日本産鋳鉄製ティーポットからコバルト、リチウム: ずくなしの冷や水

2018年04月07日

日本産鋳鉄製ティーポットからコバルト、リチウム

※ t-mari @kappel0208氏の2018/4/3のツイート
食品および飼料に関する早期警告システム(2/25〜3/9)
*注意喚起
日本産鋳鉄製ティーポット
アルミニウム高含有(9.69 mg/l)・コバルト(0.6 mg/l)・リチウム(4.59 mg/l)溶出

日本製品が震災後、警告システムに出たのは、おそらく初めて。

・・・引用終わり・・・

詳しい情報を知りたいと調べましたが、よく分かりません。

食品安全情報(化学物質)No. 2/ 2018(2018. 01. 17)
国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html

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鋳鉄製品ですから鉄を溶かして鋳型で整形しています。材料の鉄にくず鉄が使われ、それにアルミやコバルト、リチウム(電池由来?)が混入しているということですから、他の有害金属、放射性物質も入っていることがおおいに考えられます。

鋳鉄製品の足を使った公園のベンチに、放射能を発するものがあることが伝えられています。


SYさんから解説をいただきました。引用開始。

注意:あくまで推論としてお読みください。

日本産鋳鉄製ティーポット=鉄瓶のことでしょう。もともとの文書はRASFF(EU)のものですので、EUへの輸出品に関するものです。日本国内の鉄瓶とは仕様が違って、内部は琺瑯引きだそうです。

琺瑯用上薬の品質に問題があったのか、ティーポットとして想定外の使用方法(酢酸など強酸で煮る。まあ検査自体はそんなものですが)だったのかはわかりません。

溶出量が大きい(煮詰めて結晶が目に見えるレベル)です。全てリチウム電池由来だと考えられるような成分ではあります。放射能汚染ではそこまで大量に出ないでしょう。もし放射性物質ならばガイガー振り切れでトップニュースになります。

リサイクル品の鉄を鍋釜に使うことは無いと思いますが、原材料管理が甘い国の製品ならありうるでしょうか。

余談ですが、放射能測定用の鉄製遮蔽材でバックグラウンドが静かなものは戦前の製品だそうです。昔の戦艦の部材がよいとか、何かの記事で読んだ覚えがあります。核実験後に製鉄されたものに放射能汚染の痕跡が無いものはないと言われています。それに、近代化された製鉄法では工程管理のためにわざわざ放射性コバルトを添加しているのではなかったかと記憶しています。(そもそもの原因か)

環境に影響が出ない程度だとは思いますが、リサイクルではない鉄の放射線の管理はしっかりしている?はずですし、リサイクル品に関しても建築用の鉄筋で問題になったことがありますので測定はしているはずです。

ただし、どの程度のものかは調べていないので何とも言えませんが、食品よりはメチャ甘でしょう。派生品である使い捨てカイロの原料の鉄粉は、食品レベルの検査をすれば当然引っかかると思います。カセットやビデオテープも同じ原料由来なので引っかかるでしょうね。

・・・・・

はぁー、そうなんですね。ありがとうございます。高炉メーカーは、輸出分が多く相手国から証明書の添付を求められるので汚染回避にはそれなりの注意を払っているようです。
posted by ZUKUNASHI at 02:04| Comment(3) | 福島原発事故
この記事へのコメント
使い捨てカイロの主成分は鉄粉なので、11年当時、各メーカーの製品について放射線量率を調べたことがある。その結果、原材料の仕入の傾向のためかメーカー毎に明らかな違いがあることが分かった。中でも高熱量で最も人気といわれる製品の汚染度が際立って高かった。

外国では見たことがないこともあり、その機会に使い捨てカイロの発祥について調べてみると、日本メーカーが携帯用オイルカイロ市場から撤退する際に、自社ユーザーへの代替商品の提供を目的に開発したことを知った。
そのためか現在でも供給メーカーと市場は日本国内に限定される傾向があり、外国製品は僅かの中国製の他に見つけることができなかった。その中国製品は汚染がないことを確認している。
Posted by Driyos at 2018年04月06日 18:20
面白いですね。含まれる放射性物質は何なんでしょう。
Posted by ずくなし at 2018年04月06日 22:20
注意:あくまで推論としてお読みください。

日本産鋳鉄製ティーポット=鉄瓶のことでしょう。もともとの文書はRASFF(EU)のものですので、EUへの輸出品に関するものです。日本国内の鉄瓶とは仕様が違って、内部は琺瑯引きだそうです。

琺瑯用上薬の品質に問題があったのか、ティーポットとして想定外の使用方法(酢酸など強酸で煮る。まあ検査自体はそんなものですが)だったのかはわかりません。

溶出量が大きい(煮詰めて結晶が目に見えるレベル)です。全てリチウム電池由来だと考えられるような成分ではあります。放射能汚染ではそこまで大量に出ないでしょう。もし放射性物質ならばガイガー繰り切れでトップニュースになります。

リサイクル品の鉄を鍋釜に使うことは無いと思いますが、原材料管理が甘い国の製品ならありうるでしょうか。

余談ですが、放射能測定用の鉄製遮蔽材でバックグラウンドが静かなものは戦前の製品だそうです。昔の戦艦の部材がよいとか、何かの記事で読んだ覚えがあります。核実験後に製鉄されたものに放射能汚染の痕跡が無いものはないと言われています。それに、近代化された製鉄法では工程管理のためにわざわざ放射性コバルトを添加しているのではなかったかと記憶しています。(そもそもの原因か)

環境に影響が出ない程度だとは思いますが、リサイクルではない鉄の放射線の管理はしっかりしている?はずですし、リサイクル品に関しても建築用の鉄筋で問題になったことがありますので測定はしているはずです。

ただし、どの程度のものかは調べていないので何とも言えませんが、食品よりはメチャ甘でしょう。派生品である使い捨てカイロの原料の鉄粉は、食品レベルの検査をすれば当然引っかかると思います。カセットやビデオテープも同じ原料由来なので引っかかるでしょうね。
Posted by SY at 2018年04月07日 01:26
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