とうとう東京も衰退が始まった: ずくなしの冷や水

2017年09月30日

とうとう東京も衰退が始まった

2017年09月29日
とうとう始まったな どこでより早く強く顕在化しているのかなの記事を書いていて、東京都の出生死亡比率が大きく低下していることに驚きました。

くたびれていたので次のグラフを作り、何かの間違いではないか後で確かめようと思っていました。


上のグラフ作成に使ったデータは、全国人口動態統計速報値によるものです。次は、東京都が発表した市区町村別人口動態によります。上のグラフは出生死亡比率を基準時を設定して指数で表示しています。次のグラフは実数値です。


二つの統計がとらえる出生数と死亡数は異なります。簡単に言うと全国人口動態統計は発生地で把握、東京都の統計は帰属地で計上です。

グラフのパターンはほぼ同じですから、東京都の最近の出生死亡比率の低下が大きいことは間違いないと言えるでしょう。

2番目のグラフで低下が始まったのは2016/11と読み取れます。当時何か気付きのことがあっただろうかと過去の記事を見ました。
2016年12月25日
東京も滅びは始まっている
東京都は、全体としての人口動態を見れば良好です。
ですが、2016/11時点での小選挙区人口動態では、
小選挙区 主要都市 出生率変化率 死亡率変化率 短期指数 長期指数 総合指数
東京20 東村山市 0.95 1.03 -0.08 -0.16 -0.24(前月-0.20)
東京23 町田市 0.96 0.98 -0.01 -0.22 -0.23(前月-0.21)
東京24 八王子市 0.94 1.01 -0.07 -0.15 -0.22(前月-0.20)
東京25 青梅市 0.99 1.03 -0.04 -0.16 -0.20
などがワースト上位に進出、先行グループの地位を脅かしつつあります。

やはり、東京都南部、西部の人口動態の悪化がはっきりしていたのですね。管理人は、そのうちまた盛り返すだろうとの楽観を有していました。

ですが、その後は一方的な低下を続けています。既に10ヶ月になります。こうなると、トレンド定着と言わざるを得ません。しかも下降トレンドがかなり急です。

2016年12月25日の記事では、区部と市部に分けてトレンドを見ています。今回はこうなりました。

まず東京都全体の出生数死亡数の12ヶ月移動平均


東京都区部の出生数死亡数の12ヶ月移動平均


東京都市町村部の出生数死亡数の12ヶ月移動平均


東京都の出生死亡比率が堅調推移を見せていたのは、人口の流動性が高く、若い人の多い区部の死亡数が伸びず、出生数が高位推移だったからだと分かります。ですが、最近は市町村部で死亡数が急増、区部でも増加がはっきりしています。

区部の人口が946万人、市町村部が428万人です。この先、市町村部が悪化の度合いを強め、集団規模が2倍の区部も悪化が進むことになれば、東京都の姿はどうなっていくでしょう。

3年後、テレビだけしか見ていなければ、世はオリンピックで浮き立っているように見えるかもしれませんが、あなたのお宅では喪に服している、そんなことがないよう願っています。
posted by ZUKUNASHI at 11:16| Comment(0) | 福島原発事故
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