密航者の共犯だとして広く非難を浴びているリビア武装警備隊: ずくなしの冷や水

2017年11月13日

密航者の共犯だとして広く非難を浴びているリビア武装警備隊

RT2017/11/9
Remember the time Boris Johnson praised Libya’s coastguard? He may be regretting it..

以下、日本語訳:

ボリス・ジョンソンがリビア国境警備隊を称賛した時を覚えていますか?彼はそれを後悔しているかも知れません...

英国の外相ボリス・ジョンソンがリビア国境警備隊員と握手を交わし、難民を北アフリカにとどめる彼らの努力を称賛したのは、ほんの数週間前だ。しかし、新しい虐待疑惑は、ボリスの太鼓判が本当は何の価値があるのかを示している。

密航者の共犯だとして広く非難を浴びている武装警備隊は、2017年にEUから1億ユーロ(1.15億ドル)の賞金を授与された。EUは単純に、傷つきやすい急所を守る仕事を暴漢に外注したのだと批評家は考えている。最近の出来事は、問題のある団体をプロの部隊に変換するのにお金はほとんど役立っていないことを示している。

EUが支持するリビア国境警備隊が救出任務で猛然と仕事に取り掛かった時に、小さな子供を含む5人の人々がどのように亡くなったのか、地中海で活動する慈善団体により明らかにされた。職員たちは、救助者たちを攻撃したり、命を危険にさらしたとして非難されている。

失言の多い英国の外相、ジョンソンは、8月に警備隊を褒めたたえ、隊員と握手をした。このことは、雑多な民兵の寄せ集めが破壊された国の広大な地域のいたるところで略奪行為をしているにもかかわらず、リビアとの関係改善と、ぐらついているリビア国民合意政権(GNA)への支持を公に宣言する試みの一部となった。

月曜日、欧州に資金提供された機器を使って、国境警備隊は水中でもがいている人々を攻撃し、大きなパニックを引き起こしたと伝えられている。ドイツのNGOシー・ウォッチの声明には、海難救助コーディネートセンター(MRCCローマ)がどのようにして難民を沈みそうなゴムボートに送ったか、書かれている。

「シー・ウォッチ3の乗組員は、リビア国境警備隊のパトロール船が到着し、遭難した人々の乗船がはじまったとほぼ同時に現場に到着しました」と声明文は伝える。

「パニックが始まり、おびただしい数の難民が水中に落ちました。」

リビア船は、人々がまだ船のはしにつかまっている時に不適切なスピードで発進し、人々を引きずった。シー・ウォッチがリビア国境警備隊に命を脅かす作業についてくり返し警告した後、イタリア海軍のヘリコプターが調停し、さらにひどい操船を防ぐためにリビア船を一旦停止させなくてはならなかった。

「少なくとも5人がボートが沈みかけて亡くなりました。その中には子供がおり、シー・ウォッチ3に乗船していた医療スタッフが蘇生を試みましたが、助けられませんでした。」

地中海の慈善団体は、遭難して、多くは公海上ですでに沈みかけている船に近づくことがよくある。人命の安全確保のためには、常に落ち着いていなければならない。海に落ちた人たちは泳げない者がたくさんいるであろう。

シー・ウォッチは、EUや、ボリス・ジョンソンのような国境警備隊を支持する政治家を酷評した。

「もし、落ち着いた環境で適切に作業することができたなら、多分、今日だれも死なずに済んだでしょう。その場に居合わせた、例えばフランス海軍の船と一緒に救助活動を行う調整をせずに、リビア国境警備隊はできるだけたくさんの人々をリビアに連れ帰ろうとし、数人の命を失うことを許容したのです」と、シー・ウォッチの特命団長であるヨハネス・ベイヤーが言った。

「この人々が亡くなったのは、粗暴なふるまいで安全な救助を妨げたリビア国境警備隊に非があります。しかしながら、この隊員たちを訓練し、資金を出しているEUの側にも責任があります。」

「警備隊はEUの意思で動きます。EU諸国はいよいよこの出来事から結論を導き、リビア国境警備隊との協力を止めなければなりません。」

この出来事はトリポリから30カイリ北の海域で起きた。しかし、海岸から12カイリ離れたところから公海は始まると考えられている。

シー・ウォッチは、リビア国境警備隊が「国際法を犯しているいる」と非難した。

巨額の金の注入と、政治的な称賛にもかかわらず、悲劇は表立って続いている。今週、ナイジェリア人と思われる26人の女性の遺体が地中海の難民船で発見された。それらの遺体は、検死のためにイタリアのサレルノに移送された。

EUのリビア国境警備隊との取り引きは、海上で難民が命を危険にさらすのを止めることをもくろんでいる。しかし、世界中の人権団体は、その取り引きは「極めて有害」で、リビアに人々を置き去りにするのは安全ではないと執拗に言っている。

現在、合計58人の生存者が安全にシー・ウォッチ3に乗船している。

Translated by EVITA

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・・・・・

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こういう愚かな人がよくも外相に選ばれたものだと感心します。

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posted by ZUKUNASHI at 09:21| Comment(0) | 国際・政治
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