汚染地域でひとたび倒れてしまうと、そこから移動することは非常に難しい  投稿記事: ずくなしの冷や水

2016年01月05日

汚染地域でひとたび倒れてしまうと、そこから移動することは非常に難しい  投稿記事

2016/1/5に寄せられた投稿を掲載する。大変考えさせられる。引用開始。

今回の父の入退院を体験して、考えを深くした事があります。
ずくなし様にも、是非、ご検討いただきたいのでお伝えします。

1、汚染地域に住んでいると病気になる
父の入院は、最初は貧血でした。一昨年の秋に軽い胃潰瘍があったので、そこからの下血が疑われ入院しました。
すぐに胃潰瘍が原因ではないとわかり食事療法を指導されたのですが、その病院に居る間にみるみる具合が悪くなっていきました。
入院先は千葉県の市立病院で、建物が古いせいか掃除が行き届いておらず、換気が悪くてカビ臭かったです。
私が半ば強制的に退院させ、都内の大学病院へ連れていき入院させました。
父の病状悪化の原因は、皮膚に付くダニでした。

普通のダニではなく、感染力が非常に強いノルウェー疥癬というダニで、強制的に隔離、面会謝絶となりました。
父のような健常者が重症化することは珍しいらしく、教材用に写真を撮られ、皮膚科のインターンが毎日見学に来ました。
感染源はわかりません。
入院した市立病院かもしれませんし、その前に通院した皮膚科の個人病院かもしれません。
私が思いますに、両親達が住む東葛地域は、震災以降、カビが異常に生えやすくなっていて、それが様々な病気の温床となっているのでしょう。

2、治療にも体力が必要
父は肺炎を併発していた為、何度も胸部のレントゲン写真を撮られました。
また、発熱して心臓が止まりかけたので、原因を探す為にCTスキャンやMRIを何度も受けました。
その度に放射性の造影剤を飲んだり、注射されたりしました。
もちろん、害が出る被ばく線量ではないはずなのですが、年を取った病床の父には辛そうでした。
おおまかな計算ですが、入院した半年間で受けた放射線量は数十ミリシーベルト、100ミリシーベルト近くになると思います。
現在の医学では、治療以前の検査の段階から被ばくすることを念頭に置いておかなければならないと思いました。
ちなみに、RI検査(放射性造影剤を使ったレントゲン検査)の時には、父の病室に入った途端に黄テラは0,3〜0、4μSv/hを指し、アラームが鳴りました。
それだけではありません。病院の廊下やエレベーター、玄関のロビーや外の歩道・・・
あらゆる場所で、しばしばアラームが鳴りました。
すれ違った人のどなたかが、RI検査か放射線治療を受けていたからでしょうが、その頻度にびっくりいたしました。
大きな病院へ入院された方のお見舞いには、小さなお子様をお連れになるのは止めた方が良いと思います。

3、親が汚染地域に残ると、子の足をひっぱる
昨日送ったコメントにも書きましたが、結局、両親は千葉へ戻ってしまいましたので、一緒に移住することはできなくなりました。
父が病気する以前は、子供たちが西へ行ってくれれば、私たち夫婦が両親の為に関東で暮らしても良いかなぁとぼんやりと考えておりましたが、今回、汚染地域でひとたび倒れてしまうと、そこから移動することは非常に難しいと思い知りました。
ましてや、年を取って介護が必要になれば、選択の幅は非常に狭くなります。
食事の内容や治療方針など、二の次、三の次になってしまいます。
何より、倒れた親の元に戻る度に子が被ばくしていきます。
ですから、汚染地域で病気になる前に、年よりも避難すべきなのです。
本人の為にも、将来、迷惑をかける子どもの為にも。

私は、千葉に戻る両親を前にして、
「申し訳ないけれど、次に何かあっても、もう迎えには行けない」
と謝りました。
両親が私の行動を責めることはありませんでしたが、放射能を怖がる娘を理解できず、釈然としない思いでいるようです。

残念ですが、これが私の選んだ道です。
私の子どもと、それに続く世代が、一番大切なんです。
私や夫が足かせになってはいけないと思っています。

ずくなし様、
ずくなし様が発信してくださる情報は、とても貴重です。
また、お人柄はにじみ出る文章には、いつも癒されております。
ですが、ご家族の将来を思うのでしたら、ずくなし様も、そろそろ避難をお考えください。

・・・引用終わり・・・

父上の看護の経過など、事実認識は的確。そこから導き出す考察や結論も確か。そのとおりだと思う。この投稿は、管理人に対する助言として書いてくださったものだが、管理人はいささか動揺した。

きっとこの方の投稿は私の心の中で尾を引くと思う。子どもさんの投稿者に対する対応などから、投稿者はアラフォーを少し過ぎたところだろうか。前回のコメントに子供さんの周辺の方の動向も含めて示されている。投稿者はいろいろ知り、いろいろ考えている。

新しい中年女性論客登場の予感。

三浦のプーさん ありがとうございます。また投稿をお願いします。
posted by ZUKUNASHI at 21:08| Comment(0) | 福島原発事故
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