欧州で空間線量率上昇 2017/10/5: ずくなしの冷や水

2017年11月11日

欧州で空間線量率上昇 2017/10/5

読者から欧州で空間線量率上昇が見られるとの情報が入りました。少し調べました。

イタリアは高いときがあります。


フィンランドのバルト海沿いで少し高い数値が出ています。0.3μSv/h超が数箇所。フランスの英国に近い半島の先端も0.3μSv/h超。

ガンマ線についてはそれほど高い場所は見当たりません。ベータ線源でしょうか。



クレタ島


2017/10/6午前1時頃ドイツで1個だけウォーニングのランプが付きましたがすぐ消えています。

スイス 確かに少し上げています。


ドイツでまたウォーニングのランプがついてます。


確かに上がっています。ですが、これは個人の設置した測定器によるものです。ベータ線も検出している、そのために値が高いのではないかと見られます。


スプートニク日本 2017年10月07日 03:13
欧州で大気中の放射線量の急上昇が観測された。放射線の正確な発生源は不明だが、利用可能な情報は、発生源が東欧にあることを示している。ポピュラーメカニクスが報じた。
大気中のルテニウム106の濃度上昇は9月29日から、ドイツやイタリア、オーストリア、スイス、フランスといった西欧、中欧諸国で観測されている。
ドイツ連邦放射線防護局は、大気中の放射能の上昇が人間の健康を脅かすものではないと指摘する。
ルテニウム106は放射線療法、特に眼腫瘍の治療のために使用される。また、人口衛星の燃料電池にも使われている。

・・・引用終わり・・・

ルテニウム106 半減期は374日 ベータ崩壊

やはりベータ線ですね。
ルテニウム 106 アイアプリケータ JRIA

RT2017/10/10
Mysterious spike in radioactive particles across Europe baffles scientists
Radiation monitors have detected radioactive particles in the air across Europe, although the source remains a mystery.

Germany’s Office for Radiation Protection reported increased radioactivity in parts of Central and Western Europe over the last week. The heightened levels were detected at several trace measuring stations in Europe, and at six locations in Germany.

The particles are ruthenium-106, an isotope used in cancer radiation therapy for eye tumors and at times in radioisotope thermoelectric generators (RTGs) which provide power to satellites. An increase of ruthenium-106 has been detected in the air in Austria, France, Germany,

The particles are ruthenium-106, an isotope used in cancer radiation therapy for eye tumors and at times in radioisotope thermoelectric generators (RTGs) which provide power to satellites. An increase of ruthenium-106 has been detected in the air in Austria, France, Germany, Italy and Switzerland.

While officials say there’s no need to panic, they don’t know where the material has come from. The elevated radiation levels don’t present a threat to human health.

“New analyzes of the source of the radioactive material are likely to indicate a release in the southern Ural,” the Office for Radiation Protection said, “but other regions in Southern Russia can not be excluded.”

It said that because it’s only ruthenium-106 that has been detected, this rules out a nuclear power plant accident.

Similar spikes in radioactive particles have occurred across Europe in the past, but they are rare.

In February, trace amounts of radioactive Iodine-131 were detected across parts of Europe. The iodine faded, and the source of the radioactivity wasn’t identified, Motherboard reports.

France’s IRSN institute announced the trace amounts were detected over Norway, Finland, Poland, Germany, Czech Republic, France and Spain.

南ウラルが発生源ですと日本にも飛んで来ている可能性は大です。ですが欧州で検出された量は微量ですのであまり心配は要らないでしょう。

前にヨウ素が検出されたときは、北欧の小型の研究施設での操作ミスでした。欧州は自分たちにミスがあったときも東欧だとかロシアだとか言います。RTのニュースにあるように欧州の多くの国で同じルテニウムが検出されれば、それの時系列の動きを調べることで放出源は分かります。ルテニウムは医療用で製造できればそれなりの付加価値があるでしょう。

日本にルテニウムが流れてきたときに検出できるか? 常時監視しているところがあるか? CTBT高崎がその一つですが、ルテニウムを調べているかは分かりません。それに検出結果は原則非公開です。福島第一原発事故後に特例的に結果を公開しましたが、何ヶ月も遅れての公表です。

個人の放射能測定器でベータ線の増加を検出するのも無理でしょう。他のベータ線が多いですからその中に埋もれてしまいます。

欧州で放射線量が上がったという場合は、それがグローバルに影響しうる。欧州の場合は、特に高緯度地域では警戒するくらいの気持ちでいたほうが良いのかもしれません。


共同通信 2017/11/10 23:52
欧州で微量放射性物質検出
ロシアかカザフで事故か
 【モスクワ共同】フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は10日までに、過去数週間に欧州の大気中で微量の放射性物質ルテニウム106が検出され、ロシアかカザフスタンの核関連施設で9月下旬に起きた何らかの事故が原因とする声明を発表した。ロイター通信が報じた。
 9日付の声明によると、欧州で検出されたルテニウムは人の健康や環境に影響を与えるものでなく、原因も原子炉事故のような深刻なものでない。核燃料の取り扱いなどで生じた事故との見方を示している。

※ pearl_of_life‏ @flyhighyuzu氏の2017/11/10のツイート
ロシアまたはカザフの原子力施設で9月末に事故があった可能性をIRSNが示唆。欧州を覆う放射能汚染雲から推測。100〜300テラベクレルのルテニウム106を放出、もしフランスだったなら半径数キロの住民を避難させるほどの事故。#原発
posted by ZUKUNASHI at 19:18| Comment(1) | 福島原発事故
この記事へのコメント
欧州では毎日のように、高線量の場所があります。
マドリードはもう何か月間もAlertが出っ放しです。
他にもイタリアとスイス国境付近、イタリアの中部のVitterbo,Roma、スイス、ノルウェー、
プラハ、ベルギーなど非常に頻繁に高線量になっています。

日本の方が欧州へ旅行する際は以下のサイトは必見です。
私は2015年のチェルノブイリの山火事で放射能が拡散したのでは、と疑っています。
日本の大阪市や東京都でやった瓦礫焼却と同じ、放射性物質の濃縮が起こっているのでしょう。

http://radmon.org/
https://remap.jrc.ec.europa.eu/Default.aspx

Posted by 新日本人 at 2017年10月06日 02:49
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