読者が放射能問題を勉強すればするほど被害を逃れることは無理と分かって気が狂いそうになると書いておられました。
そうです。現実と正面から向き合えば、放射能の害に立ち向かうことなど無謀なことで、放射能禍はこれまでの生活すべてを破壊することを認めざるをえなくなるでしょう。
退却か、死か。それだけの選択です。
2016年02月09日
人生は一人一人の一回限りの冒険 たかがクニというヤクザに脅されて人生を棒に振ってしまうなどもったいない
2016年01月04日
被曝症状が出始めたらエリートコースを歩ませるのは無理です 健康回復を優先に
2015年06月29日
放射能の害を知れば人生航路は変わらざるを得ない
これまで、子供に手間とカネをかけて立派に育ててきた人ほど、諦めがつかない。これまで描いてきた路線を捨てきれないのですね。
でも、無理です。何も捨てず、何も犠牲にせずに今までどおりはありません。
今までどおりにやる選択肢はもちろんあります。放射能の害を知らないふり、見ないふりをして子どもにこれまでのキャリアパスを歩ませる。それもありだと思います。
ただし、言うまでもありませんが、その代償は大きいですし、比較的短期間に見えてくるでしょう。
放射能の害を避けるためには、すべてを捨てて逃げるのが原則です。
シリアの国民は、町を捨ててギリシャにトルコに逃げ、海で遭難し、トルコで狙撃されて死んでいます。
日本では放射能禍はあっても、爆弾や弾に当たって死ぬわけではないから、猶予はあると考えるかもしれません。放射線が命中しないように気をつけていれば生き延びられる?
そうはなりません。放射線が一発当たっても死にはしないでしょう。ですが10CPMの環境では毎分10本放射線が当ることになります。雨あられと放射線が降り注いでいます。
何を取り、何を捨てるか。その選択だけの問題です。それを理解すれば気が狂うことはありません。
夢と希望に満ちたこれまでの家族の人生が不本意な方向に進むことは避けられないのです。
家族それぞれが自分の人生行路を見直すことが必要です。キャリアパスなどが見えてきた一定の年齢で判断力も持つ子どもには、自分で考えさせましょう。過保護は止めましょう。自分の夢を子どもに押し付けることも止めましょう。
もっと幼い子どもは、親だけが頼りです。あなたは子どもの寿命を決めることができる家庭内の専制君主です。
2016年05月17日
原発事故は人々の生活を根こそぎ破壊する すべてこれまでのままなどは出来ません
posted by ZUKUNASHI at 15:00| Comment(0)
| 福島原発事故
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