2016/6/4、驚くべき情報を得ました。例によって徘徊の途中、腹がすいたので持参したバナナを食べようとベンチを探したら、スーパーの前に何人かの老人が座っていて、男性老人の脇が一つ空いています。
そこにかけて、水を飲み、バナナを食べていたら老人が話しかけてきました。最初は、健康問題から。そうです。人と話す機会があれば健康問題の面接調査をしているのです。
心臓の持病があると聞き、筆者の緊張が高まります。ホの話を警告しなければなりません。
周辺情報から話し始めますと、異論も質問も出ません。ふんふんと聞いています。そして、突如、「おれ、核燃料を運んでいたんだ」。
えっ、えーえっ。
その方は、トラックの運転手をしていたのですが、核燃料(ウランと見られます)を運ぶことがあり、あるとき好奇心から荷物を開梱する場に立ち会ったのだそうです。
トレーラーに12個の硯大(すずりの箱の大きさということか)のものを積んで茨城県の研究所に運んだ際に、核燃料の現物を見たとのことです。防護服を着て手袋を二重にはめたと言います。キューブ状のものが入っていたそうです。
その方は30数年前、つまりチェルノブイリ事故の前に甲状腺がんにかかり摘出手術をしたとのことです。ずいぶん大きく腫れて息苦しくなり手術に踏み切ったのですが、声が出なくなる恐れを覚悟したそうです。幸い切開箇所が声帯の近くで傷つけることが避けられたため、今でも声は出ます。手術は6時間に及んだそうです。
そして甲状腺がんの原因は、その年配男性が言うには、ウランだとほぼ断定していました。
その方は、核燃料製造会社やそれを使用する会社の運転手ではありませんから、工場内に立ち入ることはなかったはずです。運搬先では開梱に立ち会っていますが、一回だけでしょう。
甲状腺がん発症はチェルノブイリ事故の前ですから、この方の場合は、チェルノブイリ事故によるヨウ素の被曝が原因ではありません。
となると、たった一回の開梱立会いの際に被曝したとしか考えられず、その方が原因はウランだと考えるのは、妥当性があると管理人は考えます。核燃料の詰められていた箱は、ウランの微粒子で汚染されており、それが飛散し、吸入したとしか考えられません。
核燃料運搬に際して特に安全教育などは受けていないとのことでしたが、ご自分で放射能のことを調べられたのだと思います。セシウムが心臓に悪いとの当方の指摘はご存じなかったようです。そういわれても、魚が好きで止められないと言っていました。
福島第一原発事故についても出身地の関係か、かなりご存知のようでした。郷里に帰ったときは、空間線量率の測定に参加しているとのことで、「ここのほうが向こうより高い」とも。
「前に何やっていたのか」と聞かれました。「よく知っているから公務員だつたのかと思った」とも。向こうが上手です。
そして管理人が最も驚いたのは、「これからひどいことになる」とのその方の発言でした。
ウランが大量に飛散したことは説明していません。何がどう作用するかということはご存じなくても、放射性物質が飛散した後にどうなるかは、よーくご存知のようでした。
管理人は、ヨウ素だけでなく、セシウムも甲状腺異常の原因物質になるとの説は知っていましたが、ウランも同じだとは知りませんでした。
晴天の霹靂です。雷に打たれたと同然のショックで今日の現地調査は中途で放棄しました。
2016年06月04日
成人男子がチェルノブイリ事故前にウランが原因と見られる甲状腺がんを6時間かけて摘出手術
posted by ZUKUNASHI at 17:15| Comment(2)
| 福島原発事故
徘徊調査中にその様な仕事の経験者に出逢えた事は、決して偶然ではなくむしろ必然だったのでしょう。
人生において偶然の出逢いは無いといいますので、またそんな貴重なお話も我々読者はブログを通して得る事が出来る。ネット環境もあながちすてたもんではないです。
要は利用する人それぞれの、気の持ちよう次第なのでしょうね。
その出逢った方のこれから更に酷い事になるという想定は、我々に身をもって警告してくれている様に思います。
ただガンマ線ならまだしも、ベータ線やアルファ線を正確に計測なんて、我々一般人にはほぼ不可能です。やれる事をやるしかないのですが、311後に産まれて来た人には、多少なりとも耐放射性に強い躰で産まれて来てて欲しい。
はかない願望ですが、そう考えないと最近やりきれない自分がおります。
子を持つ親として、人類が生存して往くのに、まさかここまでの事を考え生きていかなければならない時代が来るとは、夢にも思っていませんでした。
今回の記事で実は私も思い当たる所があります。以前お話しましたように、私は3年間、沖縄に住んでいました。言わば日本の国内では最も吸気被曝の危険性の低い地域で暮らしていた訳です。それが、仕事の事情で沖縄暮らし続行を断念し大阪に戻ってきました。とたんに、嗜眠性の傾向が現れ、かつ皮膚の炎症が増えました。かきむしってできた傷は容易に潰瘍になり、それが中々治りません。
教えていただく情報から、大阪もひどく被曝しているということが分かっています。当然、東日本ほどではないとしても福島原発事故当初の一次被曝も受けていますし、ガレキ焼却による放射性物質の拡散もされています。未だに南港にある焼却場で一体何を燃やされているのか分かりません。確認はまだできていませんが、キロ8000ベクレルまでの放射性廃棄物を含む瓦礫、ゴミ類は一般ゴミとして燃やされてしまうという狂気の施策が既に実行されているので、この南港の焼却場でも、そういう毒物がじゃんじゃん燃やされてるかもしれません。日本中の社会環境中に組織的に放射性物質が拡散されている訳です。
しかも、コンクリートや道路などにも再利用として使われていくと。そう言えば、韓国の道路をガイガーカウンターで計ると大変数値が高いということも聞いたことがあります。韓国もとうの昔から放射性物質を大量に含む瓦礫などの再利用として、道路やコンクリートに転用してきているのでしょう。愚かなことです。
私自身の沖縄からの帰阪後の体の不調は、ずくなしさんがおっしゃるように、いったん汚染地から避難した人がまた汚染地に入ったことでより強い被曝症状が出る、というものではないでしょうか? あいかわらず1週間に2回、南港近くまで仕事で出かけなければならず、そのたびに強い眠気とだるさに襲われてます。
どなたが書いておられたか忘れましたが、その時は、大きな花粉症用のマスクの中にヒモを切ったN95のマスクを入れてホッチキスでとめたものを利用しています。心なしか眠気やだるさがマシになったような気もしています。(こういった情報も大変助かっています、ありがとうございます)
今の日本、放射性物質汚染の危険もさることながら、サイコパスとしか思えないような施策、指針が連発される状況を鑑みるに、自民党政権を支える官僚やアヘ達の中枢神経が既にやられているという可能性を憂慮しなければなりません。今回の記事の元トラックドライバーさんの言われる通り、これから先もっとひどいことになる、という点は残念ながら頭のテッペンからつま先まで同意せざるを得ません。なにしろ、サイコパスの集団が国の施策を履行していく訳ですから・・・
ちなみにネットで検索したサイコパスの特徴というのを列挙してみます。
*口達者で一見、魅力的(アヘは間違っても魅力的ではないですが、人によってはそうみる人もいるかも)
*非常によく嘘をつく(ビンゴ!)
*同情を引こうとする(自己愛型、これもビンゴ!)
*無責任で問題行動が目立つ(ちょっと当たりすぎ・・・)
*衝動的に行動する(う〜む)
*責められると逆ぎれする(こりゃもうどもならんわ)
日本で生を継続している人たちは、その生の健やかな全うを図りたいという根源的欲求のために、よっぽど思い切った生活転換策を企画する必要があります。特に子どもたちを守るためにはその策を徹底しなければなりません。 個人的にもその策を練り、実行しようと思っています。無知と無恥のヘドロで蠢いている日本の権力層と言われる雑魚どもに、私たちの一つしかない人生をないがしろにされてはたまりません。