年賀状を書かねば: ずくなしの冷や水

2016年01月02日

年賀状を書かねば

今年も年賀状をいただいた。こちらは不精して全然書いていないのにありがたいことだ。ただ、返事は書いている。

これまでも放射能の警告で埋めた年賀状を書こうかと思ったこともあるが、相手方が驚くだろうと思って止めていた。

だが、昨年末に悲壮な決意をしたばかり。
2015年12月21日 最後のあがき 手当たり次第に警戒呼びかけ
2015年12月25日 女性は他人の瞳に映し出される自分が一番大事

年賀状に警句を書こう。

もうめでたいことなど何もないので以前から「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」にしている。さて、そこにどう付け加えるか。

@ 極力無難に衝撃的でない警告
「チェルノブイリの経験から今年は福島第一原発事故による健康被害が一斉に表面化します。どうぞこの1年ご安全に」

A もう少しきつく
「チェルノブイリ事故の経験から今年は福島第一原発事故に起因するありとあらゆる疾病が急増し亡くなる人も増えます。どうぞこの1年ご安全に」

B 人によっては@でも感情的な反発もありうるかも。もう少し婉曲にやわらかくすると
「チェルノブイリ事故の経験から今年は福島第一原発事故による健康被害が表面化すると懸念する声があります。どうぞこの1年ご安全に」

C チェルノブイリ事故をあげるのはやはりインパクトが強い。これを削るバージョンを一部の人に使った。
「今年は福島第一原発事故から6年目に入ります。健康被害の表面化を懸念しています。どうぞこの1年ご安全に」

@、Aは断定、Bは多数の人または知識のある人がそう見ていると圧力をかけている、Cは自分はそう考えていると言うに止まり、あっそう。で相手は逃げられる。結果としてCが一番弱くなる。

前に考えが弾力的な少し年長な先輩にこの程度のことを書いたら電話がかかってきたことがある。

「誰の声?」と聞かれたら「私の声です!」と答えたいところだが、それでは説得力に欠ける。「ベラルーシのバンダジェフスキー博士、米国のカルディコット博士、イギリスのバスビー博士などです」と言おう。

「日本人の専門家は?」と問われるかも知れないので、その際は「日本の被曝に関連した専門家や医師は、ニコニコ笑っている人には放射能は来ないというほとんどブードゥー教のレベルです」と答えよう。

筆者がこのブログを書いていることはほんの一部の人にしか教えていない。教えて読んでもらったほうが良いかとも思うが、果たして真剣に読む人がどれほどいるか、筆者の周りでも実情はそんなものだ。

年賀状に体調悪化でも書いてあれば、助言することもできるが、儀礼的な通り一遍の文面ではまったく意味がない。まあ、年賀状発送時点で生存していることは確認できるのだが、今は翌朝目が覚めない人も多い世の中だ。

筆者の年賀状は、画像を載せているがモノクロ一色のみ。白黒のみの画像は難しいが、プリンターのインクにカネをかける余裕はない。年末にブログ冒頭に掲げた Greeting Cardのほうが格段にデラックスだ。

海外の知人には、Greeting Card は汚染を運ぶから送らないと断ってある。

・・・・・

2016/11に使おうと思う文面

「今年は、私達日本人にとって辛い、悲しい1年となりました。チェルノブイリ事故の経験から予期していたとはいえ、悲しみに打ちひしがれています。この痛苦は、2017年も続き、さらに深刻なものになることは避けられそうにありません。
つきましては、年末年始のご挨拶は失礼させていただきます。
年内残る期間、そして明年に向けてどうぞご安全に過ごされるよう祈念申し上げます。」

これでは、相手に「あんたも病気になったり、死んだりするでー」と言っているのと同じ。

「年内残る期間、そして明年に向けてどうぞご安全に過ごされるよう祈念申し上げます」は、「ご家族皆様方のご安全を願っております」としてもあまり変わらない。

「今年は、私達日本人にとって辛い、悲しい1年となりました。チェルノブイリ事故の経験から予期していたとはいえ、悲しみに打ちひしがれています。この痛苦は、2017年も続き、さらに深刻なものになることは避けられそうにありません。
ご家族皆様方のご安全を心から願っております。
なお、年末年始のご挨拶は失礼させていただきます。」

このほうがいいだろう。
posted by ZUKUNASHI at 12:44| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
年賀状ですか…

まわりが喪中だらけになって出す相手が居なくなるような事態にならなければいいですがね…

Posted by 刹那 at 2016年01月02日 13:37
コメントをいただいて思いつきましたが、喪中通知のあった方には、少し経ってから放射能の警告だけでも送ろうと思います。励ましの言葉と画像をメインにして。
日本の喪中通知の習慣はとてもいいと米国人がツイートしていました。クリスマスカードなどを送る時期は、欧米人にはなかなか厄介なこともあるんだそうです。
健康被害が多発したら、みんな喪中通知になるのではないかと書いていましたね。
今年の年末は、親戚、知人、友人が死んだことにして早めに喪中通知を出すほうが良いかも。死亡率上昇のグラフを添えて。自分が生きていればの話ですけどね。
Posted by ずくなし at 2016年01月02日 13:55
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