デジカメで中性子線を捉えられないか: ずくなしの冷や水

2016年10月25日

デジカメで中性子線を捉えられないか

2016年10月09日
サウジはイエメンで中性子爆弾を使用したのか?の記事を書いていて、中性子線が入るとビデオカメラやデジカメの撮影素子にノイズが生ずるらしいことを知りました。

それならば、積極的にノイズを拾わせることにより中性子線(らしきもの)を把握できないかと考えました。

この場合、ビデオカメラよりデジカメのほうが使いやすいです。黒い遮光袋の中に入れて、長時間露光すればノイズを拾えるのではないでしょうか。

ここまで考えて気付きました。中性子線は、レンズも筐体もそのまま通過してしまうはず、像が見えることはないはずだと。

例えば次の図で左のAという文字の形の部分から中性子線が出るものとします。撮影素子がこれに密着していればノイズがAという形で現れるでしょうが、Aから出る中性子線は一定方向にだけ出るわけではありません。あちこちに飛ぶわけですから、少し離れれば時間をかけてノイズを拾ってもそれがAの形を取ることはないはずです。



このように考えれば、冒頭の記事に掲げた画像のうち、次のものが中性子線を拾っていると言えるのでしょう。



他の2枚の黄色い微細な点は、発光体であり、それが中性子線を発する源かもしれませんが、少なくともカメラの撮影素子に入力した中性子線ではないということになります。記事訂正です。

そのように考えて、デジカメで中性子線を検出することは可能だろうと思います。遮光して長時間露光ですから、撮影素子がうまく中性子線を捉えたとしたら、こんな風になるはずです。



ただ、指先に乗るような小さなデジカメの撮影素子にこんなに中性子線が入っていたら、腰を抜かしますよね。1ヶ月分だとしても。身体全体でどれだけの中性子線を浴びていることになるでしょうか。

実は、この点はガンマカメラを作る難しさでもあると考えています。例えば、ある測定器でガンマ線を測定したら100cpmあったとします(これはかなり高い値です)。このガンマ線を使って像を結ばせるには、ピンホールカメラの原理を使うしかありませんから厚い鉛の板に開けられた小さな点を通ったガンマ線しか使えません。10cpm行かないかも知れません。1時間で600本、12時間で7,200本ですから、それくらいあれば一応像らしいものが見えるでしょうか。

たった一箇所撮影するのに12時間もかかっては実用にはほど遠いです。しかも撮影対象の放射能の濃淡までは無理です。

福島第一原発の事業体が、ガンマカメラで1、2号機排気塔の根本を撮影した画像がありますが、かなりラフでした。人が近づけば死ぬようなそんな放射能が高いところでしか、ガンマカメラは使えないのだろうと考えていますが、違うでしょうか。

・・・・・

※ 美澄博雅 ‏@hiroma_misumi 氏の2016/10/24のツイート
シンチレータやデジタル画像検出器CMOSイメージセンサー、CCDでX線、γ線を検出できる。多分解像度は良いので、βγ線の重複検出も可能で、β線核種も検出できるだろう。フィルムオートラジオグラフィーは設備投資なしでもできが、きたない、くらい、きつい。

美澄博雅 ‏@hiroma_misumi 氏の追加情報を待ちます。
posted by ZUKUNASHI at 13:56| Comment(0) | 福島原発事故
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。