放射能問題 ある富裕家庭の表と裏: ずくなしの冷や水

2018年05月04日

放射能問題 ある富裕家庭の表と裏

2018/5/4、所用で外出、電車に揺られながら最近の出来事を思い起こしていました。

田舎からタケノコを送ってきたので知り合いのところに届けたときのことです。インターホンを押すとご亭主が顔を出しました。

「タケノコが手に入りましたのでよろしければ召し上がってください」
「どこのものですか?」

このとき、京都のような有名産地でなくて申し訳ないんですが、と答えようかと一瞬迷いましたが、汚染のことを聞いているんだろうと受け止めて
「〇○です。去年も食べて何もおかしくならなかったので大丈夫だと思います」
と答えつつ手渡して帰りました。

その後、ご夫人に会ったら
「この前はうちの人が失礼なことを言ってごめんなさいね。ずくなしさんは放射能マニアなんだから危ないところのものを持って来るはずがないのにと叱っておいたから」
「いや別に構いませんよ」

こんなやり取りがあったのです。

このご夫人は、放射能気にしない派を標榜しています。現政権支持です。

気にしていないと言う割には、甲状腺の病歴もあるのにあまり体調不良の話も出ませんので、どうなっているんだろうと思っていました。

彼女は体形維持のため食事量を控え、おいしいものを少しずつ食べる方針です。取り寄せる食材も多く、時におすそ分けをしてくれます。でも、私は時に高級食材でもいらないときっぱりと断ります。ご夫人が不安になるように即座にきっぱりとです。

最近もらったものを思い起こしてみると、西日本の食材を自家加工したものが多いように感じます。西日本産のしょうが酢漬け、関西の銘柄牛の佃煮風など。

タケノコを持って行った時のご亭主の対応、あれは何だろう? 裕福な家庭だから有名産地の高品質のものしか食べない? いや、確か菓子類を買い食いしているらしいような話もあったが。

ご亭主は、私とそれほど歳は違わない。人が何か持ってきてくれた時に、いちいち産地を聞くだろうか。放射能を気にしない派であれば、そのような質問は品質の良しあしを問うていることになる。

亭主は、食品の放射性物質汚染の実態を知っている。一日、本を読んだりネットを見ているらしい。レーシストの面が強い家族だが、一日、反韓、反中のツイートやサイトを見続けるわけにはいかないだろう。

亭主は、持病があることもあり、放射性物質汚染のことを気にしている。妻はうるさいと感じながらも、やはり本心は怖い。特に私が下流老人には高嶺の花の1個500円の干し柿を迷いなく断ったのは効いているだろう。

おそらくあの家庭の内実は、そうなのだ。別にいくら西日本のものを取り寄せて食べても経済的に負担しきれないということはない。

前に東横線沿線のスーパーを覗いたら、別に高級スーパーに衣替えしたとは聞いていない昔からのスーパーに割高な西日本産の野菜が多数並んでいた。

やはり、金持ちは食べて応援しているようなことを口にしていても、実際には黙って被ばく回避しているのだ。
posted by ZUKUNASHI at 14:51| Comment(3) | 福島原発事故
この記事へのコメント
はとこ(20代、女)が不妊治療を始めたと、母親であるおばに会って聞いた時(2017年)に、思わず『治療しても、毎日の食生活で産地を考慮し、放射能汚染回避をしないと、治療しても厳しいと思う。311以降不妊がとても増えているよ。』と言った話をした所、『そうかもしれないけど、でも、6年間の蓄積があるでしょ、、、。。。』と返って来ました。
普段、食べ歩きを趣味としているおばだったので、私は完璧なキニセンニンだと思ってたのですが、『実は薄々キニシタン、でも、何もできずにキニセンニンをし続けてる人』でした。。
キョーガク!!

このやり取りを思い出す度に、稲川淳二の怖い話のフレーズが頭をよぎります。
『怖いなぁ。。やだなぁ〜、、。。そう思いながら、暗闇を歩き続けていると、、』
ってこんな感じで、おばも怖いな〜嫌だな〜と思いながら、本当はマズイな〜と危機感を抱きながらも、半ば強制的に恐ろしい現実に対して、目を瞑って生活してた訳ですね。。

この恐怖のロシアンルーレットの代償は、もちろん自分たちの命です。
気付いてるのに、命を賭け続けるって、どう言う思考回路なんだろうか。。
正常性バイアスが途中でガッツリ掛かってこうなったのであろうか。
悲し過ぎる謎です。。
Posted by りえぴん@引越し準備中 at 2018年05月04日 21:47
普段から健康食品だサプリだと、カネの力で長生きできると思っている人たちが、気にしないはずは無いと思います。しかし美食の誘惑に勝てずに、悪影響を打ち消す方法をあれこれ探しているのもこの方々ですが。

金儲けに汚れ仕事は付きもので、それができるだけの欲がある方々にとっては、さっぱり被爆回避をするというのは、なかなか難しいことではないかと思います。

まあ究極の富裕層にとっては、少々金がかかってもたいしたことではない話ではありますが、人口の減少に伴う経済の縮小の方が気になるでしょうね。
さらに上の層は、人口が減った方が地球のためにいいと考えているでしょうから、どうでもいい話でしょう。
Posted by SY at 2018年05月04日 23:54
私が街頭インタビューをした時にどちらかというと社会的に優位にありそうな人が放射能問題について語ることを拒否しました。
必ずしも優位にはなさそうな人は、放射能問題について自分の意見を語ることに積極的な人もいましたし、自分なりに警戒しているとの印象を受ける方が多かったです。
みんなが逃げ出しては困る、だが自分は死にたくないという人は、静かに黙って被ばく回避をする。
みんなが逃げ出したら破産する人は、積極的に安全説を流す。
騙し合いですね。
危険をうすうす感じてはいるが生活を変えずにキニセンニンを続けている人、半分意識的に危険を無視している人は、それがその人の幸せの形なのですから、好きなようにさせてやったら良いのでしょうね。
分かってやっている人に言っても無駄。こんな世の中なら死にたい人は多いでしょうし。
でも分かっていても、生活費を稼ぐのに追われて被ばく回避に手が回らない人もいて、そこが悩ましいところです。
Posted by ずくなし at 2018年05月05日 00:16
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