スクリパル中毒事件に英国情報機関の共謀説浮上: ずくなしの冷や水

2018年03月14日

スクリパル中毒事件に英国情報機関の共謀説浮上

早速出てきました。英国政府の陰謀説。管理人の見方は外れていない。
2018年03月13日
英国のロシア叩きが極端に過ぎてソールズベリーの事件は偽旗作戦・陰謀の可能性高まる

RT2018/3/13
UK intelligence may be complicit in Skripal’s poisoning – ex-FSB head
A former FSB director suggested British intelligence agencies may be complicit in attempting the life of former double agent Sergei Skripal, adding the incident has actually caused “enormous harm” to Russia.

Nikolay Kovalev, former director of Russia’s Federal Security Service (FSB), told RIA Novosti on Tuesday it is mainly the UK and its ally the US who benefit from Skripal’s poisoning. The former military intelligence officer was exposed as British spy back in the early 2000s.

“It looks like British secret services are complicit in it,” Kovalev went on. “[Defectors] are fully under surveillance … the secret services are monitoring them, they know their whereabouts and schedules. And then you have such strange events happen in a row.”

Kovalev, who led the FSB from 1996 until 1998, said he believes that a series of assassination attempts targeting defectors in the UK makes him think that the British “scapegoat this or that traitor after having utilized him to the maximum extent, and then say the Russians did it.”

Skripal, 66, and his 33-year-old daughter Yulia were found unconscious bench outside a shopping center in Salisbury last week, prompting London to pin the blame to Moscow.

On Monday, British Prime Minister Theresa May said the poisoning was either “a direct act by the Russian state on Britain,” or the Russian government had allowed the alleged nerve agent, ‘Novichok’, to get into the wrong hands.

“The government has concluded that it is highly likely that Russia was responsible,” she said.

Kovalev dismissed the claim, saying the nerve agents could have been stored in any post-Soviet country, including Ukraine.

“Given that [such substances] were stockpiled in former Soviet Union republics – sorry, but Ukrainian involvement can’t be ruled out,” he said.

His assessment has been echoed by another former security official who suggested the nerve agent allegedly used in attempting to take Skripal’s life was produced in the UK. General Vladimir Mikhailov, a former high-ranking FSB officer, told RIA Novosti that if Vil Mirzayanov, Russian chemical weapons expert who defected to the West in the early 1990s, had disclosed the formula, the MI6 “could have synthesize the agent and use it for political purposes.”

・・・引用終わり・・・

スクリパルが英国に渡った後何で生計を立てていたのか。
桜井ジャーナルの記事  8年前にロシアの刑務所から釈放されて英国へ渡ったロシア軍の元情報将校が毒薬で倒れた背景 と併せ考えると、情報関係機関と関連のある仕事についていたと考えるのが合理的です。

そして、スクリパルにロシアに帰る動きがあったとすれば、英国の情報機関がそれを阻止したいと考えるのも無理がありません。

スクリパルが自宅で亡くなった場合、上の記事にあるように亡命者については当局が見張っているという「常識」のある人たちにすれば、自分たちに疑いがかかりかねないわけで、それを避けるためには別のもっともらしい犯人の存在をほのめかす必要があります。

もともとそういう「真犯人」の証拠はあるはずがないわけですから、いずれ迷宮入り。政府としてこれが怪しかったと言って終わらせる。リトビネンコの事件にしてもベレゾフスキーの急死にしても同じような終わり方をしています。

スクリパルの娘はなぜ巻き込まれたのでしょう。プロの殺し屋は余計な殺人はしないという鉄則からすれば、スクリパルの娘が巻き込まれたのは、予定外のことだったのではないでしょうか。

BBCの報道によると、ロンドン警視庁の対テロ責任者、マーク・ロウリー警視監は「神経剤による殺人未遂という重大事件として対応している」とし、「症状の原因が神経剤だと認定できた。(中略)具合が悪くなった2人は個別具体的に標的にされたのだと、我々は認識していると言明し」ています。

これはおかしい。父と娘の関係です。しかも同じ場所で倒れていた。「2人は個別具体的に標的にされた」としても、それなら犯人は同じ。ここは無理があります。ロシアが娘を毒殺しなければならいどんな事情があったのでしょう。

そして、父子ともにまだ治療中です。スクリパルが回復すれば、何を暴露するか分かりません。

暗殺を謀った当事者にとっては、最悪の事態です。管理人の勝手な推測ですが、とにかく早くロシアを犯人に仕立て上げたい、そのうえでスクリパル父子に対応していくということではないかと考えます。

英国情報機関なりどこかがノビチョークを入手して暗殺に使ったが、薬剤の純度が基準に達していなかった、使用方法に通じておらず曝露量が致死量に達しなかった、そんな暗殺手段の手落ちがあったのかもしれません。

使われた薬剤は、遅効性の接触毒で数時間かけて効果の出るタイプなので、自宅内で毒を浴びた可能性があると英国の化学兵器専門家が述べたとBBCが伝えています。

スクリパル父子の行動パターンを知っている人間が、外出前に自宅でこの毒に接触させ、外出後、公衆の見ている前で倒れる計算だったのかもしれません。

ですが、真っ先に駆け付けた警官も1名入院しました。接触毒で皮膚から体内に浸透して効果が出るまでに数時間かかるとしたら、この警官が倒れるまでに何時間もかかったはずですし、被害者と皮膚接触はしていないでしょうから、どこで接触毒に触れたのでしょう。

ロシアは、使われた毒物の現物を示せと言っています。彼らは、ノビチョークでないことを知っている?

サリンでも何でもよいわけです。20人以上がこの事件の際に傷害を受けたとされ、警官の中には目のかゆみや息苦しさを訴えていた者もいたとされます。遅効性の接触毒ではありませんね。

英国当局は、スクリパル父にその娘を巻き込んだテロ類似の殺人未遂事件に仕立て上げなければならなくなっています。国連安保理緊急会合を英国が要求するともされています。

ロシアは、こういう理論闘争になったら強いです。どう展開するか、スパイ小説よりよほど読みごたえがあります。
posted by ZUKUNASHI at 23:19| Comment(1) | 国際・政治
この記事へのコメント
本当にノビチョークであるならばですが、平時にこのノビチョークと言う強力な兵器を軍の兵器庫から手にいれる事ができる人は、限られていますよ。ロシアでは、本人のサインと照会が必要です。スクリパルは、英国が食べさせていました。英国は、ロシアに強力な情報網を持つています。
Posted by 西 亨 at 2018年03月14日 07:36
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