2016/1/5、エストニアで線量率の上昇が見られます。0.4μSv/hを超えています。フランスでも0.2〜0.3μSv/hのところが見られます。

エストニアではこれより先に驚異的な線量率のスパイクが観察されており、それについてbo氏がAllegedly Apparent Blogの”Mystery Spike & Uptick in Baltics Part of Widespread Radiological Disturbances, Traces Back with the Jet Stream to the Fukushima Disaster Site… (Or somewhere beyond???)”を紹介しています。
※ bo @jackiemopsy 氏の2016/1/6のツイート
このブログちょっと長いですがエストニアの放射線モニタースパイクを追求。あまり勝手に要約つけるのは控えたいのですがの「風のパターンを地球規模で綿密に追跡すると結局これ、レニングラードではなくて福島に由来してるようにみえる」という説。
https://allegedlyapparent.wordpress.com/2016/01/04/mystery-spike-uptick-in-baltics-part-of-widespread-radiological-disturbances-traces-back-with-the-jet-stream-to-the-fukushima-disaster-site/#comment-10434 …
※ bo @jackiemopsy 氏の2016/1/6のツイート
さらにこのブログ「画像など一部だけコピペしてアップして勝手に説明・まとめなどつけてほしくない」と口酸っぱくちゅうい書き込んであるのでアップしませんが、3っつめのNullschool 地図、福島と(スパイクのあった)エストニアとラトビアをしっかりつなぐ風の図が圧巻だと思いました。
・・・引用終わり・・・
Allegedly Apparent Blog は詳しい分析が載るので管理人も注目していますが、bo氏の書いているとおり一部引用を禁じているので引用していません。
時間をとってよく読んでみますが、この説は大変興味深いです。このような現象が起きているとすれば、福島第一原発近傍のMPで日中測定値が上がり、その後すぐ下がるという現象が理解できるかもしれません。
上記の記事を一通り読んでみましたが、エストニアで記録したのは350ミリシーベルト毎時だったとのことです。単位が千倍過大でも0.35ミリシーベルト。ちょっと福島からの気団が到達しこの線量率をもたらしたとは考えられません。原データをさらに確認する努力をしますが、少なくとも福島第一原発起源ではないのではないでしょうか。
管理人は別に起源があるはずと考えます。
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エストニアで記録したとされる350ミリシーベルト毎時の原データがまだ見つかりません。10分値のようです。これはすごい値です。
@ 2011/3の福島第一原発事故直後、3/12の午後3時(2時台?)に上羽鳥で最高値1,594μSv/hを記録しています。約1.6ミリシーベルトです。
この水準でもこのような線量率をもたらす大気を吸った人の中には、急性と見られる健康障害が出ています。
エストニアの350ミリシーベルトが大気中を放射性物質が流れてきたことによるものであれば、健康を害する人が続出したでしょう。政府として、対応を余儀なくされたはずです。
A EstoniaのKUNDAで350,000 microSievert/hourを記録したのは、2016/1/1から1/3にかけてのことです。(UTC) ずいぶん長い時間350ミリシーベルトもの高い値が続いています。大気中に含まれる放射性物質でこれだけの値が出続けたら、人がバタバタ死ぬでしょう。
B 上に掲げたキャプチャー画面は、2016/1/5午前2時(おそらくUTC)のものですが、この時点でもエストニアに高い値が出ています。福島第一原発由来の放射性物質がジェット気流に乗って世界のどこかに運ばれるという可能性はあると思いますが、350ミリシーベルト、しかもそれが数日にわたって続くようなことはありえません。
C ロシアの原発由来との見方もありますが、その可能性があれば、反ロシアの姿勢を強めるバルトの国がロシアを非難しないはずがありません。ですが、管理人はまだそのような動きがあったとの報道に接していません。
D エストニアの高い線量率が機器の障害ではないとすれば、なんらかの持続的な原因があります。MPの近くに使用済み燃料棒が置かれたのではないかと疑うほどの高い線量率です。
近くで非破壊検査をやっていた? こんなに高い線量率が出るような線源を使ったら作業員が被曝死します。
E この先に書くことは、一笑に付されて当然だとは思いますが、エストニアまたはその周辺で放射性物質に関連した事故があったのではないかと管理人は考えています。それも西側に責任のある事故が。
F 2015年秋ころからウクライナや欧州で原発の障害が多発しています。昨年末から新年にかけて、欧州で線量率の上昇を観察したところが相次いでいるようです。米国も例外ではありません。在外にお住まいの方もどうぞご用心を。
冒頭の地図でさらに調べようと思ったら、エストニアで表示される地点が減っています。ロシアも表示がありません。いずこも同じですが、そのことが一つの情報です。

NTI Estonia
ともあれ、欧州産の食材も信用できなくなるのかと、ため息が出ます。欧州産のミネラルウォーターで我が家は生きておりますのに
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最近、テレビの旅番組を見ながら、各地のコンクリート壁や石垣の黒カビや、樹木の幹の藻類の繁殖度を観察しておりますが、関東より九州の方が、より繁殖度が高い様子なのに驚かされます。
一定以上に汚染されると、カビや藻類の繁殖度が逆に下がるということでしょうか。欧州の城壁等の黒さの度合いから考えても、その説が正しいように思われます。学術的には何の意味も無い観察ですけれど。
琵琶湖で突然死したらしいカモを立て続けに2羽も発見し、気が重い新年でございます。
イタリアのミラノ大学が継続的におこなっている放射能モニタリング結果をフクイチ直後に熟読したことを思い出し、昨夜調べてみましたがヒットしません。
甲状腺癌の英文記事も、かなり消えてしまいましたし、恐ろしい世の中です。
代わりに福島からの避難者はストレスで悪影響を得ているとの米国人の論文を見つけてしまい、胸糞の悪くなる夜でした。