なぜ2012/4〜10の放射性物質追加降下が千葉市で多かったのか: ずくなしの冷や水

2017年04月03日

なぜ2012/4〜10の放射性物質追加降下が千葉市で多かったのか

下水汚泥焼却灰セシウム濃度の推移については、4年前に調べたことあります。

2013年07月13日
下水処理場の汚泥等のセシウム濃度 1
2013年07月14日
下水処理場の汚泥等のセシウム濃度 2

放射能濃度測定結果(バックナンバー)

関東では、ほとんどのところで2012年春に濃度が上昇していますが、千葉市ほどには顕著ではありません。

なぜ千葉市の上昇が大きかった、降下物が多かったのでしょうか。福島第一原発から流れてきた気流が特に濃厚に放射性物質を含んでいたということもあるのでしょうが、この地域では降下しやすい条件もあったようです。

次の図は千葉県のサイトから取っています。
https://www.pref.chiba.lg.jp/taiki/kanendo/documents/18-kisyou1.pdf



これによると、春から夏にかけては、北東方向から風が吹くことが多いのですが、海に入るところで南風に行方を阻まれていることが分かります。

上の風速と風向は、長年の統計から導き出されているので永続的なものです。つまり、今でも春から夏にかけては、千葉市の海沿いでは南風と東北からの風がせめぎ合い、その結果として放射性物質の降下が多くなっていると懸念されます。

そして、それはこれからも続くことになります。

管理人の現地調査の結果では、2016年11月時点で
谷津干潟・幕張本郷 0.1244μSv/h、検見川・花見川 0.1279μSv/hでしたから検見川・花見川のほうが空間線量率は高くなっています。

千葉1区の空間線量率の下がり方は、相対的に少なくなっていく可能性があります。
posted by ZUKUNASHI at 14:26| Comment(0) | 福島原発事故
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