汚染地域に住むと外部被曝も内部被曝もありうることがこれで分かります: ずくなしの冷や水

2018年01月14日

汚染地域に住むと外部被曝も内部被曝もありうることがこれで分かります

次のグラフは、管理人の自宅屋外でMAZUR PRM9000を使って測定した空間線量率です。平均が30cpm程度。


次のグラフは、市川市内で個人が測定している空間線量率のグラフです。平均が29cpm程度で管理人自宅での測定値より1cpm程度低くなっています。測定器はともに同等な検出能力のあるパンケーキ型GM管を使っています。



二つ目のグラフのほうが見やすく洗練されていますが、それはさて置いて、2018/1/6から空間線量率の平均が1から3cpmほど上がっています。

降雨があったりして一時的に線量率が上昇すればスパイクとなって現れます。降雨に伴うスパイクは降り始めに強く出ますから鋭いクサビ状となることが多く、このグラフの1/6の午前から始まった線量率の高原状態が出るのは珍しいのです。線量率の上昇は1/9まで持続しました。

以前に比べて線量率の平均が3cpm上がるということは、常に線量率がそれだけ嵩上げされているということで、このような現象は新たな放射性物質の降下があったような場合に生じます。

市川に新たに放射性物質が降った? 他のモニタリングポストなどの数値を確認しましたが、そのような空間線量率の上昇は見られませんでした。原因は何でしょう?

管理人は当初、近所で家屋の解体などがあり、ホコリが飛んだのではないかと考えました。それにしても放射性物質の多いホコリということになりますが。

ところが4日後にはまたもとの水準に戻ってしまいました。線量率水準の嵩上げ効果は消えてしまったのです。

ということは、4日間の線量率の上昇をもたらしたのは、降下沈着した放射性物質ではなく、通り過ぎた放射性物質だということになります。

そして、そうなると発生源の推定が難しくなります。降下沈着せずに空間線量率を押し上げて過ぎ去るのは、ガス状の放射性物質です。市川にどこかから気体状の放射性物質のプルームが襲来した?

原因を探ろうと現地を訪れ、あちこち測りました。すると驚きの結果が!

民家のブロック塀の上端で警報音が鳴り続け、257cpmを指しました。新松戸の測定値と並ぶ最高値です。(新松戸は243cpmでしたが、その際に使用した器械は今回使用した器械と比べて約1割低く出ますので、ほぼ同等と見るべきでしょう)


紙を1枚挟んで測ります。176cpm。アルファー線分が81cpmもあります。


この地域は著しく汚染の強い地域だったのです。管理人は、この場所からかなり離れた周辺地域を測定したことがありますので、150cpmくらいは出るだろうと見込んでいましたが、これまでの最高を更新するとは予想していませんでした。

原因は分かりませんでした。工事中の家は見かけませんでした。ですがこの場所は外郭環状線の工事現場に近く、それ以外にも道路工事が行われていました。遠くには松戸市和名ヶ谷クリーンセンターの煙突が見えます。

1/6から上がっていますから宗教と関連した行事によるものでもなさそうです。どんど焼きは1/15です。正月休み明けに上がっていること、このころ強い風が吹いていたことなどから、工事中の道路のホコリが舞い上がった? ホコリなら沈着して水準嵩上げが継続するでしょう。

結局原因は分からないままですが、管理人が最高記録を得たブロック塀のほんの一欠けが測定器のそばに来るだけで線量率が数cpmは上がります。

濃厚汚染地域は、このようなリスクがあります。何が飛んできたか、どこから飛んできたかはわからないままに空間線量率が跳ねることがあるのです。ブロック塀のほんの一欠けが測定器のそばに来て線量率が上がれば、その測定器の管理人は異常に気づいてそのかけらを遠ざけるでしょう。

ですが、それが細かい粉末状で風のまにまに流れているような場合は、誰も気づかないうちに吸気被曝を重ねてしまうことになる恐れがあるのです。
posted by ZUKUNASHI at 02:39| Comment(0) | 福島原発事故
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