福島第一原発事故直後にヒラリーに届いたEメール: ずくなしの冷や水

2016年02月16日

福島第一原発事故直後にヒラリーに届いたEメール

福島第一原発事故直後にヒラリー・クリントンに届いたとされるEメールがネットに載っている。

送信時刻は、Saturday, March 12, 2011 7:33 AM 、米国東部時間だろうから日本時間より14時間遅い。日本時間では、3/12、21:33となる。土曜の夜9時過ぎ。この時刻には、F1近傍のMPの値が大きく上昇し始めていた。単位nSv/h。



情報源は、"From a guy we know here in japan who does background searches for us etc..."となっており、日本にいてバックグラウンド、空間線量率の調査をしている男性のようだ。

次のサイトで風向の予測を見ている。
http://www.surfline.com/weather-forecasts/north-japan-wind-chart_2731

"Leak has been doing since last night. It is still not under control. A US team was flown in to help get this thing under control, but that is not public record yet. It will come out later, I think. "
漏洩は昨晩(3/11夜)からあり、米国のチームが福島に行ったとある。

"Anyway, leak from last night means it is hitting us about now. I am not going outdoors for a while."
「私はしばらく外出しない」と。

"Normally one might also take K-I (Potassium Iodine) tablets as a precautionary measure. Substitutes include alternative sources of iodine including isojin or consuming seaweed (nori). "
予防策として安定ヨード剤を呑む、代替手段としてはイソジンなどのヨウ素、又は海草(海苔)を食べる。

"Wear a mask, and a hat if possible. Take a shower immediately after you return home and wash your clothes. Radioactive steam was released yesterday and continues today. It will likely be in the area now. What I suggest above is not costly, and not too onerous. Do it and play it safe.
Don't go outdoors unless it is necessary. "
マスク着用、できれば帽子も。帰宅したら直ちにシャワーを使い衣類を洗う。上に推奨したことはカネもかからず厄介なことではない。必要なとき以外は外出しない。

福島第一原発事故当時、ヒラリーは国務長官だった。ヒラリーにこのメールを転送した者は、別に大臣が知っているべき外国情勢に関する情報として送ったのではなく、ヒラリーに被曝回避に留意するよう求めたのではなかろうか。

福島第一原発の事業主体の家族は、このメールが流れたとほぼ同じタイミングで避難した例も多かったと言う。同じような情報が、日本でも一部には流れていた。

2011/3/17、オバマは、次のように演説している。

I know that many Americans are also worried about the potential risks to the United States. So I want to be very clear: We do not expect harmful levels of radiation to reach the United States, whether it’s the West Coast, Hawaii, Alaska, or U.S. territories in the Pacific. Let me repeat that: We do not expect harmful levels of radiation to reach the West Coast, Hawaii, Alaska, or U.S. territories in the Pacific. That is the judgment of our Nuclear Regulatory Commission and many other experts. […]”

この頃、2011/3/14、午前11時に爆発した福島第一原発3号機から放出された放射性物質が米国に到達し始めていた。

posted by ZUKUNASHI at 14:50| Comment(5) | 福島原発事故
この記事へのコメント
米国に害を及ぼすレベルではない‥という演説があったとは。米国よ、お前もか。
フクイチ事故後、米国各地の、牛乳に含まれる放射線量が続々と跳ね上がっていき、
同時に、その放射線量の測定場所が続々と閉鎖されていった‥
そんな内容の論文を事故後しばらくして、ネット上で読みましたが、
大統領演説まであったとは。
お上を信じてはいけませんね。どこの国でも。
Posted by 珠夏 at 2016年02月16日 18:44
断片的な情報として以前似伝えられたものと整合しますね。
オバマにこう言わせたけれど、飛来量は予想以上に多く、MPの測定値を公表できなくなったということでしょう。米国は昔からいろいろな汚染原因がありますから、かなりの放射能だと思います。狂牛病はストロンチウムの汚染ですから、生物濃縮があったにしてもやはりすごいです。
Posted by ずくなし at 2016年02月16日 19:44
米原子力委員会も日本も同じことを言いますね。しかし、原子力の危険性に関する最高機関なのでその決定に対し、大統領と雖も反することは言えません。クリントン国務長官も余り認識せずにメールを出したかと思う。一番困ったのは米原子力規制委員会でしょう。こんな秘密が暴露されれば自分達の権威そのものが瓦解する。
Posted by sakuradorf at 2016年02月17日 09:11
――― The Young Americans 東北プロジェクトのHPから


私たちは力を合わせ、
日米関係の将来に深くかかわるトモダチ世代を
育てたいと考えています

2011年10月7日
ヒラリー・クリントン国務長官
Posted by momo at 2016年05月05日 13:27
結局、こういう事だったのか。
何も知らない一般国民だけが危険な状況に置かれて、放射能被ばくさせられたいた。
Posted by 名無し at 2017年09月11日 22:07
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