うれしいビックリ 若者にも気を付けている人はいる: ずくなしの冷や水

2018年02月02日

うれしいビックリ 若者にも気を付けている人はいる

空間線量率リアルタイム測定表示システムの検討を始めたころ、コスト面から注目したのは、ガイガーカウンターモジュール GC10A です。この商品はキットと組み立て済のものと2種類あり、キットが5,800円、組み立て済が8,200円とガイガーカウンターの中では最安値になっていました。

組み立て済のものは夏以降欠品が続いていましたが、このほど通販のリストに並んだのでテストのため入手しました。次の画像が稼働中のGC10Aです。関連商品のビニールケースとUSBケーブルを買い、パソコンにつないでいます。完成品とビニールケースとUSBケーブル込みで1万円を少し超えます。


ビニールケースは、横に置いた時のフタの高さが測定器の液晶画面すれすれのところにあり。ふたをロックするとガタつかないようになります。管理人は水平方向の隙間に購入時に底面に張り付けてあった発泡スチロールを剥がし、適宜隙間が埋まるように張り付け直しました。

パソコンにつなぐUSBケーブルを外に取り出すために留め具の脇に穴を開けました。外側からマイクロUSBの端子を内部に差し込み、開けた穴で支えられるようにしています。


SOEKSと比べると、かなり大きく電池はケースの中に納まりますが携帯性に関しては優れているとは言えません。使用しているGM管が管理人が保有するSOEKSに使われているものより大きいようです。RADEX ONEはこれと同じGM管SBM-20を使っています。

この器械は液晶が大きく、測定値が見やすいという特徴があります。老人にはとてもありがたいのですが、これだけ大きな液晶ですと電池の減りが激しいかもしれません。

自宅ではUSBケーブルをパソコンなどにつないであれば、USBからのバスパワーで稼働します。電池は不要です。

器械が動くのを確認してからソフトを探しました。USBケーブルがあるということはパソコンにデータを取り込めるということであり、それなら単に長時間の記録だけではなくグラフ化などの機能も持っているはずです。
まず、Virtual COM Port Driversをインストールします。
http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm

この段階でTera Termというソフトを起動してデータを表示させると毎秒数値が追加表示されます。その時点での1分間のカウント数を表示しているようです。Tera Termからはデータをコピーして取り出せますのでそれを表計算ソフトで処理すれば、グラフを作ることができます。MAZURのデータを同様に表示させると1分ごとにデータが追加されますから、こちらは少し忙しい。

自動でグラフを描かせるためにソフトを探します。海外で販売されている器械と同じ部品を使っているようでGC10の名前が挙がっているソフトもいくつかありますが、試してみたら動きません。

GC10の販売会社は、顧客のフォローのために掲示板を運営しています。http://www.netiodev.com/GC10/joyful.cgi
そこでグラフ作画ソフトが動いたという記述を見つけましたが、そのソフトの所在が分かりません。探したら次と同じ画像が掲載されていました。



"GC10 monitor" とあります。検索すると一発で見つかりました。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se500611.html?ds

ダウンロードしてインストール、測定器のUSBコードをつなぐと測定が始まりますが、グラフが動きません。調べると作者からのコメントにVB6runtimeが必要なこともあると書かれています。VB6runtimeは、ビジュアルベーシックというプログラム作成ソフトで作られたプログラムを動かすときに必要な補助的なソフトです。

VB6runtimeをインストール
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/xtrmruntime/

動き出しました。グラフはなかなかシンプルな作りで悪くありません。しばらく稼働してみると、グラフの表示時間は1時間半程度が限界のようです。これは短すぎる。これでは睡眠中の空間線量率の変化を確認することもできません。このソフトの作者はWindows10対応までアプデートしてくれています。表示時間を長くできるようにしてもらえないか頼んでみようと思っています。

ただ、このグラフ化ソフト、2日目にして安定的に動かなくなりました。他のソフトをいろいろ動かしているためなのか、当惑しましたが、次に書くことが原因のようです。管理人の専用パソコンを使う使用方法では特に大きな支障にはなりませんが、汎用のパソコンで使う場合は少々不都合です。

管理人が気づいたことです。
@ 通信ポートの設定はほぼ自動でできると思います。管理人の通信ポートはなぜかcom7です。com3の場合が多いのですが。
A GC10からのデータは毎秒パソコンに取り込まれているようです。ソフトの受信のランプが1秒ごとに点滅します。パソコンの負荷もそれなりにあるでしょう。
B 管理人のパソコンでは、ソフトが稼働中にそのウィンドウを最小化するとウィンドウが消えてしまいます。そしてソフトを再起動するとcom*が見つからないとの表示が出て、その後測定器との接続を確認しろとの表示が出ます。
これは、ウィンドウを最小化すると、ソフトがバックグラウンドに移って稼働を続けています。そのため新たにソフトを起動するとcom*が見つからない、ふさがっていることになるためと考えられます。
この場合は、Windowsの画面下にある黒い帯(タスクバーと言うのかな)を右クリックしてタスクマネージャーを起動し、プロセスを表示、下の方にあるバックグラウンドプロセスの中にあるGC専用線量モニターの欄を右クリック、タスクの終了を選んで終わらせます。
その後にソフトを再起動すれば、正常に稼働するはずです。それ以外の動作は安定しています。
C もう少し様子を見て、フリーソフトの作者に謝意を伝えるとともに改善を依頼したいと考えています。

ここまでは、特にビックリすることも何もありません。管理人がビックリしたのは、一つにはこの測定器を製造している会社で働いているらしい若い人が、掲示板上で迅速かつ丁寧に顧客の質問に対応し、不良個所がある場合にはGC10の裏と表の写真画像を送らせて不良個所を指摘するのですが、それが小気味が良いほどに的確なのです。

そのような対応に質問をしたあるいはクレームを出した顧客も感謝の気持ちを表しています。

若者が出費を抑えようとして組み立てキットを買うのは健全です。そしてそういう人がすべて電気工作マニアであるとも見えないことも注目されます。放射能が危険で回避したいと考えている若者はそれなりにいたし、いるということです。

そういう若い人たちの会話が、ツイッターで見る他人を「放射脳」と揶揄するような人たちの発言とあまりに異なっています。どっちが普通なのかもう分からなくなっていましたので、とても新鮮で驚きました。まだ、まともな若者もいるということです。

空間線量率リアルタイム測定表示システムに使う測定器としては、GC10が使えます。ベータ線も一部検出します。価格面では最安値ですからRADEX ONEより7千円ほど安く上がります。

今後の空間線量率リアルタイム測定表示システムのセットアップはGC10とスティックパソコンのセットを基本とします。

ただ、他の放射能測定器をお持ちでない方の場合には、携帯に便利なRADEX ONEの使用も可能です。持ち出して屋外で使えます。

パソコンにつないで使う限りでは、液晶も省いた放射能測定器でも構わないのです。GM-10がそうです。まあ、そこはメーカーの基本的なポリシーにかかわるところでもありますので空間線量率リアルタイム測定表示システムの需要を見ながら考えていきたいと思っています。
posted by ZUKUNASHI at 11:49| Comment(0) | 福島原発事故
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