フィールドワークの記録 新シリーズの1: ずくなしの冷や水

2017年04月16日

フィールドワークの記録 新シリーズの1

2017/4/16は気温が上がり6月並みの陽気となりました。樹木観察に出かけたついでに新機材を用いて現地調査を行いました。

調査先は、2014年04月24日 フィールドワークの記録 4で10,000CPMを検出した場所。

場所の全景 この歩道上を向うの柵の切れ目辺りから手前に、そしてここの後まで場所を1〜2m程度移動しながら測定しています。まずは測定結果をご覧ください。


測定器は薄いプラスティックの袋に入れてありますからアルファ線は検出しません。


















冒頭のリンク先記事にあるような1万CPMなどという高い値は出ませんでしたが、どこでも変動が大きく60CPMくらいは出ています。(新しい器械で1万CPMも出たら走って逃げます。目を近づけなくても良いように500円の双眼鏡を買いました)

最高は160CPMでした。

管理人が以前に見つけた自宅近くのミニホットスポットのこの器械での測定値が 160CPM、0.43μSv/h相当でした。ガンマ+ベータ。地表5cmだからアルファ線は届きません。同じですね。この辺にはミニホットスポットがそこいら中にあることになります。


この器械でセシウム137を測った場合、1μSv/hになるカウント数は334cpmだそうです。ですから60CPMならば0.18μSv/hでそれほど高くありません。160CPMでも0.48μSv/h。

60CPMは、管理人が自宅近くの風の通る場所の地上高1mで2017/4/15に検出しています。アルファ、ベータ込みですがベータ線の寄与原因物質は同じでしょうか。

通常、空間線量率を算出する場合は、日本ではベータ線をカウントしませんから地上高1mで測定すれば、この場所の空間線量率は0.17〜0.18μSv/h程度にになるでしょう。SOEKSで測ると地上高1mの値が少し高いなと感じる程度です。

冒頭のリンク先記事の測定のあと、高いCPMを出す土壌は散逸しました。ただ、それはこの歩道表面に広く薄く広がったということではないと思います。

今日の測定の結果からは、この場所付近はかなりの広がりでベータ線源がより濃く降下したらしいという印象を受けました。

原因物質は、スペクトロメーターで分析したわけでもありませんから分かりませんが、おそらくはアルファ線源とベータ線源の混合物ではないかと考えられます。

それらのベータ線源が降下したタイミングとしては、管理人は次の時期を想定しています。
@ 2011/3/11夕刻、千葉市内の石油タンクの火災事故の影響で延焼した劣化ウランが飛散、降下した。(保管されていた劣化ウランは、延焼時点で年月の経過により子孫核種への崩壊が進んでいます)

A 2011/3/20のプルーム第六波
2015年04月16日 2011/3/20午後 関東南部にプルーム第六波

B 2011/3/21のプルーム第七波
2015年04月16日 2011/3/21早朝から 関東南部にプルーム第七波

C それ以降

ベータ+ガンマで100CPM強は、福島県北部の民家の敷地内コンクリート表面の測定値と同等です。今回はホットスポットを探すために5秒間の測定値を示しています。アルファ線はカウントしていません。

この器械は、パソコンにつないで1分ごとの測定値を記録することができます。小型のパソコンにつないでカートに載せて移動すれば、ベータ線源のホットスポット探索が可能になるでしょう。場所情報は動画撮影でも良いし、GPSの記録をつける方法も考えられます。

いろいろな機材が出ています。費用をかければ、個人でも詳しい調査が可能になっています。
posted by ZUKUNASHI at 22:16| Comment(0) | 福島原発事故
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