いつモニタリングポストの表示が消えてもおかしくない 当てにするのは愚かしいこと: ずくなしの冷や水

2015年10月31日

いつモニタリングポストの表示が消えてもおかしくない 当てにするのは愚かしいこと

管理人が全国サムネイルの表示を読み込めないことに気づいたのは、2015/10/15午前10時半ころだ。

このブログのトップから3番目に置いてある「地震、事故があったらすぐ確認」の記事は、全国サムネイルの画像に直接リンクさせてもらっているものがあり、それが表示されなくなって気付いた。

全国サムネイルのような各地の線量率を一覧で示し、異常値の場所を容易に確認できるサイトは、原発などの管理者にとっては我慢ならないほどにうっとおしいらしい。

何年も前だが、全国サムネイルの観察結果を頻繁に掲載していた頃、工作員が擦り寄ってきたきたことがある。女性のハンドルネームを使った中年の男性と見られる者で、なんとも気持ちの良くないものだった。コメント送信元のIPアドレスは中国だった。そのような手の込んだことのできるのは、法人が組織的にやっているからだ。

今表示が消えている全国サムネイルは、管理人が一回変わっている。初代の管理人は個人で運営することに限界を感じ閉鎖を予告したら、現在の管理人が引き継いでくれたという経緯がある。

今回の表示停止がいかなる事情によるものかは分からない。

次のサイトもリアルタイムで各地の線量率を表示してくれている。規制委員会のサイトからのデータ取得を拒否されたのではないようだ。

全国の放射線量 エリア別統合グラフ 一覧
新・全国の放射能情報一覧

MPの表示が消える前例はある。東海第二原発がベントを繰り返していた時間帯の測定データを茨城県は消してしまった。

次の事故発生時に原子力規制委員会のMP網を参照できる保証などまったくない。

判断は、結局、自分の手元にある測定器の表示値だけによるしかないこととなる。

少ない情報でどう身を守るか、日ごろから線量率に注意しその読み方に慣れていなければ、これからの事故時放射能の防御はできない。

例えば冬の季節風が強いときに、九州で過酷事故が起きたら東京ではどうなるか、イメージトレーニングは出来ているだろうか。
posted by ZUKUNASHI at 14:15| Comment(0) | 福島原発事故
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