アルファ線15cpmは何だろう?: ずくなしの冷や水

2017年05月20日

アルファ線15cpmは何だろう?

インターロッキングブロックで測定したアルファ線の数が毎回変動します。アルファ線に比べたベータ線の数が多いためにアルファ線遮断後のベータ線の数の変動によって影響を受けているのではないかと考えました。

周辺から来るベータ線の数を減らしてみたらどうかという試みです。

ポリエチレン製の食品容器2個を入手し1枚の蓋に大きな穴を開けました。ラップフィルムを敷きその上に測定器を置き、上から容器の本体2個と穴を開けた蓋を重ねてかぶせます。食品容器の本体、蓋ともに薄い物ですが、折り返しがあるので地面に接する近くは数枚重ねた厚みがあります。


10分計測で残り3分、94cpm。最初は低く次第に上がりました。


ラップフィルムを引き抜きます。


10分計測で残り3分、109cpm。最初は高く次第に下がりました。

この差は15cpmになります。こんなにアルファ線数分が多くなったのは初めてです。

ポリエチレンの食品容器を外します。


風があったせいか数値が変動します。


10分計測で残り3分、109cpm。食品容器をかぶせたときと同じになりました。


この場所は平坦ですから、横から斜めに測定器に入るベータ線が多いかと思いましたが、インターロッキングブロックの特性からか横から入射するのはごく少数で、アルミなどでできた遮蔽板を敷けばベータ線のほとんどは遮断できるようです。

少し横に動いた場所では、時定数20秒で測定値に大きな幅がありました。高い値はアラーム設定の134cpmを超えましたが、持続時間が短くアラームは鳴りませんでした。





連休の放射能測定演習 個人用測定器によるアルファ線検出量は標本試料の持つ放射能のごく一部にとどまる

81cpm÷2×(2/3)=27cpm

2017/5/6の測定結果
10 測定場所のU
裸で直置き α、β、γ計 96cpm(100cpm超過)
検出部にビニールを当ててβ、γ計 88cpm
検出部にアルミ板を当てて 44cpm
二重のビニールケースに入れて 28cpm

アルファ線15cpmはありうる数値です。

この平坦で回りに物が少ないインターロッキングブロック上では
アルファ線 15cpm
ベータ線 44cpm(一部周辺からのベータ線を含む)
ガンマ線 44cpm(弱いガンマ線遮蔽で28cpm)

という結果になりました。

管理人が測定器の保管容器代わりに使っているポリプロピレンの容器は少し厚みがありますが、ガンマ線の遮蔽効果もあることはどうも確実です。

それとラップフィルムを検出口に挟むと一時的ですが検出値が上がったりします。静電気のせいでしょうか。紙を使ったほうが良いのかもしれません。

2017/5/19、平日のウォーキングを再開し何箇所か測定しました。私の住まいの近くでは100cpmはざらです。



新しい施設の舗装面 意外と高いです。継続して測る価値がありそうです。福島第一原発事故から1年以上経過してから置かれたインターロッキングブロックもこれくらいでした。平準化するのでしょうか。


ここでは安定して100cpmを超えました。


101cpm


フィルムがなかったのでマスクを外してアルファ線を遮蔽しました。


アルファ線10から11cpmとなりました。上の15cpmは別に特異な数値ではありません。全体で100cpmほどあればアルファ線が10から15cpmもあるのが常態のようです。

密度が疎なインターロッキングブロックを調達してその辺に投げておいたらどうなるか。やってみます。







posted by ZUKUNASHI at 22:03| Comment(0) | 福島原発事故
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