福島第一原発3号機は放射性物質分溜装置となっていた?: ずくなしの冷や水

2017年01月09日

福島第一原発3号機は放射性物質分溜装置となっていた?

2017年01月09日 黄色い粉 白い粉はこれからも降るか?(配信記事)に書いた着想は以前からありましたが、具体例を得てよみがえりました。過去の記事に特に間違いはないようです。

2015年04月03日 山形県北と栃木県にアルファ線源が飛んだ日はいつかから

3/15早朝のプルームは、ヨウ素が多かったのですが、燃料棒が破損し、ジルコニウムが1,855度で溶け始めたときにヨウ素、セシウム、テルル129mはすでに沸点を超えています。最初に出てくるのは沸点の最も低いヨウ素です。

ジルコニウム融点1,855度、沸点4,409度。
モリブデン沸点4,639度、テクネチウム4,265度、ウラン3,745度、プルトニウム3,232度、ストロンチウム1,382度、。
鉛の沸点は1,744度、銅2,570度、鉄2,750度、アルミニウム 2,470度、カドミウム765度。
テルル129m988度、セシウム 641度(668.4度とも)、ヨウ素184.3度

2011/3/14深夜福島第一原発2号機格納容器から放射性物質が漏れ始めたとき、真っ先に出たのがヨウ素であり、これが3/15朝、首都を直撃しました。その後正午前にもプルーム第二波が襲来していますが、横浜市中区で採取された土壌サンプルの検査結果では、3/15中のセシウム降下量は少なくなっています。

そして、原子炉内のメルトダウンが進むにつれ、溶融燃料の温度が上がり、沸点の高い放射性物質が出てきます。

日本時間の2011/3/21に採取された福島市飯坂町のサンプルからは、Mo-99が773.3Bq/kg検出されていますから、どこかの号機が完全に4600度以上の熱を持ち、おそらく、ありとあらゆる核分裂生成物を大気中に放出していたと見られます。



2014年09月28日 2011/3/21、3号機の発煙は、MOX燃料が燃えた可能性から
ENENEWS2014/9/25の記事によると、イリノイ大学の原子力工学科教授Magdi Ragheb博士は、「2011年3月21日、3号機の蒸気放出は黒煙へと変わった。ありうべき水素または水蒸気爆発が格納容器建物の構造上部を破壊し・・・UO2燃料、コンクリート瓦礫または炭化ホウ素B4Cのありうべき燃焼から放出される蒸気および黒煙」との見方を示していると言う。

記録によれば、2011/3/21、15時55分 - 18時頃、3号機の上部から黒煙が上がる。18時20分頃 - 翌日7時11分、2号機原子炉建屋の山側の屋根の隙間から白煙が上がる。とされており、この間3号機からは、燃料の燃焼によって放射性物質が大気中に放出されたことになる。
posted by ZUKUNASHI at 13:07| Comment(1) | 福島原発事故
この記事へのコメント
これは、地域によって、疾病率や発症率だけでなく、放射線障害によって生じる疾病の種類にも、差が出そうですね。きちんと計測して、分析すれば、疾病の予防や対策にも生かせそうですが、、、何もかも隠蔽ではねえ(ToT)

分留されたのは、放射性物質だけではなく、人間もかもしれません。まあ、低温で揮発して、さっさと避難した人間と、高温でも揮発せずに汚染地域に留まり、「食べて応援」を続ける人間、どちらが人がとして正しいかは、なんとも言えませんが。
Posted by ぷう at 2017年01月10日 02:24
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