は、合意維持を強く主張してきた。4月末には、マクロン仏大統領、メルケル独首相が相次いで訪米してトランプ氏に翻意を促したほか、グテレス国連事務総長も3日放映の英BBCとのインタビューで「代替策がない以上、合意を壊してはならない」と主張していた。日本の河野太郎外相も4月25日にブリュッセルでのザリフ・イラン外相との会談後に「米国がしっかりと(合意を)維持することが大切だということは日本、イラン双方が考えている」と合意維持を求めていた。
 イラン核合意は、ウラン濃縮などイランの核活動を大幅に縮小する代わりに、国連安全保障理事会の制裁決議や米欧などが独自に科していた経済制裁を解除する内容。「核の番人」と呼ばれる国際原子力機関(IAEA)が監視役を務めている。IAEAは今年2月に発表した最新の報告書で「イランは合意を順守している」と指摘している。
 トランプ氏は昨年10月、米議会に対し「イランは核合意を順守していない」と通知、今年1月には、5月12日までに英仏独3カ国や議会が新たな対策を取らない場合、核合意から離脱する考えを表明した。離脱表明を受け、今後は米議会の対応が焦点に移る。イランに対する追加制裁などを検討する見通しだ。

RT2018/5/8
US plans to withdraw from Iran nuke deal, reinstate sanctions – report
US President Donald Trump is planning to return old sanctions on Iran and add new ones, the New York Times reported citing sources. Trump is expected to announce his decision on the deal on Tuesday.

Trump told French President Emmanuel Macron his intention to pull out from the deal during a phone call between the two leaders on Tuesday morning, the Times reports.

A source who was briefed on the conversation told the Times that Trump plans to reinstate all sanctions the United States had waived as part of the 2015 nuclear accord. New economic sanctions will also be imposed, according to the source.

The information was leaked to the newspaper two hours before the expected Trump's announcement.

Trump has been a vocal opponent of the nuclear deal, a policy stance that has been praised by Israel but met with disapproval among Washington’s European allies.
The Joint Comprehensive Plan of Action (JCPOA), known as the Iran nuclear deal, imposes strict restrictions on Iran’s nuclear capabilities, in exchange for sanctions relief. The 2015 agreement was signed by the five permanent UN Security Council members (Russia, China, the US, UK, France) and Germany.

Tehran said on Tuesday that its response to Trump’s announcement will be dictated by what would best safeguard its own national interests.
"Iran is monitoring US and European stance closely, and will react to U.S. decision based on its own national interests," Iran’s deputy foreign minister Abbas Araqchi said after a meeting with envoys from France, Britain, Germany and the European Union in Brussels as quoted by Iranian media.

Tehran has previously signaled that it would consider staying in the deal, in the case of Washington pulling out from the agreement.

theguardian Mon 19 Aug 2013 19.26 BST
CIA admits role in 1953 Iranian coup
Declassified documents describe in detail how US – with British help – engineered coup against Mohammad Mosaddeq
The CIA has publicly admitted for the first time that it was behind the notorious 1953 coup against Iran's democratically elected prime minister Mohammad Mosaddeq, in documents that also show how the British government tried to block the release of information about its own involvement in his overthrow.

On the 60th anniversary of an event often invoked by Iranians as evidence of western meddling, the US national security archive at George Washington University published a series of declassified CIA documents.

"The military coup that overthrew Mosaddeq and his National Front cabinet was carried out under CIA direction as an act of US foreign policy, conceived and approved at the highest levels of government," reads a previously excised section of an internal CIA history titled The Battle for Iran.

The documents, published on the archive's website under freedom of information laws, describe in detail how the US – with British help – engineered the coup, codenamed TPAJAX by the CIA and Operation Boot by Britain's MI6.

[ワシントン 8日 ロイター] - ムニューシン米財務長官は8日、米国の対イラン制裁再開によって航空機大手ボーイング(BA.N)とエアバス(AIR.PA)に付与しているイラン向け旅客機・部品販売許可を取り消す方針を明らかにした。
トランプ大統領はこの日、イランと欧米など6カ国が2015年に締結した核合意から離脱し、対イラン経済制裁を再開すると発表。これを受けてムニューシン長官は記者団に「ボーイング(とエアバス)の免許は取り消される」と述べた。

長官はまた、米国の対イラン制裁再開によって原油価格が大幅に上昇する可能性は低いとの見方を示した。イラン原油輸出の減少分を補うため、一部の国が増産の用意を示しているとした。

国営イラン航空は、15年の核合意による制裁解除を受けて、エアバスから旅客機100機、ボーイングから80機、フランス・イタリア系の航空機メーカー、ATRから20機を購入する契約を結んだ。商用機には米国製の部品が多数使われているため、契約が履行されるかどうかは米政府の許可に左右される。

輸出許可を管轄する米財務省は、核合意離脱の90日の猶予期間が8月6日に終了した後は、商用旅客機と部品、サービスのイランへの輸出は認めないと表明。また、猶予期間終了後は、米企業によるイランとの商談への認可を取り消す方針も示した。

事情に詳しい関係者によると、ボーイングへの免許は20年9月まで有効となっていた。

ムニューシン長官は、一部企業に対し、猶予期間中に制裁の適用除外あるいはイランとの新たな取引認可を申請することを認める可能性についても言及。対象となり得る企業名は特定しなかった。

「個別的に検討することになる。ただ、概観すると、制裁を広範に実施することを目指している」と述べ、イランによる米金融システムへのアクセスを遮断することが米政権の狙いだと続けた。 
posted by ZUKUNASHI at 14:10| Comment(0) | 国際・政治
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