関東はこの冬 体調悪化者、死亡者増でひどいことになる: ずくなしの冷や水

2015年10月30日

関東はこの冬 体調悪化者、死亡者増でひどいことになる

2015年10月30日 2015/9人口動態 小選挙区別 千葉県と福島県が悪化を競うに書きましたが、2015/9分の人口動態の発表のない神奈川県、茨城県を除くと、関東の未公表は埼玉県だけとなりました。

千葉県北部の人口動態が一段と悪化で、その速度が速まっています。

最近6ヶ月と1年前の6ヶ月を比較した短期指数の出生数変化率、死亡数変化率の分布。死亡数変化率の大きい順に並べると、千葉県北西部・北部が上位を独占しています。この中で特に注目されるのは流山市です。同市は濃厚汚染地帯にありますが、つくばエクスプレス開通効果で人口流入が多く出生数の伸びが大きいために指数の悪化を免れてきました。しかし、死亡数の伸びは顕著で、人口流入が衰えれば一気に指標が悪化します。近接する守谷市がすでにその段階に入っています。

冒頭にリンクを張った記事で、ワーストスリーは町田市、市川市、いわき市です。これらは長期指数もよくないところに短期指数が大きく悪化して総合指数悪化上位に来ています。

出生数変化率では、青枠で囲ったところがよくありません。笛吹市、会津若松市、青梅市、いわき市、町田市。これらのうち、特に町田市については、人口流入もあるのになぜ出生数が減少しているのか、街が成熟して出産年齢を経過した世代の割合が増えていることだとは思いますが、そうでなければ死亡数上昇と並行して、あるいはそれに遅れて出生数減が来るというチェルノブイリの経験を最も早く再現する地域になるのかもしれません。

茨城県は、人口動態の発表を中止しましたので小選挙区別の指標は算出できませんが、先行発表分から見る限り2015/9分の実態は悪いです。


神奈川県は、横須賀市、厚木市ともに出生死亡比率前年同月比大幅悪化でした。鎌倉市は前年同月比では悪化していませんが死亡数は過年度を上回って推移しています。

鎌倉市 死亡数の推移


筆者の被曝による健康被害の状況判断は次のような時系列で情報を追って行っています。
@ 読者の中におられる観察眼のある人が異変に気付く。
A 数ヵ月後、ツイートなどにそのような異変を指摘する声が増える。
B 著名人の訃報には享年と死因が記されており、それから現状を確認する。
C 人口統計がA、Bの情報を追認し始める。

これまでは、命を落とすという究極の健康被害に至る例が、福島第一原発事故直後を除いては割合としては少なかったため、統計上は必ずしも明らかではありませんでした。

ですが、ここに来て、人口統計でも異変は明確になっています。死亡数の変化は季節性が強いのです。寒さが加わるとぐーんと亡くなる方が増えます。

最近の体調悪化の事例情報は、免疫低下の普遍化を示しています。この冬は間違いなく亡くなる方が急増します。筆者自身、自分の健康に不安を持つことが増えましたし、かかりつけ医の意図などから推測して身の回りにも深刻な事例が増えていると感じていますが、人口統計ははっきりとそれを証明するところとなりました。
posted by ZUKUNASHI at 11:35| Comment(4) | 福島原発事故
この記事へのコメント
健康を保つための引き出しは多い方が良いと思います。
私は発酵を健康維持に活用していますが、発酵だけに頼ってはおらず、
マクロビ的な食養理論、アロマやハーブ、場合によってはお灸なども活用しています。
睡眠で回復したい時にあえて飲む風邪薬は別として、薬は飲むなら漢方です。
近頃ネットの意見を拝見して感じるのは、特定の健康法を信奉するがあまり、その他の方法や異なる意見を重要視しない人が多いように感じられます。
食材もそうですが、これさえ摂取すれば健康になるというものはないと思うのです。
Posted by ゆめの at 2015年10月30日 12:58
長期にわたりブログでの奮闘、ただただ脱帽するばかりです。
先日私の勤める会社で人事発令が出ましたが、傷病により長期休暇に入る社員が
だんだん増えてきていることが気がかりです(しかも大半が東日本在住の社員)。
また先週、東京本社に駐在する幹部が急死しました。
私自身は部下になったことはありませんが、東京本社時代に同じフロアで
働いていて良く顔を合わせていただけに、顔なじみの人が亡くなったと聞くと
やはり複雑な気持ちになります。
Posted by ヒデキ at 2015年10月30日 14:23
同じ日本人に警戒してもらうべく、記録し書いてきましたが、所詮無力でした。仕方がありません。
今は気持ちを切り替えつつあるのです。
どうせまたどこかで原発事故が起きます。そのときの参考になればいいと考え始めています。
外国の人に訴えるには、やはりデータです。統計は、私がパソコンを操作できる限りは続けるつもりです。
海外の読者の中には、英語で書いてあったらよいのにと思ってくれる方もおられるようですが、やはり日本人向けの発信が基本です。
継続は何よりの力なのです。
若い方々には、吸収力のあるうちに、英語でもスペイン語でもロシア語でも何でもよいですが、外国語を読み、話せる力を養う努力をして欲しいと思っています。
Posted by ずくなし at 2015年10月30日 23:29
ツイッター情報で、裏を取っていません。
群馬の大きな病院は
そろって増床工事をしているそうです。

ここにも高崎、太田、前橋と上位にあるので、この先も要観察ですね。
Posted by hiyaase at 2015年10月31日 12:34
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