トルコ機がロシア機撃墜 3 トルコが大失態の可能性: ずくなしの冷や水

2015年11月25日

トルコ機がロシア機撃墜 3 トルコが大失態の可能性

sputniknews2015/11/24
Russian Defense Ministry Video Proves Su-24 Never Entered Turkish Airspace
に掲載されている動画の切り取り画像



上の画像には国境線が表示されていません。幹線道路M4と比較するとこのラインから大きく逸脱しなければトルコの領空には入りません。トルコ機が楔状に南に突き出た部分に入ってきてミサイルで攻撃したことがわかります。



次は、「シリア情勢 28 ISIS特需で潤う国」に掲げた地図です。石油タンクローリーが長蛇の列を作って国境を越えているのは赤い○の地点。国境を越えればトルコのハタイ州です。



トルコがシリア政府軍の優勢を導いたロシア空軍に対して強い憎しみを抱いていることが分かります。
@ シリア北部のトルクメン人がシリア政府軍の攻勢でトルコに逃げざるを得なかったこと
A もともとシリア北部のトルクメン人がシリア現政権に武力で対立していたこと(ISISまたはアルヌスラと近かったと見られること)
B ロシア空軍がISISの石油密輸のインフラを徹底的に破壊し、石油の取り扱いがなくなること
は管理人の現状判断です。
疑問に思っているのは
C トルコが国として、国民としてISIS支援、または支持なのか?
D トルコがロシア機撃墜後、すぐ自らの責任を認めてNATOに会議召集を要請したり、国連の関係機関に報告したりしたのは、NATOから誉めてもらえると思ったのか、あるいはロシアの報復を恐れたのか。
E トルコに限らず周辺国ではシリア国内の情勢変化で折りあらばロシア軍およびシリア政府軍の後ろから襲いかかろうとする動きが強まっているのではないか。
F シリアの「穏健な反政府勢力」がロシアのヘリコプターを迫撃砲で破壊しており、ロシアが「穏健な反政府勢力」との協力を維持できるのか。
G ロシアのISISに対する攻撃は、さらに激しさを増すのではないか。
H シリアを逃れる戦闘員は、多くがトルコに逃げ込むと見られ、トルコはこれらの者をどう扱うのか。
などです。

各国の研究者や専門家の論評が出ていますが、"Turkey has allowed itself to become a super-hotbed for ISIS and other jihadists to go back and forth from Syria into Turkey”との指摘も出ています。ISISを支援するトルコの役割は間違いないでしょう。

「穏健な反政府勢力」については、次の指摘もあります。
The reports of so-called “moderate” rebel groups shooting at the pilots as they drifted in parachutes toward the ground – an act which many would consider a war crime – also highlight the problems of Western strategies in supporting those groups.

シリアの大統領もトルコを非難しています。シリア情勢 25 シリア大統領がトルコの役割は最悪と非難
  日本はこんな国に原発を売り込もうとしているのです。
posted by ZUKUNASHI at 12:20| Comment(0) | 国際・政治
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