優しさとは、どんなに辛く、悲しく、耐えがたいことでも、目をそらさずに正面から向き合えること: ずくなしの冷や水

2016年01月18日

優しさとは、どんなに辛く、悲しく、耐えがたいことでも、目をそらさずに正面から向き合えること

Kさん こんばんは
お付き合いのあった方の訃報に接し、痛惜の念に堪えません。

故人を悼み、もっと力になれることがあったのではないかとの無念の想いがあおりのことも理解します。

心優しいKさんは、いろいろな想いが尽きないだろうとも拝察します。

ですが、人生には、不幸がつきものです。その不幸をどう乗り越えていくか、不幸の底からどう立ち上がるかが、それぞれの人の器であり力量だと思います。

優しさとは、どんなに辛く、悲しく、耐えがたいことでも、目をそらさずに正面から向き合えることだと言った小説家がいました。

私も同じく考えます。人は、物事が順調に推移している間は、誰でも優しくなれます。人が本当に優しいのか、そうではないのかは、逆境のときに違いが表れます。

そして、人が他人にしてやれることには限度があります。家族に対しても、子供に対してもしてやれることは、限られます。そのため、他人には、その人が自立して歩んでいけるようにしてやるのが、最大の親切だと私は考えます。

父親として、子供が成長していく、成年に達していく過程で一番の心配は、心身が健康か、社会の中で協調してやっていけるか、生計を確保する術を獲得できるかです。

学校の成績が良いか、見た目が良いかなどは、どうでもいいことです。

ですが、これらの父親の切なる望みも、かなわないことが多いのです。父親と起業に専心していた息子を交通事故で失い、失意の底に沈む父親もいます。子供が定職を持たないまま家を出て音信不通の父親は、毎日、何とかしなければと焦ります。

今の日本では、健康で成年に達することすら難しくなっています。子供が結婚しても、親が幼い子供を残して先立つことも増えています。そういうケースでは、貧しい老親がいくら心配してみてもどうにもならないのです。

子供の子、老親から見れば孫が病気になることも増えます。孫に障害が出ることも増えます。子供に迷惑をかけたくないと願っても、老親自身が障害をかかえて周りに負担を掛ける例も出てきます。

この世に神も仏もないのかとお考えかも知れません。Kさんの言われるような意味での神も仏もおりません。天は自ら助けるものを助ける、それだけです。

神や仏が、不幸を防いでくれるとしたら、中東で進行している虐殺は幻でしょうか。

Kさんは、人並外れた親切な行いをしました。それは、このブログの読者すべてが認めています。

故人は、自ら自分の道を選んだのです。打算で再婚を急ぐこともないまっすぐな方だったのでしょう。

伴侶が亡くなる、再婚した相手がまた亡くなるような経験をしている人は少なくありません。確率的に低いわけでもありません。

※ 姉御@Uχ狐 ‏@Axel_kh13 氏の2016/1/13のツイート
家に帰ったらお母さんが元気なくて、聞くと友達の旦那さんが心筋梗塞で亡くなってしまったらしい。
下の子はまだ4歳で上の子は自閉症で、旦那さんだけが頼りだったんだとか。
若い頃に夫の借金で苦労して、再婚してやっと幸せになれると思った矢先の出来事らしくて、聞いていて私まで悲しくなった


しばらく喪に服すのもKさんのお考え次第ですが、早い時期に気持ちを切り替えて前向きに生きることを考えましょう。

過去を振り返っているだけでは、次の波が襲ってきたときに、立ち向かうことが出来なくなります。

posted by ZUKUNASHI at 01:13| Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
自分に出来ることを、出来る範囲内で。
不幸に襲われた大切な人を守るのも、社会悪に立ち向かうのも、これが鉄則だと考えます。

私の生徒達、上の子は発達障がいのボーダーギリギリで、下の子は軽い知的障がい。2人が中学生の時に、頼りのお父様が亡くなられました。
私にできることは、彼らを高校に入学できるよう、手伝うことだと思い定め、おせっかい承知の上で勉強を教え、あえて口出しも色々しました。
お母様が、こういうおせっかいを不快に思う方でなかったのが幸いし、今では2人とも立派に高校を卒業し、新たな道に進みました。

おせっかいを嫌がられることもあるでしょう。親切は、する方が気を遣わなければなりません。また、私の生活に余裕が無ければ、ここまでは出来なかったと、夫や子どもに感謝しています。

出来ることを、出来る範囲内で。自分の余裕の度合いと能力に合わせて。それしかないと思います。
Posted by 珠夏 at 2016年01月18日 12:17
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