ガンマだけで9μSvの津島集落はベータ込みで最低5倍の数値はあったはず: ずくなしの冷や水

2017年12月30日

ガンマだけで9μSvの津島集落はベータ込みで最低5倍の数値はあったはず







※ おゆうさん @ikarostayuu氏の2017/12/29のツイート
2011年夏に、政府はアルファ、ベータ線を計測できる線量計を売らないように圧力をかけたと聞いた。ネットから全て消えてしまっていた。1年後に在庫を放出したので買ったけど。当時ガンマだけで9μSvの津島集落は最低5倍の数値はあったはず。6月のBBCの取材で自宅も5倍の差があると判明したから。

・・・引用終わり・・・

意味わかりますか? 桑ちゃん氏の使っている測定器はアロカの製品で感度の高いものです。
γ+β線量で倍の線量が示されるというのは、γのみの場合と比較してという意味です。

管理人が馬橋駅に近いアパートの階段下で測った例では次のようになりました。この例でもβ+γはγのみの約3倍になっています。
α、β、γ計139cpm
β+γ:124cpm
γ:42cpm
β:82cpm
α:15cpm

これはMAZURを使い、コンクリート面に密着させて測定していますから弱いベータ線もある程度検出しています。

上の桑ちゃん氏の測定例は、車の中で測定しています。ですから地表に落ちたベータ線源の出すベータ線の多くは車の中のダッシュボードの辺りまでは届かないものが圧倒的に多いのです。

それでもガンマ線数と同じ程度の線量が検出されています。

つまり少なくともこの地点では、車の中まで届く強いベータ線が多いということです。

ストロンチウムやイットリウムのベータ線です。

山間の道で両側に斜面があるような場所では、ベータ線源が多いと車内に飛び込んでくるベータ線で目がしょぼしょぼすることがあると言われます。体験した人の話です。

桑ちゃん氏は、煙に言及していますから、ベータ線源が大気中を飛んできていて車のすぐ近くを流れている可能性を示唆しているように見えます。

ストロンチウムなどが飛んできているとすれば、大変危険なことです。バスビーは、海岸の近くは海水に含まれたストロンチウムが潮風に乗って流れて来るので海岸から1km以上離れろと助言しています。

菅元首相が福島第一原発沖で海水を採取した際にキャビンにいた人まで日焼けしたというのは、ベータ線の影響と考えればありうることですし、大変危険なことをしていたということになります。
posted by ZUKUNASHI at 00:12| Comment(0) | 福島原発事故
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。