◎被曝による身体状況の悪化を調べるセルフチェックリストの使い方: ずくなしの冷や水

2017年03月22日

◎被曝による身体状況の悪化を調べるセルフチェックリストの使い方

このセルフチェックリストは
A 身体症状の強弱
B 被曝回避努力(努力が少ないほど点数が増えますから被曝許容度と理解したほうが分かりやすいです)
C 初期被曝環境
を把握しようとしています。

これまでのプリテストでは、AとCの相関が強く出ていますが、注目されるのはAとの相関は低いと統計の相関係数で出ているBについて、これをCに加えてAとの相関を見ると、はっきりした相関が見られます。

AとBの相関が低いのは、C初期被曝環境が悪かったと自覚する人ほど、被曝回避努力量が増え、被曝許容度としてのBの点数は下がります。また、A身体症状が強く出ていると自覚する人も被曝回避努力量が増え、被曝許容度としてのBの点数は下がります。

一方、例えば西日本に住んでいてCが小さいと油断している人は身体症状が出ていても被曝との関係を認識できないことが多く、被曝回避努力量が少なく、つまりB被曝許容度が上がります。

ですから、CとB、AとBは逆相関になるはずです。

これらの相関関係は、標本数の少なさ、テストに協力してくれた方の自己評価にバイアスが見られることなどから統計上有意な相関ではないとの議論もありうるでしょう。定性的な評価を数値化して統計処理をしていますので、その限界もあります。

ですが、AとB+Cについてこれだけの相関が出れば管理人としては十分だと考えています。これまでこのブログに書いてきた被曝症状軽減策の考え方としては間違っていないことが確認できたからです。



上のグラフで
A 身体症状の強弱は現に生じているものです。
C 初期被曝環境は6年前のことですから今から修正することはできません。
現時点で変更可能なのは、Bの被曝回避努力(被曝許容度)です。

被曝回避努力を強めれば、被曝許容度が下がり、Bの点数が下がります。そうすると、上のグラフで横軸上の位置が左にずれます。全体の分布の近似直線は左肩下がりですから、横軸上の位置が左にずれれば縦軸上の位置は下に下がります。少なくともそのように期待できます。

新しいセルフチェックリストでのBは、被曝回避努力最大=被曝許容度最小の場合で10点、その逆の被曝許容度最大の場合の点数は52点です。

読者のお一人が新旧両方でチェックした結果を教えてくれましたが、旧リストで9点のところが新リストでは13点になりました。これは最低点プラス3点ですから、例えば問20でA、問25でA、問29でAとなれば到達してしまう非常に厳しい水準です。

ですが、今、真剣に身体症状を改善しようとするならば、そこまでやらなければならないという状況なのだろうと管理人は考えています。

今ほどほどの身体症状だからほどほどの被曝回避努力でよいとする考え方もありましょう。そこは各人の判断です。

・・・・・

2014/3/22までに寄せられた新しいセルフチェックリストに基づくセルフチェック結果です。平均が青い破線で示されています。


posted by ZUKUNASHI at 20:07| Comment(0) | 福島原発事故
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