千葉1区の人口動態悪化要因はなんだろう: ずくなしの冷や水

2017年04月01日

千葉1区の人口動態悪化要因はなんだろう

千葉1区の人口動態が悪化傾向を続けています。2017/2はワーストワングループから外れましたが第二グループに付けています。

何が原因なのか、未だに分かりません。悩ましいのは、次に掲げる千葉市南部クリーンセンターの汚泥焼却灰のセシウム濃度の推移です。2012年にリバウンドが見られるのです。



上の図でセシウム137と134の比は乱れがありませんから、このセシウムの起源は福島第一原発です。

拡大図 リバウンドのピークは三つあります。2012/4/18、2012/7/4、2012/11/7


山武市内の事業所が測定した空間線量率。この事業所は放射性薬品を製造しており、除染が徹底しているでしょう。ここでもリバウンドが見られ、2012/4から2012/10までが高くなっています。


この線量率の推移からは、2012/4から2012/10まで追加的な放射性物質の降下があったと推定されます。

追加的な放射性物質の降下があると、まず空間線量率に反映されます。次いで降下した放射性物質が雨水とともに下水に流れ込み、下水焼却汚泥の放射性物質濃度を押し上げるはずです。

前出のグラフでは、最初のピークが2012/4/18、最後のピークが11/7ですから、焼却汚泥になるまでのタイムラグを考えれば、ほぼ対応しています。

他の汚水処理場の汚泥焼却灰セシウム濃度はどうでしょう。手賀沼終末処理場、2011/5から。2012/4にリバウンドのピークがあり、その後も10月頃までより小さいとはいえピークを形成しています。


放射性物質が降下すれば、ありとあらゆるものに放射性物質が付着します。衣類、掃除機のゴミを例に取れば分かりやすいのですが家庭ごみにも汚染が及びます。それらのゴミは焼却場で焼却され、焼却飛灰の放射性物質濃度を押し上げます。

千葉市新港焼却工場の焼却飛灰のセシウム濃度です。


こちらは2012/2/15と5/18にピークが出来ています。最後のピークは小さく10/17です。2/15にピークが出来ている原因は分かりません。剪定枝などの事業系のゴミが持ち込まれたのかもしれませんが、2月は日数が少ないこともあり、特に変わったところはありません。


2012/4頃から追加的に降下して家庭用品などに付着したセシウムは、家庭ゴミとして約1ヵ月後に処分されたと見ることができます。掃除機のゴミ処分の間隔がその程度でしょうか。

一方、野菜などの農産物に降下し付着したものは、人の身体を通り抜けて排泄物として排出され、それは下水処理場の汚泥焼却灰に残ります。そのため、下水処理場の汚泥焼却灰のピーク期間はごみ焼却場のそれよりも長くなっていると考えられます。

千葉市の下水道システムでなんらかの異常異例な事態があり、汚泥焼却灰のセシウム濃度が上がったのではないかとの疑いを抱き続けてきましたが、どうもそうではないようです。

2012の春から夏にかけての千葉市中心部におけるセシウム追加降下量はかなり多かった。そして、その間、住民は降下したセシウムを直接呼吸により取り入れ、さらにはごみ焼却場の排煙で吸い込むことになったと見られます。

もし、ごみ焼却場からのセシウム放出量が多ければ、多い状態が続いていれば、千葉1区の人口動態はさらに悪化していくでしょう。

4年前からの懸案でした。
2013年06月13日
関東に放射性物質は降り続けている 山武市の空間線量率と千葉市下水汚泥セシウム濃度が証明している 1
posted by ZUKUNASHI at 21:42| Comment(0) | 福島原発事故
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