体調悪化が深刻です 助けるなら今のうちです: ずくなしの冷や水

2016年01月08日

体調悪化が深刻です 助けるなら今のうちです

被曝による健康被害の発現度合いは、いくつかの健康悪化の現象形態、レベルで捉えることができます。死亡が健康被害の究極的な発現形態であることは言うまでもありません。そして死亡数については、恣意性の入り込みにくい人口動態統計でその変化を把握可能です。

人口動態統計とツイッターなどの情報を総合して、2016/1/8、人がバタバタ死に始めた感じがするを書きましたが、できれば、もっと早い健康悪化の段階で予兆を知り、対策を講じたいものです。

年初に、被曝症状が出始めたらエリートコースを歩ませるのは無理です 健康回復を優先にを書きましたが、これは困惑する読者もおられるであろうことを承知の上で、あえて刺激的に書きました。

少々意外なことに、1週間近く経過するのに1件のコメントもありません。

放射能の害を知れば人生航路は変わらざるを得ない

「今日の放射能 健康被害が広がっている!」に収録していますが、首都圏の電車利用者に関する限り、体調悪化はすさまじいものになっています。

駅構内などにフンが落ちている、電車とホームの間に転落する、卒倒、転倒、もはや何でもありです。交通事故も続いていますが、通勤客の事故に比べると影が薄く感じるようにもなっています。路上で眠り込んでいる人の例は減りましたが、電車内や駅構内での事例は続いています。

筆者が子供のころはまだ結核患者が多く、長期療養を余儀なくされる人も少なくありませんでした。結核の療養に入った人は人生で遠回りを余儀なくされたのです。

結核は、抗生物質の登場と生活環境の改善で激減しました。被曝症状には対症療法はあっても、疾病の根本原因を排除する手段はありません。結核菌は殺すことが出来ても、体内に入った放射性物質の排出は困難ですし、放射線によって損傷した身体組織の修復も遺伝子レベルの損傷もあって修復が困難な場合もあります。

卒倒する、眠気が取れない、胸が痛む、手足がしびれる・・・、これまでに伝えられた身体症状から被曝によると見るべき初期の身体症状はわかってきています。

そして、それらの症状は、なんらかの治療を受けることにより快癒するというものではないことも分かってきました。それらの症状が出たが、なんらかの治療を受けて再発がなくなったという例には接していません。

放射性物質の追加的取り込みを防ぐことができれば、被曝の累積は抑制することができます。身体の本来の機能により放射性物質の排出が進み、体内の存在量が減ることもあるでしょう。

とにかく、なんらかの原因不明の症状が出たら、汚染された飲食料品を食べない、外部被曝を抑制する、疲労の蓄積を抑え、体力、免疫力の強化を図ることが症状軽減、症状の進行抑止に欠かすことができません。

そんなこと言ったって、子供を遊ばせるカネなんかないしという声が聞こえてきそうです。

ですが、あえて言います。あなた自身、あるいはあなたの親族は国内旅行や海外旅行に出かけていませんか? 

テレビ、新聞を止めれば年間10万円近くの節約になります。大して乗りもしない高価な自動車を保有し、高い維持費を払っていませんか?

お住まいの家とその環境は、放射性物質まみれで健康的な居住環境ではないのではありませんか。そんなものを子孫に残してどうしますか?

今は、軽微な症状に見えるかもしれませんが、この数年の観察では全体として症状を訴える人が増え、症状の度合いも悪化しています。放置すれば進行度合いは人によって違うものの、悪化するだけです。

子供に先立たれても仕方がないと考えているならそれもその人の考えだと思います。ですが、突然、苦しまずに逝ってしまうとは限りません。職場で頭が痛いと絶叫し続け、救急車で運ばれたが助からなかった例もあります。

障害が残って介護を必要とするようになることだってあります。

被曝で体調不良の娘や息子を放っておくと地獄の老後が来るだろう

キャリアパスだとか、キャリアプランを練り上げ、経済的安定や社会的な成功にまっしぐらに突き進む、そんな環境はとっくに消えています。

予想もしなかった早い「死」へのキャリアパス

タオルを投げてやれるのは、本人の置かれた状況を適切に判断する力の残る周りの人だけです。
posted by ZUKUNASHI at 12:18| Comment(11) | 福島原発事故
この記事へのコメント
ずくなし様、こんにちは。
最近、ずくなし様のご指摘のように、また多くの方々が危惧された通り健康悪化の問題が深刻化してきている気がします。
私は現在関西におり、当時はさほど気にしなかったことですが今になって「あれは被曝の影響だったのかな?」と思い当たることがあります。
2012年暮に関西に転職・転居してきましたがすでに2011年の暮に大量の下血があり(半端な量ではありません。バケツに半分は優に出血しました。)、その前の2011年5月には持病の痔が悪化して肛門周囲膿瘍となり、高熱が出ました。(これは当時住んでいた東京での話です)
2012年の暮にも正月休みに行った南九州でやはり大量の下血。そして(下血は2回とも5〜7日程度で治りました)、翌2013年の5月に完璧に声帯をやられて近所の耳鼻咽喉科で検査、紹介状をもらってがんセンターにてさらに検査。結局「アレルギーと声帯の結節」ということで原因不明ながら耳鼻科に通い続けることでほぼ治ったと思ったのは1昨年(2014年)の春過ぎです。
これは酷かったです。声は出るのですが、いわゆる「ロボットボイス」のように素っ頓狂な声になり、調子が悪いときは何を食べても患部に刺激になって痛みがありました。
今は大丈夫ですが、一番重要なことがこのとき起こっていました。
医師からは「咳失神」と言われていましたが、件の声帯の障害でよく咳が出まして、その後気が付いたら失神して倒れていたというケースが数回ありました。
自宅でも2〜3回、レストランのトイレで1回、更に具合の悪いことに会社で1回と、所構わずに倒れました。いつも大体数分で意識が戻り、その後は特に具合も悪くなくすぐに仕事やその時やっていたことに戻れるのですが、会社の時はさすがに救急車を呼ばれてしまいました。
結局喉が良くなるにつれて失神はなくなり、喉の治癒(1年半くらい前です)とともに失神はなくなりました。
当時は医師の言うとおり「咳失神」と思っていましたし、咳をしなければ失神することもないので
そうだったのかもしれませんが、もともとそういうことは全く経験がありませんでしたし、今では風邪などで強い咳をしても全く倒れることはありません。
最近までは「どうにか治ってよかった」とだけ思っていましたが最近の首都圏における電車内失神や路上での失神などのお話を聞くと、もしかしたら私の失神も被曝の影響があったのではないかと思うようになりました。関西に来てからしばらくは東京における被曝の影響が残っていたのかもしれません。このあたりは現在症状がなくなっているので確認しようがなく、はっきりしませんが倒れ方などが非常に似ています。(私は軽度だったのか、血を吐いたりはしませんでしたが)
汚染地帯から離れると体調が戻るとよく言われますが、私もはっきりとは意識しないままそのような経験をしていたのかもしれないと思い、何かの参考になればと考えてコメントさせていただきました。
体内に入った放射性物質はなかなか排出されないといわれます。ずくなし様も同様の見解をお持ちのようですし、実は私もそうだろうと思っているのですが、その割には明らかにか症状が改善しましたので、幸運だったと思っています。
食物については単身赴任なのでなかなか完全にはいきませんが、手に入れられる限りはこちらの食材もしくは外国産の食材を摂っています。ただ、調理する元気もなく外食することも結構あるので完璧に防御できているかというとそうは言えないだろうという気もするのですが。
もう1つ、私は事故のおよそ半年後から被曝に効果があるといわれるサプリメントについて徹底的に調べ、かなりの種類をミックスして飲み続けてきました。家族も呆れるほどです。実際サプリは医薬品ではないのでエビデンスも少なく、副作用があると言われるものもあるので服用する量の判断も難しく、効果についてもいわゆる「口コミ」がメインなので、いわばギャンブルのようなものです。
結果は自己責任と割り切って予算の範囲で買い集め、時に入れ替えたりしながら現在まで続けています。
個人差もありますのであまり結果について書くのも問題かもしれませんが、私が徹底して摂ってきたのは「抗酸化」と「免疫力強化」があると言われているものです。
特に脳血液関門を通過すると言われるものは決して外しません。いわゆる「ダメもと」ではありますが、もとから大して良く働くわけでもない頭がこれ以上機能低下することは避けたいと思っていますので。
特に移住に伴い日常生活でのストレスもあり、また当たり前に年齢によるものもあると思うので判断は非常に難しいのですが、以前何をしても眠くて仕方がなかった時期もあり、その時も「このまま行ったら仕事ができなくなる」という危機感も抱いたりしましたが、現在それらはほぼ消失しています。
「だからサプリメントが良いんだ」と言い切る気はありませんが、私は「何もしなければいずれ放射能にやられる。いくら体内に入れないようにしても完全にシャットダウンするのは難しい」と思っていますので、先ほど書きましたように「それなら『ダメもと』でやってみよう」と思って続けています。
これが本当のところどうなのかは「神のみぞ知る」ところでしょう。
申し上げたかったことは「何かしら考えて、自己責任で防御するのが必要ではないか?」ということです。ずくなし様をはじめ皆様が少しでも軽微な被害で済むのなら、これほど素晴らしいことはないと思っています。

どうも長々と失礼いたしました。
Posted by martinyana at 2016年01月08日 14:05
被曝症状が出始めたらエリートコースは無理のブログを書いて1週間返事が無かった事についてまずコメントします。
ここ2ヶ月程東京に行ってないので私の読んでの感想ですが、意識途絶者のTwitterが減り、出血、突然倒れて怪我、血が床に階段に残っていたり、脱糞、尿漏らしを見るとか、AED 処置現場を見るとかどんどん深刻化していますね。こう言う事態を目撃した人達はおかしいと思うようになったと思います。このことに気づかれた人が多いので真剣に考え出したことが理由かも知れません。
地方にいるとそう言う現場を余り目撃しないので、まだ楽観的な人の方が遥かに多いですね。
最後に自分について、もう男の平均寿命位まで生きたけど、少しでも長く生きるため、今年は自分の健康第一で行動したいと思う。それとTwitterで幅広い問題にこま切れで言ったり、他人のブログに書いたりするのでなく、専門分野に絞りblogに書いていこうかと思った次第です。
Posted by sakuradorf at 2016年01月08日 17:53
年末年始の休暇明けに

休暇間に来た文書を
確認していたら、休暇間の死亡通知の量に戦慄しました…
約二週間足らずに
こんなに死んだのかと
流石に私以外の人間も
驚きを隠せなかったみたいです。

病人の激増
事故の激増
死者の増加
……
原因はもうわかりきっていますが、上がどの段階で
本格的に対応するか見ものです。
あくまで放射性物質の影響がないものとして
対応するか…
それとも
現実を直視して対応するか…
Posted by 刹那 at 2016年01月08日 18:12
本当に同感いたします。私の親族、友人とそのお子さん、我が子の友人を見ていても、本人達に危機感のアンテナを全く感じません。なので社会に出る日がそう遠くない我が子もそうした雰囲気にのまれてしまうのでは、、結局は甘い見方を判断の基準にしてしまうのではと気が落ち着きません。
テレビに映る生まれ故郷の東京はキラキラと元気そうに楽しむ人がいっぱい出てらっしゃる。体力体質はこれほど個人差があるのかと驚く毎日です。一番体力無くて心配されているのが遠く西に嫁いだ私です、全く説得力なし!
Posted by レモン at 2016年01月08日 18:34
sakuradorfさん こんばんは いつもコメントありがとうございます。
「Twitterで幅広い問題にこま切れで言ったり、他人のブログに書いたりする」のも続けていたただけませんか。このブログの個別の記事に寄せられたコメントは問題の理解を助けてくれています。個別問題に関連して解説していただくのが一番理解がしやすいです。
Posted by ずくなし at 2016年01月09日 00:53
最近気になるのは野良猫はあいかわらずうろちょろしていることです。放射性物質を含んだ雨や霧、埃に常にさらされているうえに人間よりずっと地上に近い場所で生活している野良猫が人間より放射線に被爆していないとは思えません。また、猫は1年で成人しますから生死のサイクルが人間よりずっと短いので、もうすぐ5年目の今でも野良猫が普通に見かけられるのはなぜだろうかと。理由はいくつか考えられますが。食べ物の違い、野生動物は高血糖になるほど食べない。野生動物には社会的ストレスは無い。腸などの消化器の長さの違い、猫は多産である。などでしょうか。猫と人間の様子をもう少し眺めてみておきたいと思います。
Posted by 水源 at 2016年01月09日 20:49
野良猫がなぜ残っているか?
難しいですね。一時、野良猫や野良犬がいなくなったとの説がありましたが。
一つ言えるのは、野良猫は初期被曝は少なかったでしょう。地面には放射性物質は降下しましたが、プルームの濃厚な部分は吸っていない可能性はありますね。そして猫は毛が多い。放射性物質が直接皮膚につく例も少なかったでしょう。
食べ物は分かりませんが、今は野良猫にえさをやる人も多いです。乾燥餌なら人間の食料と変わらないかもしれません。
野良猫に社会的ストレスはあります。よくけんかして怪我をしています。
お産をすると体内の放射性物質は子供に移行するとされますから放射性物質の受け取りが少なかった猫が生き残るということかもしれませんね。
豊富な毛も放射性物質の排出には有利です。
公園を走り回ってハアハア荒い息をすることもありません。多くの時間をものの影に隠れて過ごします。
一方、犬は違います。外に出てくんくん地面をかぎまわりますから、あれは地面に落ちた放射性物質を吸い込んでいるようなものです。思い出してみると、飼い犬が多量の鼻血を出して死んだという例はありましたね。
Posted by ずくなし at 2016年01月09日 21:19
12月に肺炎で入院し、退院してから、また内部被曝について考えさせられることがありました。体調を気遣ってくれる夫が買い物をしてきてくれた中に、いつも食べてるものではないアイスクリームが混じっていて…。うっかり幼稚園児の娘と息子が食べてしまいました。

2時間後、息子は何ともなく、娘は下痢。それまで普通に元気よく遊んでいたのに。いつもと違う食べ物はそのアイスクリームだけだったので、犯人はお前だ!と調べました。

結果は、原材料は北海道産で問題なし。ということは、工場か、工場なのか?調べると、関東工場。あちゃー、水道水でやられたか。はあ〜、カナリアの子はカナリアか。娘は私と違って、寝込むまでにはなりませんでしたが。

夫は、いつも食べてるメーカーの違うやつだからいいかと思ったそうです。いや、いつものは近畿工場だから、良かったんだけど。たまたまじゃないの、と言うので、ここで私が食べて下痢になれば証明できる!と思いましたが、そんな勇気はさすがに出ませんでした。病み上がりだし。

今回の件で、原発が爆発して、体に悪いものがたくさん降ったから、東北関東産、産地不明の物は食べないようにしようね、と娘と息子に説明してましたが、小学生になったら、もっと詳しく説明して自分で調べる癖をつけさせないといけないな、と感じました。

夫には、洗脳してると言われますが、今の日本にはびこる安全だという洗脳に負けないくらい、東北関東産は食べない、外食はしない、どうしてもする時は絶対産地を確認する、自分の身は自分で守れる子に育てないと。

そして、私は、もっともっと何でも手作りできるお母さんにならねば、と年初の決意をし、アイスクリームを作ってみました。甘過ぎ、牛乳くさい、と娘には不評。うう、娘容赦なし。隣で黙々と食べ、おいしい、と言ってくれる息子が天使に見えました。

安全でおいしい物を手作りする道は険しい(苦笑)でも、頑張ります。
Posted by Seiran at 2016年01月09日 22:11
猫好きの友人に聞いて知ったのですが
野良猫の寿命は3年程度だそうです
飼い猫は10年以上生きますが
野良猫は栄養状態など良くないので長生きは出来ないそう

なので311当時の野良猫は放射能抜きにしてもあまりいないのでは?
と思います
今いる野良猫は311後の次世代かと
Posted by にゃんこ飼いたい at 2016年01月14日 14:38
そうです。猫は繁殖力強いので、今は次の次の世代もありえますね。管理人の家の猫は、ほぼ20年になります。もう高いところから飛び降りられません。こんなに長生きされては・・・そのうち汚物も撒き散らすでしょう。いえいえ、人間様のことではありません。
Posted by ずくなし at 2016年01月14日 14:47
捨てると人生軽くなって楽しくなります。ポイントは”ものと人間関係”。
身軽になり、環境が変わると、気持ちが変わります。
人生は自分の人生を楽しむもので苦しむものではなし。
灰色の男たちの放射能汚染はあなたの責任ではないです。だから、放射能のどうたらこうたらに付き合い、苦しむなんてことはしなくてもいいんです。そう、ずるがしこい灰色の男たちはさっさと、首都移転とかいって逃げていますよ。


若ければ思い切って海外で生活して、10代ならば頭が柔らかいので言葉はすぐに身に付くし、有利なので活用しない手はない。年配ならば、資産を処分をして車などで流浪生活をするのもよし。日本の場合、安い借家か、ボロ家をどこかかって住民票があれば問題なし。

もう5年もたっているので、体調異変がめだってきているし
残りの時間は結構ないと思う。誰もがそう感じているはず。

汚染環境レベルが低いところにうつれば自然に体は回復します。病院にいったって治らないし。
もちろん、どこにいても食生活と睡眠がポイントです。世界のどこでも日本製のジャンクフード
が出回っています・・。食の自衛に関してはかわりません。

Posted by white at 2016年01月15日 08:28
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