2016/1分の死亡数が対前年同月比大幅減少のため死亡数の12ヶ月移動平均は大きく低下した。だが、出生数は減少傾向を維持しており、トレンドがはっきりしている。茨城県は人口が減少していることもある。

各月の人口動態は、広い範囲で同じような動きを見せることが多い。2010年の1年を通じた死亡数の増加はその典型だ。
人口動態の変化の要因はいろいろあるが、2016/1の死亡数が2015/1に比べて大きく減ったのはいかなる要因だろう。

2016/1の気温は前年同月とそれほど変わらない。
他の気象条件では、2015/1は風が強かったらしいこと、それに降水量が2016/1より多かったから、体感気温はかなり低かったはずだ。

それ以外にインフルエンザの流行などももちろんある。2016年は2月になってインフルエンザが流行り始めた。
そして、最も心配なのは、くも膜下出血の発症例や心筋梗塞による突然死が続いていること。海外の在留邦人に被曝によると見られる健康悪化が続出しているようだから、日本国内に残留していた者にはさらに輪をかけた被害が出るのは間違いない。海外にいた者でも、日本食を愛用していた者については、潜伏期間が終わったということだ。