リアルタイム計測・表示をやってみたいが: ずくなしの冷や水

2018年01月09日

リアルタイム計測・表示をやってみたいが

2018/1/9に寄せられたお尋ねにお答えします。引用開始。

おはようございます
遅れましたが今年もお世話になります

リアルタイム計測地点が増えていくことを心待ちにしています

教えて頂きたいことがあります
@ Radexとスティックパソコンがあればとりあえずリアルタイム計測が表示されるという認識でよいのでしょうか?

お答え:基本的には、Radexの特定の機種(Radex One)とパソコンがあれば、リアルタイム計測の表示が可能です。

タブロイドパソコンでもノートパソコンでもちろん可能です。管理人は、測定・表示の安定性を優先してスティックパソコンをこの目的専用に使うことを選択しました。

ですから、ご自宅でデスクトップパソコン、ノートブックパソコンをお使いの場合、Radexのサイトからソフトをダウンロードしてインストールし、例えばRadex One(Radexの他の機種がパソコンとつなげられるかは調べていません)を付属の専用コードでつなげば、つないでいる間、パソコンの電源が入っている間、グラフが表示されます。

この場合、ご自分で線量率を確認されるだけなら、ネットにアプロードする必要はありませんから、Radexが提供しているソフト以外には特別なソフトを入れる必要はありません。

ソフトをインストールした後は、ネットにつながっている必要もありません。

とても簡単です。

A また、持ち歩ける大きさでしょうか?
お答え:Radex Oneは、男性なら胸の内ポケットに挿しておくこともできる大きさです。会社は腰のベルトに挿すことを想定しているようです。

外出時は、この測定器だけをコードから外して持ち歩けます。警報音とバイブレーションで線量率上昇を教えてくれます。

スティックパソコンの本体は、私の手の中にほぼ隠れるほどの大きさです。移動中は電源がないのとモニター画面がないので、グラフを確認することはできませんが、ホテルに入った後は、ホテル室内のテレビにつなぐことができればそこで計測した線量率の推移を見ることができます。



そのために持ち運ぶ必要があるものは、Radex Oneに付属のコード、スティックパソコンの電源装置(3cm角のサイコロ状)です。単にその場でグラフを見るだけなら、これだけで足ります。

スティックパソコンを部屋のテレビにつないでネットをみることもできます。スティックパソコンとホテルのLANとの接続は、Wifiを使うかLANケーブルをUSBで接続するコードを用意します。

この場合は、小型のキーボードとマウスが必要です。さもないとネットで必要なサイトを選べません。

B TERRA電池が無くなりそうな時と線量が急に上がった時、アラームが鳴って再計測すると言われてますが、電池があっても夜中アラームが鳴るときが有りました。
先日、富山県魚津市のホテルでアラームがなり見てみると0.6辺りからの再計測でいつもとは違い長く鳴っていたので少しパニックになりました。
リアルタイム表示があれば実際に上がったのか判るのかな?と思い、検討したいのでお願い致します。


お答え:富山県魚津市は、西風の際に志賀原発から放出された放射性物質の通り道の一つです。遭遇された0.6μSv/hをもたらしたプルームの放出源がどこかは分かりませんが、能登半島で線量率が大きく上昇すること、それと同時期に糸魚川で線量率が上昇することが多いことを考えれば、魚津で0.6μSv/hもありうることだと考えます。

出過ぎたことを言いますが、リアルタイム表示をしてもそのような場所での被曝軽減になりません。被曝軽減のためにはできれば線量率が上がりそうな時期にそのような場所に行かないことです。

C 話しは変わりますが、岐阜県白川郷
ポケットから出して頻繁に見てましたが0.15がほとんどでした
金沢城辺りも0.15が多かった
意外と高いので驚きました。

お答え:岐阜県、石川県は若狭湾の原発群、能登半島の原発の影響を受けることが多く、屋外で0.15μSv/h出ても驚くには値しません。私が現地調査の際にMAZURを裸で手で持ち歩いていて50cpm出れば0.15μSv/hです。ここはちょっと高いなと感じることは濃厚汚染地帯でなくてもよくあります。多くの場合、どこかから放射性物質を含んだ気流が流れてきていると見当がつくことが多いです。

D TERRA-p+裏側のカバーは外したまま使用してます
もっと早くガイガーカウンター買えば、前回との比較が出来たのにと後悔してます


お答え:裏側のカバーを外すと一部のベータ線が検出されますね。個人の被ばく回避目的では、それが好ましいです。もともと個人向け放射能測定器の表示する数値は、相対的なものです。他の機種との比較はあまり意味がありません。同じ場所の経時的変化、場所を変えたときの相対的な変化に注目すべきです。

低線量率の範囲で具体的な数値をあげつらっても、あまり建設的な議論にはなりません。警報の鳴る最低基準であることが多い0.3μSv/hを超えるような水準ではどの個人用測定器もそれなりの反応をして似たような数値を示します。そうなれば他機種による測定値との比較も意味を持ちます。

嫌なことですが、「前回との比較」のチャンスはこれからいくらでも機会があります。それに向けて比較のための今のデータを収集しておきましょう。
posted by ZUKUNASHI at 11:59| Comment(0) | 福島原発事故
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