タリウムはウラン238の子孫核種の中にもある: ずくなしの冷や水

2017年02月15日

タリウムはウラン238の子孫核種の中にもある

次の事件は忘れていましたが、タリウムを使っていたんですね。

※ 毎日新聞2017年2月14日 23時18分(最終更新 2月14日 23時18分)
元名大生公判
被告人「タリウム興味は人を殺せるかも…」「周期表にある物質が手元にあるのが魅力的だった」とも

 名古屋市で高齢女性を殺害し、仙台市で同級生ら2人に劇物の硫酸タリウムを飲ませたなどとされる元名古屋大学生の女(21)=事件当時16〜19歳=の裁判員裁判は14日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)の公判でタリウム事件の検察側被告人質問があり、元学生はタリウムへの興味について「人を殺せるかもしれないことと、周期表にある物質が手元にあるのが魅力的だった」と話した。

 検察側の主張によると、元学生は高校2年時の2012年5〜7月、中学時代の同級生の女性に1回で約0.8グラム、高校の同級生の男性に2回に分けて計約1.2グラムの硫酸タリウムをそれぞれ飲み物に混ぜて飲ませ殺害しようとしたとされる。

 元学生はタリウム混入後に入院した女性を見舞った際、女性が脱毛などの症状について「ストレスが原因」と話していたことに触れ「医療の力ってこんなものなのかと思った。ばれていないという安心感があった」と述べた。男性がタリウムを飲んだことを確認した時には「飲んでくれたことに感動した」と話した。

 また、タリウムに関し調べた結果などとして自らの「実験ノート」に女性の致死率を「20%」、男性は「30〜40%」と記載していたことを明かした。ただ問われている殺人未遂罪について、投与時の殺意は改めて否定した。

 元学生は薬物に関心を持った経緯についても話した。中学1年の頃に父親から毒キノコの話を聞いて毒物に興味を持ち、毒性や致死率などを調べ始めたと説明した。高校1年の冬ごろには毒劇物に関心を抱き、薬局で年齢を偽るなどして硫酸銅や水銀などを購入したとした。【金寿英】

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170215/k00/00m/040/141000c#csidx97655f8ef31b829b216901b3d1b40b3
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これまでもウラン238の崩壊系列表を参照してきましたが、いい機会です。管理人がよく言及するのは、ウラン238、ラジウム、ラドン、ビスマス、ポロニウム。タリウムに言及したことはないと思います。

ラジウムは、数年前世田谷の民家の床下から見つかりました。ラドンは気体で肺がんの原因物質とされ米国では保健面からの基準があります。ビスマスはガンマ線を出すのでガンマ線のスペクトロ分析で測定されます。降雨の際に空間線量率を上げる主因となっているとされています。ポロニウムはガンマ線を出さず察知されにくいこと、ほどほどの半減期を持つので暗殺などに使われることがあります。

タリウムは、次の図の右下隅にあります。すべてがこれを経由するわけではないようですが、読者の身近にもタリウムはあります。上の事件で使われたのは放射性ではないはずですが。

これらはいずれも重金属で毒性があります。加えてアルファ線を出すなら毒性は計り知れません。2011/5、関西で降り始めの雨の一滴を口に入れてしまった方が激しい体調不良に襲われた例があります。



2016年02月15日
妻が奈良で被曝、夫婦で相談すぐ決断して行動へ 鹿児島へそして沖縄へ 
posted by ZUKUNASHI at 11:37| Comment(0) | 福島原発事故
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