福島県は、夕刻降雨があり、少し線量率が下がりました。関東北部は東風になっています。
2016/9/26も福島県下は風が弱い状況で、F1から放出された放射性物質が比較的近い地域に降下、沈着している模様です。福島市に近いところでも室内の放射能が上がっているとの情報があります。

夫沢2区は、9/26の正午前、前日の最高値を越えています。
2013年の夏には、福島第一原発3号機で行われたガレキ撤去作業により南相馬市や宮城県の一部でも線量率が上昇、飛散した放射性セシウムが南相馬市で栽培されたコメの一部に付着しました。
2016/9/25
夜、ホワイトフードのメールサービスで知りましたが、福島県下のMPの表示値が一部で上がっています。

1日で0.15μSv/h線量率を引き上げるだけの放射性物質が降っています。
風は弱いです。

夫沢2区は、9/25朝になって急に動きが出ました。ゲップ現象と見ていましたが、深夜になっても下がりません。2016/9/26午前9時30分現在7.929μSv/h。大きくは上がっていませんが。


山田農村広場も水準としてはまだ低いですし、上昇スピードは落ちましたが上昇が止まりません。通常ペースの放射性物質の降下が続きそれが沈着しているということではないでしょうか。

1号機の覆いが外れていますから以前より多く飛ぶことは当然ではありますが。

2016/9/24
2016/9/24、F1は東の風で夫沢より夫沢2区の上がり方が大きくなっています。9/24の夜から安定横ばいで来ましたが、9/25朝になって急に動きが出ました。ゲップ現象でしょう。
2016/9/23
2016/9/23、自宅空間線量率
9日4時間46分累積線量 23.4μSv/h
時間平均 0.10599μSv/h
これまでの最低になっています。


2016/9/22
F1近傍のモニタリングポストの測定値がここのところの台風などで大きく低下したのでグラフをリセット。


夫沢2区地区集会所 2016/9/13午前9:50から9/19午前9時10分まで
第一段階の24時間超連続上昇は2016/9/14 13:20ころに一旦終わり、その後はゲップ現象を見せながら降雨で低下を繰り返しています。

9/13に始まった1号機のカバー取り外しで放射性物質が大量に飛散し、しかもそれがセシウムなどの粒子状のものであったために沈着し、その後の線量率の高止まりを生じたことがわかります。
9/15以降のピークは、管理人の言うゲップ現象とみられ、ウラン238などの子孫核種で短寿命のものが多いためにピーク形成後の線量率の低下が大きいですが、少しずつ水準が上がっており、セシウムなどの粒子状の放射性物質の放出が続いていることが分かります。すでに台風襲来前の9/10ころの水準に復帰しています。台風で流れたものが補給されたということです。
2016/9/17以降は降雨で放射性物質が流出、線量率が下がりました。

夫沢は、10分値の変動が少なく、夫沢2区地区集会所について述べたことがより明確に現れていることが分かります。

こちらは、台風襲来前の水準まで復帰するのにもう少し時間がかかりそうです。

F1で大きな作業があれば放射性物質が大量に飛びます。F1近傍にのみ影響を与えるわけではありません。空に仕切りはありません。いつ遠方まで飛来するかは分かりません。
F1の事業主体は、作業計画の開示が不十分です。放射性物質の飛散防止の努力はおろそかにされています。住民は、自分で自分の身を守るしかありません。
この状態が続けば、オリンピックが始まるころにはさらに放射性物質の降下、蓄積が激しくなっているでしょう。F1から放出されている放射性物質はガンマー線を発してモニタリングポストで検知されるものだけではありません。
9/15はあまりもやっていません。

ノーテンキな日本人、海外では1号機のカバー取り外しに注目しています。
2016年09月14日
TEPCO dismantles safety wall around crippled Fukushima reactor building (VIDEO)
少し離れたところを調べてみました。龍ヶ崎は降雨。いつもより大きいピーク、当然でしょう。

長岡は降雨も少しあったようですが。柏崎刈羽を再稼動して住民が被曝したいと考えている地域です。

右端のピークは降雨なし、西風ということですから、原因施設はF1ではありませんね。あそこから頻繁にもれている? 調べなければ良かった。

日本人やっぱりもうダメかも!
友人のカナリア・ジジイから、今日は咳が出ると。